☆ 色の配色 Ⅰ☆



「配色類型のカラー事例」

★トーンオントーン配色

同じ色相でトーン(色調)を変化させた配色を、トーンオントーン配色といいます。
色相が似ているので、穏やかで落ち着いた配色になりますが、
平凡になりやすいという欠点もあります。
  

★トーンイントーン配色
色相は変えても、同じトーンでまとめた配色を、トーンイントーン配色といいます。
明暗が同じなので、違う色相を使っても違和感がありません

  

★カマイユ配色
色相 ・トーン共に近い色を組み合わせた配色を、カマイユ配色といいます。
適度な対比なので、統一感と変化の両方が得られます。

  


★フォカマイユ配色

カマイユ配色よりやや色相差がある配色を、フォカマイユ配色といいます。
色相差ははっきりしていても、統一感があるので違和感はありません


★コントラスト配色
色相・明度・彩度いずれも反対色で配色することをコントラスト配色といいます。
はっきりとして、メリハリがあり力強い印象になります。

    
 
    色相の対比           明度の対比          彩度の対比

★セパレーション配色

似ている色同士ですっきりしないときや、反対色同士で激しすぎるときに、その色の
間にどちらにも影響しない色を入れて、まとめます。

このことをセパレーション配色といいます。


★グラデーション配色
色相 ・明度 ・彩度を段階ごとに変化させることを、グラデーションといいます。
これを用いた配色は、隣り合った色同士が似ているので、調和しやすくなっています

    
   
色相のグラデーション     明度のグラデーション    彩度のグラデーション