基地監視手帳
基地監視日記
日々携帯していた基地監視手帳 と
<航空機の動きは緑・日記の赤線は赤で表しています>
<最初のページ>
1991年12月16日 72年よりはじめた基地監視ノートをまとめることにする。
なにしろ20年前の殴り書きをまとめるわけだが、私のものであっても判読し難いものである。
その当時の記憶を蘇らせながら符号を文章化した。
例えば、手帳の原文は
(左図)となっている。これは、F4ファントムが北に向かって発進し、海上に出て南の方向へということで、次はA4が13:30に南より帰って来て旋回し着陸したことになる。
左図を見ていただきたい。この日記を書きはじめて当初はいろいろと考え工夫した。1ヶ月、半年、1年と経つうちに今では私の人生の一部となって来ている。
第一は何時も手帳を離さない、例えば食事の時は手帳、時計、ペンをそばに置く。若し、発進があれば爆音で識別(慣れて来れば可能になる)して、F4ファントムが北に向かって発進したら、まず時計を見て記入する。
これは会議のときでも同じである。自転車や歩いている時は、時間と航空機の機種と方向を記憶しておき、後で記入するようにしている。最近は新聞やTVの関係ある事項も記入しはじめている。
記録をまとめているうちに気づいたことだが、航空機のENGINE TESTはE.G.T。プロペラ機はP機と簡素化する。タッチ・アンド・ゴーはT.Gとすることにした。また、ゼット機はZ機とする。(91.6.12より)
*日記を兼ねているので、個人名が出てまいります。不都合がありましたらご連絡ください、善処いたします。*