貨幣損傷等取締法違反

2006年11月15日、フレンチ・ドロップの庄野氏はじめ4名が「貨幣損傷等取締法違反容疑」で逮捕されました。
年間3億の売上の内、半分以上がコインの売上って…
そりゃ、目もつけられるでしょう。

夜のニュースでは、女性アナウンサーが、
100円玉にタバコを貫通させてました。
そのほかいろいろ、偽造硬貨の写真がでてました。
あーーーーー、あんなのテレビでバラしちゃって…。
えーーーーーーー、これも!これも!…ネタバラしオンパレード!!!
もう、使えないよ〜。

それから、庄野氏がマジックバーで100円玉にタバコを貫通させているビデオも流してました。アングル的に隠し撮りっぽかったけど、なんで逮捕当日にあんな画像があるんだ?
誰かがテレビ局に持ち込んだのか? それとも警察が事前調査で隠し撮りしたのか?

事の発端が警視庁に届いた
「変造硬貨が売られている」という告発メールだったことから、遺恨関係が原因かも?

そうそう、
プロマジシャンはこれから大変だ!
マリック氏は テレビでよく演じてたから、かなりのイメージダウン!
「なーんだ、マリックのあのマジックは、あの変造コインを使ってたんだ〜」(半分くらい当たり!)
「あんなの超魔術でもなんでもないよ!」(その通り!超魔術じゃなくマジックです。)
「あのマジックはインチキだったんだ!」(マジックにタネは付ものだから当たり前と言えば当たり前…)

今後は、スライハンド(タネのあるものを使わずにテクニックだけで演じること)で演じたコインマッジックでも、
「それ、変造コイン使ってんでしょ?」とか突っ込まれそう。
テクニックのある人は、これを逆手にとって、
「このマジック、変造コインだと簡単ですが、これを普通のコインで演じます〜」
なんて。


ネットのニュース記事より抜粋

大ベテランナポレオンズもあきれた
この日午前のテレビ番組で事件を知ったという小石さん。「まだこんなこと、やっているのか」と、あきれたという。コインに穴を開け、たばこを通すマジックは「もともとは米国でよくありました。日本に入ってきた当初も、クオーター(25セント硬貨)が使われていたものです」と振り返った。

その後、より、リアリティーを持たせるため、国内で100円玉を使う人たちが出てきたのだという。「15年くらい前でしょうか、同じようなこと(硬貨への穴開け)で逮捕者が出る事件があったんです。マジシャンの間では話題になったんですよ」当時の記憶や、自覚さえ持ってマジックに取り組んでいれば、硬貨に穴を開けることが違法と言うのは、自然に身に付く知識という。

これから忘年会シーズン。マジックの体得を考える人も増えそうだが、「不思議、面白そうと、(変造硬貨に)飛びついて買ってしまう人もいるのかも」と警鐘を鳴らす小石さん。「僕の周りには、法律違反するマジシャンはいないと信じています」キッパリと続けた。
(スポーツ報知) - 11月16日10時5分


日本の変造硬貨や紙幣を使ってテレビで演じているプロマジシャンを何人も見かけます。
マジック界として、プロマジシャンに向け、日本円の変造コインや変造紙幣の使用を使わないように警告してはどうでしょうか。
使う人がいるから、作る人が出てくるんです。