大楽幼稚園 自己評価結果公表シート


作成:園長 佐藤教寛

1.本園の教育目標

 本園の教育を通して、小学校に上がる前の段階としての年相応の社会性を身につけさせる。
 また、友達と協力していろいろな事を成し遂げることにより協調性を育てる。
 本園の数多くの行事を通して、子供たちにいろいろな体験をさせ、こどもの感受性を大きく成長させる。
 本年の教職員は愛情を持って子供たちと接することにより、子供たちと信頼関係を築き、困難を成し遂げる気持ちを育てる。


2・本年度、重点的に取り組む目標・計画

 幼稚園教育要領が改定されたことを踏まえて、幼稚園の教育課程の内容を確認し、教職員の共通理解をはかり、教育の質を高めるとともに、保護者のニーズを確認することで本園の中・長期的なビジョンを明確化し、幼稚園が今後担う役割について見当する。


3.評価項目の達成及び取り組み状況

評 価 項 目
取 り 組 み 状 況
幼稚園の教育課程の編成・実施に関して、教職員間の共通理解をはかる。幼稚園教育要領の理解を全教職員で積極的に推進し、それを現実の保育に添わせるように、具体的な場面について話し合いを行っている。
幼稚園の状況をふまえて、中・長期的なビジョンと計画を策定する。幼稚園教育要領にも示されているように、幼稚園に求められる社会的ニーズも変化してきている。こうした背景を踏まえて、本園がこれから長期的にどのような社会ニーズにこたえる必要があるかを考え、具体的に行動を起こしている。
教育の質の向上のために、園内・園外研修を充実させる。本園教員の資質向上のため、川崎市幼稚園協会主催の年5回の研究会、宿泊研修、研修大会に参加し、また、智山保育連合会主催の研修にも毎年参加している。園内では、日々の子どもの姿について話し合う機会を毎日の職員会議でもつようにし、自由闊達に意見が開示できる環境を作っている。
保護者のニーズの把握につとめ、要望や苦情に適切な対応をはかる。本園父母の会との懇談を定期的に実施するとともに、行事等についてアンケートを実施。出された意見に対して必要なものについては園の考え方を示し、改善すべきものは改善するように取り組みつつある。


4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

取り組むべき課題について、全教職員が共通に理解し、それぞれ自己評価し、取り組み状況を話し合うことを通して、本年としての方針を明確にすることができ、それを実施する礎とすることができた。


5.今後取り組むべき課題

課   題
具体的な取り組み方法
安全管理不審者情報が市教育委員会や警察から随時提供されるようになってきたので、それに対して施設面での対応や教員の意識づけの向上をはかる。また本園の警備担当者と教職員との連携力を高め、危機に対し適切な対策をとれるようにする。
特別支援教育幼児に対応した個別の指導計画の作成を検討するとともに、医療・福祉の関係機関との連携をどのようにするかを検討したい。
園に対する保護者の満足度の把握建学の精神に則った、私学の独自性に充分配慮しつつ、子育て中の保護者が期待する幼稚園像を把握し、現代社会において求められる幼稚園の姿を確認することで、本園のビジョンを策定する基礎としたい。


6.学校関係者の評価

 特に指摘すべき項目はなく、妥当であると認められる。


7・財務状況

 公認会計士監査により、適正に運営されていると認められている。