寄せの手筋

戦法や作戦は時代の推移とともに著しく進歩し、また淘汰されていく。しかし寄せの基本手筋は古びることがない。
実戦の終盤では、長手数の詰みを狙うのではなく、玉の包囲網をせばめて最後は簡単な詰みがどうやっても受からない
形に持っていくのが理想である。
無論、実戦では自玉との兼ね合いがある。詰ますべきは詰ますのは当然ではある。
私たちは意外に基本を忘れている。本の読みすぎのせいか、カッコいい手についつい手が伸びる。そして逆転負けする(笑)

<初手の解答を載せました。以降の読み筋を考えるだけでも勉強になりますよ>
 1番  2番
   
 答え:▲2三銀  答え:▲5三角成
3番 4番
   
 答え:▲5四桂  答え:▲4四桂
5番   6番
   
 答え:▲2一飛成  答え:▲8一角
7番  8番 
   
 答え:▲3三銀  答え:▲2三金
9番  10番 
   
  答え:▲3四金  答え:▲6四桂 
11番  12番 
   
 答え:▲2四桂  答え:▲5二角成
13番  14番 
   
 答え:▲7二金 答え:▲9二金 
15番  16番 
   
答え:▲6一龍 答え:▲8四桂 
17番  18番 
   
 答え:▲3二歩成 答え:▲3三桂 
19番  20番 
   
答え:▲6一角  答え:▲9三銀 
21番   22番
   
答え:▲6二金  答え:▲3二金 
23番  24番 
   
 答え:▲2二銀  答え:▲1三銀
 25番 26番 
   
 答え:▲2五桂  答え:▲2六金
27番   28番
   
 答え:▲7二金  答え:▲7一角
29番   30番
   
答え:▲9三金  答え:▲8四桂 
31番  32番 
   
 答え:▲7一角 答え:▲7四桂