寝る子は育つ!

子どもの睡眠パターン
睡眠は浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠の2つからなっています。
生まれたばかりの乳児や幼児は、脳が未完成なので睡眠も完成していません。
大人のようなレム睡眠・ノンレム睡眠が現れ始めるのは2歳を過ぎてからで、睡眠単位
(ノンレム睡眠〜レム睡眠)は40〜60分から始まります。そして、年齢とともにしだいに
長くなっていき、2歳から5歳にかけて60〜80分、5歳から10歳にかけて約90分という
パターンが出来上がってきます。
幼児期に入ってノンレム睡眠が現れた後にレム睡眠が続くという睡眠単位が出来上がると
レム睡眠の割合が減り、熟睡するようになります。

睡眠と成長
深いノンレム睡眠中には、脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌されます。
成長ホルモンは代謝を促して身体の組織で傷んでいるところを直す作用がありますが
子どもの場合は骨を伸ばし、筋肉を増やす作用もあります。
また、睡眠は脳の成長にも作用しています。子どもの睡眠を犠牲にすることは、子どもの
体や脳の発達を犠牲にすることと同じなのです。
睡眠中に成長ホルモンの分泌が起こるという現象は、生後3ヶ月の頃にすでに認めら
れています。
成長ホルモンの分泌は、睡眠に入ってから1時間後くらいが最も多く、終身時間が遅く
なるほど分泌量が少なくなるといわれています。

子どもによい睡眠とは
●8時〜9時に布団へ
●いつも同じ時間に
●10時間を目安に十分に寝かせる

睡眠が不足すると
▲ホルモン分泌や自律神経の働きが乱れ、心と体のバランスが崩れる
▲平熱の異常(低体温や高体温)。疲れやすくストレスがたまる
▲注意欠陥多動障害(ADHD)を起こす可能性も
*ADHDとは、落ち着きがない・気が散りやすい・おしゃべりが多い・質問に出し抜けに答える・カッとなりやすい
といった学習障害を引き起こすもので、現代の学級崩壊を引き起こす大きな原因になっているといわれています。


早く寝て欲しい!そんなときに限って子どもはなかなか寝てくれない…
ついイライラして、寝なさーいなんて怒ってしまうことも多々あります。
でもそれは逆効果らしい(´ω`。)グスン。
そこで私は、ホットミルクを登場させます!ぬるめのホットミルクをかき混ぜながら
眠くなる魔法をかけたよ〜と子どもに飲ませるんです。眠る前はなるべく怒らず
今日も楽しかった!って寝かせてあげられたらいいですね☆☆☆

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