和田紀彦
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2012. 1.11.17:19
母肺炎にて死去85歳
 
親鸞 いまを生きる
姜 尚中 田口ランディ 本多弘之
 
「親鸞は13世紀のドストエフスキーである。この対話の意義は大きい。」 五木寛之
 
考えるということがなかなか困難な事柄なのではなかろうか最終章 3・11
<東日本大震災を乗り越えて>より
悩み続ける人たちに    本多弘之
 
 人間の問題を考えるとき、私たちは自分自身を含めて、現在自分たちが生きている状況を取り上げて考えようとする。その問題がその時代や社会で、大勢の人たちが共通に感じている事柄であれば、当然、多くの方々にとって聞き入れやすいことになるであろう。しかし、今回のフォーラムで取り上げられたような精神的な問題は、ある意味で゛個人の内面にかかわる問題であるから、大勢の人たちの前で問題を提起し、一緒に。
 
 同じ考えを一緒に聞きなじんでいる人たち(たとえば同じ宗教教団の内部の会合)であれば、その教えの問題提起の仕方や、その教えの語りかける言葉などに、共通了解の領域があるわけだから、比較的問題を考察しやすいと思われる。
同じような考え方をする人たちと、そこで語られることば間共通了解があって、問題が論じられるなら、たといテーマとして時代状況や社会的な課題が取り上げられるにしても、お互いに論点がかみ合うことが容易であろう。
 
 しかし、今回は、シンポジウムの発題をするについて、姜尚中さんの『悩む力』の大切さを考え直してみようということであった。こういう問題設定は、かなり特殊な関心を呼びかけることになるのではないか、とも案じられたが、現代日本の行き詰った精神状況をも反映してか、幸いにも多くの方々の興味を引いたようである。
 
 親鸞という人は、鎌倉時代の初めの混乱期に、九十歳という長寿で生き抜かれた。そして日本の仏教の考え方に革命的ともいえる方向を向いた。彼の残した言葉と足跡は、八百年の時代を超えて現代文明のだだ中を生きる私たちにも、大きな開放感を与える力を持っている。
その原点は、どこまでも忠実に自分自身の「こころ」を見つめ続ける態度にあるのだと思う。
 
 どれだけ文明が発達しようと、いかに社会的に事態が変化しようと、人間といういのちのかたちを与えられてこの地球上に生きる私たちは、自己存在の意味や自己に起こる不条理の課題を、悩み続けるのではないであろうか。確かに、苦悩の形や内容は、時代や社会とともに変化するであろう。特に現代の高度資本主義といわれる文明社会の生活は、生きることの意味を剥奪し、人としての尊厳性を見出すことが困難な事態を引き起こしている。しかし、個人が自己の<いのち>について「悩み苦しむ」という精神的構造を持つ存在であるということは、時代をこえたところがあるに相違ない。さらには、こういう物質的に満ち足りるような社会の裏面で、かえって深い精神的空白が人々の心の底に沈んでいるのではないかと感じられる。自己を取り巻く事物への欲望が満たされることで、かえって自己自身の内面への実存的空虚が露呈しているともいえるのかもしれない。
 
 ただ、その心の空白感に訴えるための、共通の問題意識を表現する言葉が見出しにくいのではないか。言葉や情報がが満ちあふれて、かえって一語一語の重みは見えにくくなっているからである。こういう事態に困惑する方々に、少しなりとも人生のことを考えるヒントになることを念じて、この書を捧げたいと思うのである。
 
 
 
公演予定
 
 
 
 
2012年2月17日明和小(安城)3月1日暁小(四日市)4月24日上条小(春日井)5月1日三重西小 2日大山田南小(桑名)7日竹原小(下呂) 15日16日福井文化センター 21日草平小(愛西) 22日平成小(刈谷) 23日泉西小(土岐) 25日八郷小(四日市) 
6月5日中部西小(四日市) 9日荻原小(幡豆郡) 13日矢田小(東区) 15日春岡小(千種区) 17日伊曽島小(桑名郡) 27日明徳小(港区) 7月7日あきる野市(東京) 14日横浜こどものひろば(青少年センター)
 
 
2011.2.14
松原英治・若尾正也
記念演劇賞受賞
『歌わせたい男たち』
原田邦英(校長役)
 
 
「ぼくってヒーロー?」初演
東文化小劇場舞台写真
 
『ら抜きの殺意』舞台写真
 
『歌わせたい男たち』
2012年
3月21日(水)22日(木)
19:00
うりんこ劇場
 
24日(土)18:30
アイプラザ半田
 
25日(日)18:30
田原市民会館
 
29日(木)18:30
幸田町民会館つばきホール
 
30日(金)18:30
多治見市文化会館小ホール
 
 
 
 
30期生卒業公演
「イーハトーボの劇列車」
 
29期卒公『セチュアンの善人』
 
28期卒業公演「見よ、飛行機の高く飛べるを」
 
小田健也氏学習会
 
井上ひさしの言葉を継ぐために
(岩波ブックレットNo.798)より
 
不破哲三著
『マルクスとともに現代を考える』より
 
「歴史教科書と日本の戦争」
《巻頭特別寄稿》愛国者と売国奴
井上ひさし
 
フォトギャラリー 
 
研究所のチラシ
 
名優たちの演技論
 
憲法九条(岩波ブックレット)より
舞台・映画のなつかしのパンフレット
・LPレコード集
 
お気に入りの書
 
手塚治虫大全集
 
 
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