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旅遊記

diary


[旅遊記その20 加拿大 2009.5.15-2009.5.19]

念願のカナダ!!!クリスと会うのも2年半ぶり。

<出発まで>
去年12月に香港でクリスファンに会った時に今度カナダでクリスがショーをやるという話を聞いた。この時にはまだ半年近くも先なので、行きたいけど本当に行かれるのかどうかわからなかった。でもこんな機会はなかなかないし、香港のファンからはこれが最後のショーになるかもしれないと言われ、早めに休暇申請をしておいたけど、何となく準備はのろのろとやっていた。4月になり燃油サーチャージが値下がりしてから航空券の予約とホテルの予約。友人も誘ってみたけど、どうやら家庭の事情で行かれないよう。4月下旬になり、そろそろ家にも言っておこうと思った矢先、新型インフルエンザの発生。カナダでも感染者が出ていて、世界で3番目の感染国となっていた。日に日に感染者数が増えていたけど、自分が出発するまでには落ち着くだろうと思っていた。それに私には自分はインフルエンザにはかからないという妙な自信があった。今まで予防注射も打たないで、インフルエンザにかかったことがなかったから。家族もインフルエンザにはかかったことがないので、そういう体質なんだと信じていた。
流行の方はなかなか落ち着く気配はなかったけど、香港や海外からわざわざ見にきてくれるファンのために特別に会う機会をクリスが作ってくれるという連絡が入り、この時に「絶対に行く!」と決意。最終的に家族から反対もされなかったし、会社でも渡航禁止などもなかったので、予定通り出発。


<5月15日(金)日本→加拿大>
エアカナダのトロント直行便は春から秋までの間しかないらしく、私は運良く利用することができた。午後便なのでのんびり支度して空港へ。一緒に行こうと誘ったけど、行かれなかった友人から「クリスによろしく〜」とメールが入る。私も一人ではなく誰かと一緒に行きたかったわ。
空港では出発ロビーのせいか、マスクをしてる人も少なく、空港の職員すらマスクをしていない。搭乗開始時刻は少し遅れたけど、飛行機は予定通り出発し、アナウンスによれば予定より少し早く到着するらしい。
webで予約していた席に着くと、隣の母娘があからさまに怪訝な顔をし、「なんで隣に人がいるわけ?」って表情が見て取れた。居心地悪い気分でいると案の定、隣の親子が乗務員に何やら言いに行った。すると日本人乗務員が来て、席を移動して欲しいとお願いしてきた。なんで私が移動しなくちゃいけないの?とムッとしたけど、移動する席では隣が空いていたので、私としてはそっちの方がいいので、即OK。隣のうるさい親子と離れられて心穏やかになれたわ。
カナダの機内上映はスクリーンがタッチパネル式で、やまほど映画があるので、それを十分に楽しんでました。食事は"オリエンタルミール"という特別食をリクエストしておいたおかげで、他の人よりも先に持ってきてもらえて便利だった。1時間か2時間おきに寝たり起きたりを繰り返し、なんとか12時間を過ごした。予定より15分ぐらい早くトロントに到着。時間のない私には少しでも早く到着してくれてありがたかった。ところが税関でなぜかすんなり入国許可をしてくれず、別の部屋に行かされ、同じような質問を繰り返しされただけ。なんとか入国許可をもらい、荷物のテーブルに行くと、居残りさせられている乗客の荷物だけがむなしくぐるぐる回ってました。

時間がなかったので、バスなどを調べている暇はなく、高いのはわかっていたけど、タクシーでホテルへ。たった20分しか乗らないのにCA$37もした。本当に高かった!チェックインの後すぐに出かけたけど、近くのバス停もわからなかったので一番近い地下鉄駅までやはりまたタクシーに乗ってしまった。今度は25分ぐらいかかって、25ドルでした。Kipling駅から地下鉄に飛び乗り終点のKennedy駅まで約45分ぐらいかかったかな。本当はホテル近くのバスターミナルからUnion駅までバスに乗り、そこから鉄道でMilliken駅まで行くつもりだった。この駅が記者会見が行われるMarket Villageの最寄り駅だったから。でも空港で予定より時間が取られてしまったため、時間が合わず計画していた路線で行かれなかった。Kennedy駅から約30分バスに揺られ、Market Villageの目の前の通りまで行き、すぐに会場に向かった。その時すでに7時半。6時からの記者会見はとっくに終わっていて、誰もいなかった。ここは中華系のショッピングセンターなので、店は全部漢字で、店員もお客さんも中国系ばかり。まるで香港にいるような気分でした。

気を取り直して待ち合わせのレストランへ。待ち合わせは8時だったので、私はぴったりぐらいに到着。でも記者会見が終わり次第、みんなは来たらしく、すでに食事をしていた。みんなに暖かく迎え入れられました。お願いしていたチケットを受け取ると私の分のポスターをキープしてくれたらしく、それももらった。しかもサイン入り!そしてまずは食事。カナダで最初の食事が中華だなんて、私は一体どこに来たのかしらって気分。しかも会話は広東語。ここは香港か?
食事をしてしばらく経った頃、クリスのアシスタントが私のすぐ横に立っていることに気付き、挨拶をすると「あら、あなたが来ることは知っていたわよ。クリスにも聞かれていたしね」と言われた。ちゃんと事前に認識してもらえて嬉しかったわ。アシスタントの姿を見て、初めて自分たちのテーブルのすぐ横に個室があることに気が付いた。今までほとんど人の出入りがなかったのに、今になって人の出入りがして、ドアが開くと中が見えたのでちらっと見ると、あら、クリスがいるじゃん!それを知った途端、緊張のあまり、食事がのどを通らなくなってしまった。それからしばらくすると個室から数人出てきて、よく見ると共演者たちでした。他のファンたちもそわそわし始め、化粧直しも始めた(笑)ついに個室に入っていくと、2つテーブルがあり、片方のテーブルにはもう誰もいなくて、もう一方のテーブルにクリスなどが座っていた。

私たちファンが用意したケーキを渡し、それをクリスが手に持った状態で、全員とそれぞれツーショット。クリスはずっとケーキを持たされたまま(笑)私は久しぶりの再会に緊張して言葉が出ず、クリスも「Thank you」と一言小さい声で言うだけ。最後に全員との集合写真を撮影。ほとんどのファンはすでにバンクーバーでも会ってるので、サインをお願いする人もなく、クリスは「じゃあ!」って感じでそそくさと帰ろうとしていた。ファンの一人がプレゼントを渡してる間に私も準備をして横で待っていると、クリスは「サイン?早く!早く!」と急かせてきた。友人の分のサインをもらう時に、事前に私に送ってきた「クリスによろしく!」と広東語で書いたメールをそのままクリスに見せました。ちょっと驚いた感じだったけど、「うん」と頷き、友人の思いは伝わった模様。メールに表示された友人の名前をそのまま漢字でサインしてもらいました。するとクリスは「君の名前は?」と聞いてきた。久しぶりだったので、すっかり私の名前を忘れてしまったのかと思い、唖然として黙っていたら、私の気持ちを察したらしく、「Michiyoって漢字でどう書くの?」と聞き直してきた。名前を忘れたわけではなく、私の名前も漢字で書いてあげようと思ってくれたのね。でも私の名前はひらがななので英語でサインしてもらいました。

いよいよクリスが帰るのにちょうど目の前を通ろうとした時に、あ、そうだ!と思い出し、握手してもらいました。写真の時はクリスはケーキを持たされていたから握手できなかったのよね。その時に「じゃあ、明日の夜ね!」と言ってくれました。クリスが帰った後はクリスが持ち帰ったケーキの残りをみんなで分けて食べて、解散。写真を見るとクリスがケーキを切り分けてくれたかと勘違いしそうですが、これは自分の分を切ってるだけ(笑)私たちは自分たちのテーブルに戻って、自分たちで切り分けました。
一人で帰ろうとバス停でバスを待っていたら、もう一人のファンもやってきて、よく話を聞いてみると彼女とホテルが同じだった。それで一緒に帰ることにしたのはいいんだけど、ホテルまで遠かったわ。2時間以上かかってしまいました。ホテルに戻ったのは12時。それからお風呂に入って寝たので、私は今日日本を出発する時から丸1日半起きたままだったってことよね。今のところ時差ぼけもないようで助かります。
あ〜長い1日だった。


<5月16日(土)>
今朝は9時には起きて、9時半頃ホテルを出るつもりだったけど、あまりに疲れていてとても起きることができなかった。今日1泊だけする友人が朝来ることになっていて、9時すぎに彼女が部屋にやってきた。私は日本でシングルベッドルームを予約していて、いっさい変更ができなかった。ところがチェックインの時に友人も泊まる話をしたところ、ツインベッドの部屋に追加料金なしで変更してくれた。ホテルはガラガラみたいだったので問題なかったのでしょう。しばし二人でまったりと過ごした後、いよいよ町へ繰り出した

今回私が泊まったのは空港近くのMissisaugaという町で、ミュージカルの会場へは徒歩圏内。でも中心地であるトロントのダウンタウンに出るにはバスと地下鉄を乗り継いで1時間かかるので大変。地下鉄でOne Day Passを買おうかどうしようかしばらく悩んでいたけど、窓口で買って中に入ると、後から入ってきた友人が「私も一緒でOKなんだって!」と彼女はそのまま入ってきた。One Day Passの裏の説明書きを見てみると、土日祝日は大人2人もしくは大人2人と子供が一緒に使用できるというのだ。ラッキーでした。そのパスを使ってまずはDundas駅へ。

Dundas駅では翌日行こうと思っているナイアガラ行きのバスのスケジュールとバスターミナルの場所を確認したかったのだ。バスターミナルへ行く途中にオンタリオ観光協会があったので、そこでバスのスケジュール表をゲット。ターミナルの窓口で事前に切符を買おうと思ったけど、日帰りの場合はその当日しか切符を買えないということだった。もう午後になりだいぶお腹も空いてきたので、お昼。その頃小雨が降ってきていて、食事をしてる間に嵐のような天気になってしまった。だいぶ雨が収まったあとは、チャイナタウンまで歩いて行った。チャイナタウンに近付くと、道路の表示も英語と漢字の併記になっていたり、警察署も"警察局"と漢字で書かれていた。チャイナタウンではまるで香港にいる気分。一緒にいた友人が香港人ということもあるんでしょうけど。ショッピングセンターでは思わず維他[女乃]を買って飲んでしまいました。

チャイナタウンからはストリートカー(路面電車)を乗り継いで、地下鉄駅に戻り、地下鉄でUnion駅へ。鉄道駅のUnion駅に移動し、友人がモントリオール行きの列車のチェック。事前に切符を買うと割引になるとわかり、早速購入してました。そこから徒歩でオンタリオ湖畔まで行き、気持ちの良い風に当たって湖見学。まだお土産を何も買っていない私は近くのショッピングセンターで土産物屋に行ったんだけど、やけに高い。スーパーを見つけて中に入ってみるとメープルシロップなどが安く(というかこれが適正価格?)売っていたので、メープルバターやメープルシュガーなど一気に購入。

荷物も増えたので、一旦ホテルへ。ホテルに戻った時はすでに7時だった。ミュージカルは8時開演なので、食事をしてるヒマがない!!会場に向かっていると思ったよりもショッピングセンターのSquare Oneは近かったので、とにかく何でもいいからささっと食べようと入ってみた。ところがほとんどの店がすでに閉まっていた。ファーストフードやカフェまでも閉まっていてビックリ。バーガーキングも閉店準備をしていたけど、まだ完全に閉まってなかったので、なんとかお願いして入れてもらった。とりあえずハンバーガーを買い、廊下のベンチで大急ぎで食事。そこから会場へは徒歩10分ぐらいだったかな。想像よりも近くてホッとした。

会場に入ると、開演間近だったせいもあり、ロビーにはたくさんの人。客席内に入り無料配付のプログラムをゲットし、着席。ざっと会場内を見渡してみると、かなりお客さんが入ってました。観客の99%以上は中国人。華僑や移民の人たちなんでしょうね。外国人は私と数人の西洋人だけかも?会場内の表示もアナウンスも全て中国語(広東語)。ということはここにいる人たちはみな広東系の人ってこと?上演前に主催者らしき女性の挨拶もあったけど、もちろんこれも広東語。ステージは広東語の台詞が全部聞き取れたわけではないけど、十分に楽しみました。
ロビーではCDの他にチャリティ用のラッコ(?)のぬいぐるみが売られていた。それを買えば多少の寄付になるということで、記念に1つ買いました。

終演後、出待ちをしようということになったけど、私はあまりの寒さに10分で挫折。だって気温はたったの6度。こんなところで無理して風邪なんてひいたら、成田空港で大変なことになってしまう。それに翌日にはナイアガラに行くので、朝早く起きないといけない。ミュージカルが終わったのが11時半ぐらいだったので、いざ出待ちをしようと思った時はもう12時近かったのだ。後ろ髪引かれる思いをしながら会場を後にした。ホテルに戻るとさっさとお風呂に入り、すぐに寝ました。おやすみなさ〜い!


<5月17日(日)>
今朝7時起きて、7時半にホテルを出て、8時頃のバスに乗ろうと思っていた。ところがバスターミナルに行ってみると、日曜ということで本数が極端に少ない!一番早いバスが来るのは8時39分!9時半のNiagara Falls行きのバスに乗ろう思っていたけど、ダウンタウンに出るまで1時間かかるので絶対に間に合わない。次に10時15分のバスがあるので、それに乗ることにして、のんびりとバスを待っていた。なんとか10時少し前にダウンタウンのバスターミナルに着き、「10時15分のバス」と言ったところ、「それはナイアガラのカジノ行き。君はカジノをやりたいの?滝を見に行くの?」と言われて、「カジノには行かない」というと10時のバスがあるから、それに乗るように言われた。バス停にはすでに列ができていて、本当に乗り切れるのかな?と不安になった。このバスはナイアガラ経由NY行きのバスで、NYに行く人は予約が必要で、優先的に乗せられていた。私の順番まであと5人になったところで、「ちょっと待て」と言われてなかなか乗せてもらえなかった。私の前にいたドイツ人っぽい女性と「私たちはこのバスには乗れないかも?満員みたいよ」と話していたら、「あと8人」と言われ、何とか乗ることができた!

12時頃にNiagara Fallsのバスターミナルに到着。実は私は滝見物が目的ではなかった。ナイアガラから車で30分のところにあるNiagara-on-the-Lake(NOTL)というかわいらしい町に行きたかった。ここは18世紀の英国の雰囲気が残る町で、かつてはアッパーオンタリオ地区の首都だった町。NOTLに行くシャトルバスの出発までにはまだ1時間ちょっとある。その時間を利用して、ナイアガラ川の川沿いを散歩。気温は低めだったけど、天気のいい日でとても気持ち良かった。ナイアガラの滝までは徒歩で40〜50分。30分行けるところまで歩いてみると、遠くに滝の水煙が見えてきた。取り急ぎ写真だけ撮って引き返した。当初予定していたバスに乗れたら、滝を見る時間もあったんだけど、遠くから眺めるだけで終わってしまいました。

NOTL行きのシャトルバスに乗ると、乗客は私とアジア系(中国系か韓国系?)の男性だけだった。30分ほどバスに揺られていよいよNOTLに到着。イギリスのコッツウォルズの町みたいだった。ここで有名なジャム屋さん(1927年創業)とファッジ屋さん(1960年代創業)に行くのを楽しみにしてました。お店はどれも可愛かったです。ジャムやファッジ、お茶、それに自分のお土産にTシャツなどを買い込み、両手いっぱいに荷物。バスの出発は5時なのに、なぜか私は4時と勘違いしてしまい、3時半になったので、バス乗り場に向かった。もうすぐ乗り場というところになって、はたと間違いに気付き、あと1時間もあるならと、ホテルでアフタヌーンティすることにした。CA$32と書いてあったけど、税込みでCA$36ぐらいになり、チップを入れて結局CA$38になったので、旅行中一番高価な食事となってしまいました。でもこのアフタヌーンティは量は多いし、スコーンは巨大だったので、食べきれないほどだった。とってもおいしかったです。キュウリのサンドイッチにスモークサーモンが入っていたのはとてもカナダっぽいなあって思いました。
お腹もかなりいっぱいになったところで、バス乗り場に行くとすでにドライバーももう一人の乗客も来ていて、予定より5分ほど早く出発。帰りは5時45分のバスでトロントへ。到着したのは8時近かった。まだあまりお腹も空いてなかったし、ホテルの近くでは店も開いてないと思ったので、バスターミナルの近くのサブウェイでサンドイッチをテイクアウトすることにした。そこから地下鉄とバスを乗り継いでホテルに戻ったけど、滞在中に学習して、バスでSquare Oneまで戻らなくても、ホテル近くを通るバスがあったので、それに乗り、ホテル近くで下車。Square Oneというショッピングセンターはホテル紹介文にある通り「ホテルの目の前」なんだけど、あまりにも敷地が広く、ショッピングセンター内にあるバスターミナルは徒歩で30分近くかかるのだ。もしくはSquare Oneで別のバスに乗り換えてホテル近くまで来ることもできるけど、1本のバスでホテルまで行くのが一番早い。やっとそんなバスがあると覚えたのに翌日帰国なんて....。今ならMissisauga地区のバスもダウンタウン地区のバスや路面電車などもちゃんと乗りこなせるわよ!

ホテルに戻ってお風呂に入り、そして荷造り。シロップやジャムなどの瓶入りのものは、日本から持ってきたプチプチにくるみました。面倒な作業ではあったけど、絶対に瓶が割れたらイヤだと思っていたので、テレビを見ながらやりました。テレビで映画を放映してたんだけど、ヘンなところでCMが入っちゃうのよね。日本なら絶対にキリのいいところでCMに入るはずなんだけど。でも映画はとても良かったです。

荷造りのあと、やっと少しお腹が空いてきたので、とっても遅い夕食を食べながら、友人にメールで旅の報告。もう明日帰るんだということで、寂しいようなどこかホッとしたような感じ。早起きする必要もないので、リラックスした気持ちで就寝。今日はよく眠れそう。


<5月18日(月)〜19日(火)加拿大→日本>
今日はカナダではビクトリア・デーという祝日。私は金曜の夕方に到着して、土日を過ごし、祝日に帰るということで、滞在中にビジネスマンやOLみたいな人を見かけることはなかった。カナダは移民の国なので、本当にいろんな人がいて、生粋のカナダ人は一体どこにいるんだろう?って感じ。タクシーの運転手はインド人だし、バスや地下鉄でも見かけるのは中国人(アジア系)や黒人、インド人などが多かった。

チェックアウトをして徒歩20分以上かかるバスターミナルまでスーツケースを転がしながらてくてく歩いて行った。バスターミナルへは多少近い道がわかったし、会場になったホールにも近いので、歩きなれました。祝日のせいでバスの時間表が多少違っていてちょっと焦ったけど、無事に空港行きのバスに乗れました。これでカナダにさよならするのかと思うとちょっと寂しかった。

空港では時間があったので、最後の買い物。カナダって本当にメイプルとサーモンしかないのか?空港の土産物はメイプルものとサーモンものばかり。自宅にサーモン、会社のお土産にメイプル入りのヌガーを買って帰りました。トロントの空港は改装したばかりなのか、広々としてとてもきれいだった。出発までにもう少し時間があったし、ちょっとお腹も空いたので、ハンバーガーを食べました。帰りの機内食もオリエンタルミールにしたけど、行きと同じようなメニューだったし、いまいちおいしくなったので、やはり普通のにすれば良かったかなあ(笑)

帰りも映画を存分に楽しみ、無事に成田に到着。今回の旅で一番緊張した瞬間。自分がインフルエンザにかかっていない自信はあったけど、機内の誰かが罹患していたらどうしよう?それが席の近い人だったらどうしよう?と不安だった。検査のために保健所の職員が防護服を着て乗り込んできて、すごく物々しかった。乗客全員の検査が終わるまで、誰一人として降りてはいけないとアナウンスがあった。とにかく全員緊張して大人しく従っていた。健康申請書みたいなものを書かされ、回収の時に一人一人質問もされた。私は1週間前(すなわち出発前日)に予防のために風邪薬を飲んだことを正直に申告したら、ひっかかりそうになって焦った。熱もないし咳もしてないので、大丈夫だったけどね。全員にマスクも配られ、それをするように言われた。私は自分が持参したマスクをしていたので、その時のマスクは"記念"にとってある(笑)後日、管轄の保健所から電話があり、毎日体温の報告をさせられた。私が帰国した数日後には機内検査は中止され、保健所からの電話も途中で打ち切られました。帰国後は毎日マスク着用で出勤。1週間は緊張した日々でした。
初めての訪問だったし、いろんな意味でも緊張した旅になりましたが、念願のカナダに行かれて、クリスのミュージカルも堪能して満足。次は香港かな?