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旅遊記

diary


[旅遊記その15 香港 2007.1.1-2007.1.4]

今回は単に冬休みを利用して香港に行ってきました〜

<出発まで>
今回の冬休みは長く、新年明け出発にすれば少しは安くなるので絶対に香港に行こうと思っていた。当初2日出発にしようとしていたけど、満席でキャンセル待ちしても取れそうにないと旅行会社に言われてしまったので、少し高くなるけど元旦出発にした。予約する前に確認すれば良かったんだけど、まさかクリスが年末にイベントをするなんて思ってもみなかった。予約して支払いを済ませた後、香港の友人に何気なく、「お正月に香港に行くよ。ところでクリスって最近はどうしてるの?」と聞いたら、なんと12月30日に本のサイン会をするというではないか!!30日出発にすると旅行代金が高くなるだけでなく、すでに支払いまで済ませてるので変更するには手数料がかかってしまう。ちょっと悩んだが、やはり直接会えるサイン会を逃す手はないと変更しようと試みた。でもやはり時すでに遅し!満席で取れなかった。別の旅行会社を当たったらもしかしたらあったかもしれないけど、諦めるいいきっかけだと思い、きっぱり諦めた。そして予定通り元旦に出発した。


<1月1日(月)>
元旦ぐらいは家にいようと思っていたけど、空席状況の関係でやむを得ず元旦出発。30日や2日出発に比べれば空いているということだったけど、やはり空港は混んでいた。チェックインカウンターの前の荷物チェックのために長蛇の列!どの列がどのカウンターの列なのか、前まで行って確認しないといけなくて、時間をロスした。最後尾にちゃんと書いてほしいなあ。ゲートの入り口でも結構並んでいて、いつものCX#509なのに今の時期は9時20分発で早かったこともあり、いつもと同じ電車で空港に行ったにも関わらず、空港でゆっくりする時間はなかった。

機内上映は側田、アレックス・フォン、Kary Ng主演の「戀愛初歌」。元旦なので「1月」だったのに、機内誌は「12月号」で機内上映スケジュールも12月のままだった。食事はまあまあだったかな。機内オーディオではクリスの♪平常心もあったけど、タイミングが合わず聞くことはできなかった。

出発時間が早い分、当然到着も早い。1時半に到着してバスでホテルに向かったけど、私のホテルが最後だったのと、各ホテルのチェックインに手間どったため、私がホテルの部屋に入った時はもう4時近かった。クリスが30日にサイン会を行った書籍展覧会(Book Expo)は今日が最終日で5時半終了だったので、大急ぎで灣仔のエキシビジョンセンターに向かった。
この書籍展覧会は毎年夏にやるものよりもぐんと規模が小さくなり(だから入場料金も安い)、あまり見るものがないと友人からは言われていたけど、クリスがサイン会をやった場所を見たかったのと、何か掘り出し物があるかもしれないし、本が安くなってるかもしれないからとにかく行きたかった。
行ってみると、友人の言う通り、規模は本当に小さく、あっという間に1周してしまいました。買ったのはクリスの本(サイン入りでしかも20%引きだった!)、「公主復仇記(ビヨンド・アワ・ケン)」と「魔幻厨房(マジックキッチン)」のノベライズ本(半額だった!)、子供雑誌の「黄巴士」など。
クリスの本がサイン入りで売ってることに驚いたけど、あとで友だちに聞いたらサイン会の時にブース販売用にクリスはたくさんの本にサインしていたそうです。最終日の今日にまだサイン入りの本が残ってるなんて.....と思い、思わず2冊買ってしまいました(笑)
どうやら私は見た目には香港人に見えるらしく、ブースでも廣東話で営業された。あまり言葉が通じないとわかると途端に北京語に切り替わるのはどういうこと?どのみち中国人に見えるのね。子供雑誌の「黄巴士」のブースでは「お子さんはいらっしゃいますか?」と声をかけられた(笑)

書展のあと、会場外で友人と待ち合わせ、お互いに頼まれた買い物を交換。私は友人からクリスのサイン入りの本(サイン会で特別に日本語でサインしてもらった!!)とクリスの<一夜情弦>のライブDVDとポスター。このDVDにはファンサイトをやってるファンに感謝を述べている部分があり、当然私の名前も含まれている!!とっても嬉しい♪今回、日程の関係でサイン会には参加できなかったけど、日本語でサインをしてくれたり、DVDにクレジットしてくれたので、「お土産」がたくさんだわ。

別の友人と灣仔駅で待ち合わせて、灣仔の街をぶらぶらし、DVDを少し買った。その後他の二人の友人と合流し、4人で火鍋の夕食。どうやらその店は「食べ放題」の火鍋だったらしく、友人(小柄なのによく食べる!)ががんがん具材を注文してテーブルは山盛りだった。鍋はやっぱりおいしいなあ!

友人二人が明日ヒマだから遊ぼうという。それでなぜか私のスケジュールを一緒に立ててくれた。自分一人でも十分行動できるんですけど....。私が<墨攻>を見たいということで劇場に電話して時間をチェックしてくれたのはとても助かった。ということで明日、私は昼間一人で<墨攻>を見て、その後友人と<傷城>を見て夕食を一緒にすることになった。ホテルに戻って、今夜行われていた商業電台主催の音楽賞授賞式と夜中の再放送ドラマ(「西遊記」)を見てるうちに眠ってしまった。


<1月2日(火)>
昨日、計画した通り昼間に<墨攻>を見ることにし、その前にまずは銀行で両替。通帳記帳をしてすごい事実が発覚した。恒生銀行では数年前の規定改正の時を境に新規口座開設に関しては「口座維持手数料」がかかることになったが、その前にすでに口座を持ってる人に限り、手数料は免除されていた。ところが、いつ改正になったのか口座開設の時期に関わらず、5000香港ドル以下の残高の場合、毎月口座維持手数料が50ドルかかることになったらしく、8月以降毎月50ドルが引き落とされていた!知らぬ間に200ドルも失っていた!その代わり、年に1回取られていた「ATM FEE」の50ドルはなくなったみたい。今回両替した時にお金を少し預け入れしたのでぎりぎり5000ドルになり、そのことを知って今回はもう引き出すのを控えた。

朝、結構のんびりしたので、華仔天地に行くのが遅れ、結果<墨攻>に5分ぐらい遅れてしまった!!見逃した分は今度日本公開された時にしっかり見よう!やっぱり華仔はかっこ良かったよ!
信和でCDなどの買い物を済ませ、友人と合流し、まずは<傷城>のチケットを買い、許留山でデザートを食す。<傷城>は面白かったけど、あと一歩ってとこかな。でも岳華さんをスクリーンで見ることができて嬉しかった。

ホテルで他の友人らと待ち合わせ、いざ食事へ(総勢7人)。レストランに行く途中で成龍パパとすれ違った!尖沙咀の上海料理メインの店に行ったのだけど、1皿が安く、まるで点心のような料金設定で、40ドル均一、32ドル均一などある一定の金額で料理が分かれていた。1皿が安いので彼女たちはがんがん注文していた。最終的には600数ドルだったので一人100ドルもしなかった。でもみんなで私にごちそうしてくれたから、彼女たちは一人100ドルになったようです。一人の友人は「恒香」という店の老婆餅を買って来てくれた。老舗のとっても有名な店だそうです。

やはり明日ヒマだという友人が、明日私が何をするのか、どこに行くのかをしつこく聞いてきた。明日は何をしようか私も思案中だったし、できればあまり予定を決めずに一人でフラフラしたいと思っていた。だから結局友人とは約束はしないまま別れた。

ホテルに戻ると肥姐の「有縁相聚」をやっていたので見ました。今夜のインタビュー相手は何莉莉(リリー・ホー)。ショウブラの往年の美人女優です。年をとっても相変わらず美しい。この番組は肥姐と仲の良い往年の俳優で海外に移民してしまった人たちを訪ねるものでなかなか興味深い。どうやら明日が最終回らしいので絶対に見よう!


<1月3日(水)>
今回本来一緒に来る予定だった友人と行くつもりだった中文大学に行くことにした。約3年半ぶりのCU。今回は校巴(スクールバス)は無料だった。とりあえずクリスが通っていた新亞書院(New Asia College)に行った。途中、逸夫書院(Shaw College)や聯合書院(United College)を経由して懐かしかった。途中の道々にも新しい建物が見える!NAではまた卒業生の名前が刻んであるネームプレートのところでクリスの名前を確認した。今回は1回生のところから順々に見ていくと、日本人らしき卒業生を発見!設立当初には数人の日本人が学んでいたみたい。その後やはりクリスが住んでいたという学生寮を見に行った。中に入ることは控えて、外から眺めていたけど、そういえば前回来た時には改装工事中で、外壁は竹の足場だらけだったっけ。今はすっかりきれいに改装されてました。
そのあとNAからUCまでブラブラと歩き、そのまま坂を下り大学の中心部へ行った。中央図書館の前の広場は昔とちっとも変わっていない。留学中にも一度だけ行ったことがある展示室に行き、中国後期の骨とう品を見学。
今回中文大学では3つ目的があった。西多士(フレンチトースト)を食べること、赤ペンを買うこと、大学グッズを買うこと。西多士を食べようとベンジャミンフランクリンセンターのカフェに向かったけど、ちょうど昼休みの時間にぶつかり、学生たちがお昼を食べてるのを見ていたら、無性にぶっかけ飯が食べたくなってしまった。ということで西多士はやめて快餐(日替わりランチ)にした。久しぶりの学食でちょっと緊張した〜イマイチ私の広東語も通じなかったしね。
赤ペンを売っていた場所がなくなり、結局Swindonで違うものを買ってみた。大学グッズカウンターではタオル、携帯ストラップ、ポロシャツを買ってみました。今回の大学見物は結構ゆったり見て回ることができて嬉しかった。最後は自分が住んでいた寮を外から見学。あまりにもきれいになっていて驚き。寮を眺めていると、通りがかったスタッフ(おばちゃん)に怪訝な顔をされたので、「以前ここに住んでいた留学生です」と説明。おばちゃんは「あら、まあそうなの!ずいぶん変わったでしょ」というので「きれいで新しくなりましたね。しかも冷房も付いてる!」というと、「そうよ。昔は扇風機だったものね。それに今はキッチンに電子レンジもあるのよ」って。やはり16年も経てばいろいろ変わるわよね。

大学見物の後、疲れたので一旦ホテルに戻り休憩。この時たまたま見ていたテレビ番組にクリスのゴシップ記事が出てきてびっくり!なんでこんなところでそんなもの見なくちゃいけないの....。次の目的地は青衣。そう、今日は「クリスの足跡を訪ねて」の日になりました。
本来はエアポートエクスプレスを利用する人しか乗ってはいけない空港線の駅までのシャトルバスに乗って九龍駅へ。ここから地下鉄に乗ると実に楽に青衣駅に行くことができるのだ。青衣ではすぐに<黄金甲>のチケットを買い、上映時間まで外のプロムナードを散歩。遭遇できるはずはないのはわかってるけど、どこかにクリスがいないかなあと思いつつ、付近を散策。

青衣で映画を見て、駅ビルを少しブラブラしたあと、旺角に立ち寄り。デザート屋のおやじに写真を渡し、町を散歩しながらいろんなものを立ち食いして腹ごしらえ。食べつつ「お腹壊したりしないだろうなあ。香港にはノロはないだろうなあ」とちょっと心配してしまいました。ホテルに戻ってゆっくりテレビ鑑賞。「有縁相聚」の最終回を見たかったのだ!興味深い番組だった。それにしてもカナダに移民した香港明星ってたくさんいるのね。どうしてみんなカナダなの?しかもバンクーバーが多い。トロント移民って少ないね。クリスもこの「カナダ移民」した明星たちのコミュニティに属するのだろうか?そういえばカナダの演唱會には肥姐が来ていたことがあったっけね。

番組宣伝で「問題娯楽圏」というのを何度もやってて見たいと思ったけど、放送は明日の夜。あ〜見られない!芸能人に関するクイズを出す番組らしく、CMを見る限りではかなり面白そうだったのよね。それと岳華さんが出演する新しいドラマ「突圍行動」の宣伝も何度か見たし、雑誌にも出ていた。これも見たいけど、来週から始まるので見られない!

もう明日帰りなので荷造り。今回の荷造りはそれほど大変ではなかったけど、本が多かったのでちょっと重いかも。明日は見送りはパスにしてしまったので、自分で全部やらないといけないけど、時間に余裕があるのが嬉しい。


<1月4日(木)>
滞在中は比較的朝はゆっくりしていたけど、さすがに今日は帰国日なので、若干早めに起きて支度。今日のスケジュールはしっかり計画してあった。香港島に渡り、上環で海味の買い物、お昼はヨンキーで焼鴨ご飯を食べて、皮蛋を買って帰ること!飛行機自体がいつもより1本遅い便だし、見送りはパスしたので時間に余裕があった。いつもの店で乾物を買い、ヨンキーに向かう途中、干しマンゴーを買おうと思っていたら、以前に買い物した店がなくなっていた!!仕方なく適当に歩いてる間に見つけた店で買いました。ヨンキーでは焼鴨だけでなく、欲張って叉焼に皮蛋まで付けました。おいしかった!!皮蛋はお土産にも買って帰りました。上海灘にも寄ったけど、特に買いたいと思うものはなかった。

香港島にフェリーで行った時に、「そういえばもうセントラルのフェリー乗り場は変わってしまったんだ」ということを思い出した。駅からは遠くなり不便。古い方のフェリー乗り場がすでに取り壊されていたようでとっても悲しかったなあ。

ホテルに戻るとまだ時間に余裕はあった。買い物してきたものをバッグに入れられるだけ入れて最後のパッキング。シャトルバスで九龍駅に行き、空港線に乗っていざ空港へ。いつものように許留山でデザート。どうやらこれが良くなかったみたい。飛行機に乗る頃には気分が悪くなり、飲み物が出される頃にはすでに吐き気がしてきた。食事の時に嘔吐してはまずいと思い、先にトイレで出せるだけ出してしまった。若干すっきりしたけど、食事するのは恐かったので、機内食には一切手をつけずにそのまま返してしまった。帰りの機内ではほとんど寝て過ごした。飛行機でこんなに気分が悪くなったのは久しぶり。やはり食べるものには気をつけなくては!

今回は3泊4日だったけど、イベントなどがなかった分、中文大学や青衣まで足を伸ばし、しかもゆったりと散策できて良かった。以前にも何度か中文大学には行ってるけど、今回ほど懐かしく、感慨深いことはなかった。次回の香港はやっぱりクリスかな(笑)