乳がん家族のみなさんへ


家族、パートナー、そして友達。もしもあなたの大切な人が乳がんだと診断されたら、どうか彼女のサポートをしてあげてください。がん告知は、本人はもちろん家族や周りの人にとってもとてもショックな出来事だと思います。でも、患者はあなたの力を必要としています。これから待ち受ける手術や治療を決断する時、悩んだ時、心細くなった時、あなたが側にいてくれること、小さなアドバイスをくれることで安心し、病気に立ち向かっていけると思うのです。そのために、乳がんという病気を正しく理解してほしいと願っています。

家族のサポート

検査の結果が出る時
できれば一緒に病院へ行ってあげてください。癌という結果の場合、本人一人ではとても心細くショックも大きいはずです。本人の代わりに疑問点や今後の治療等、気になるところを聞いてあげてもよいと思います。
また、どんな手術法を選択するか、セカンドオピニオンをとるかなど、側にいるあなたが一緒に考え冷静なアドバイスをしてあげて欲しいと思います。

手術前・手術後

術前術後の精神面での落ち込みは無理もなく、うつ状態になるのは仕方がないことだと思います。家事がおろそかになっても、ぜひ理解して手助けをしてあげてください。入院準備もなかなか手につかないこともありますので、フォローをお願いします。

術後の治療
抗癌剤・ホルモン剤・放射線治療には強い副作用があり、体調や気分の変動を伴います。精神的にも負担が大きくなりますので、日常生活での理解とサポートをお願いします。

再発に対して
病院の定期健診や自己検診を怠っていないか?時には声をかけてあげましょう。乳がんは生活習慣病ではないので、バランスのよい食事や運動で再発が減るということはいえませんが、規則正しい生活のほうが体にはいいことです。無理をしているように感じたら、声をかけてあげてください。


私が嬉しかったサポート

不安や迷いを聞いてくれる。
聞いてもらうだけで気分が落ち着き、自分の中で気持ちが整理されます。
プラスのアドバイスをしてくれる。
こんなに頑張ったんだから大丈夫!といわれると嬉しい。マイナスの話題(誰々が乳がんで死んだね、こんな原因で乳がんになるんだってね等)はこたえます…
心配を押し付けない
こんなに心配しているのよ!と言われても、病気のことで精一杯で受け止められないかもしれません。ごめんなさい。
いつも通りが一番
これが一番ありがたいです。つらくなったら大騒ぎするから、甘えるから。そのときは、どうぞよろしくお願いします。
ペ・ヨンジュン2 [06/7月まで]



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