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旅遊記

diary


[旅遊記その5 香港 2003.12.19-2003.12.21]

今回の目的はとってもはっきりしていて、<十大中文金曲>の授賞式と「無間道3」を見ること。

<出発まで>
10月に行く時に今年はこれが最後と思っていた。でもSARSの再発は確認されていなかったし、<十大中文金曲>の授賞式を一度見てみたいとずっと前から思っていたので、思いきって行くことにした。クリスが出席するかどうかはわからなかったけど、とにかく授賞式のチケットだけは手配しておいた。今年の授賞式のための2回の記者会見に出席してるので、おそらくは出るものと勝手に思っていたところ、ぎりぎりになって出席することがわかりホッとしました。どちらにしても一度にたくさんの歌手を見られることはめったにないことなので、授賞式そのものを見られるだけでも満足だと思っていたけど。


<12月19日(金)>
香港に到着して友人に連絡すると、彼女は用があるので別の友だちが迎えに来るという。銀行での両替を済ませ、ロビーで待っていると大きな荷物(応援用のボードが入っているらしい)を持って別の友人がやってきた。まだ授賞式までに時間があるので、旺角に行き、写真やCDなどを購入。香港では急に寒くなったようでみんなに「寒い?今夜は9度になるのよ。」と言われる。日本人の私にとっては日本よりも暖かいので「ちょうどいいぐらい」と答えた。彼女たちにとっては「10度以下」になることは、私たちの「零度以下」に等しい感覚なのかもしれない。

コンベンションセンターに行くと、先に友だちが一人来ていた。仕事のあと直行したらしい。駐車場入り口はたくさんの車両が出入りするために、なかなか誰が来たのかが判別しにくい。彼女たちは私がクリスへのプレゼントを持っていることに気が付いて、前の方に立って見えるようにと勧めてくれた。そしたらきっと車を停めてくれると。そのあと2人は何やら話しをして笑っていた。何を話していたのか聞いてみると「Michiyoをエサにしてクリスを釣ろう」と言っていたらしい。私に気が付けばきっと車を停めると思っているようです。

あとから数人友だちがやってきて、しばらく待っていたけど、なかなかそれらしい車は来ない。克勤や阿倫、2Rが乗った車は来たようだったけど。クリスが乗っていたらしい車が来た時には駐車場の中まで追いかけたけど、とにかく暗くて車内が見えない。結局確認できないままだった。

授賞式のチケットは今回日本で買ったので、香港の友人とは別の席で、逆に日本人の知り合いと一緒になった。一番前のブロックは出演者や関係者の席。私たちはその次のブロックだったので、比較的前の方だったと思う。コンベンションセンターは床が平らなので、後ろの方の席だと絶対に見えないと思っていたので、ホッとした。オープニングは話題の女子十二樂坊。開会の挨拶のあと出演者全員がステージに登場。すぐに右端にいたクリスを見つけ、私は彼しか見ていなかった。当たり前だけど明星たちが着席してしまうと見えなくなってしまうのよね。時々スクリーンに映る姿を必死で追ってました。残念なことにクリスはノミネートのみで受賞できなかったので、オープニング以外はステージに上がることはなかった。

入り待ちで会えなかったので、出待ちをしたのだけどやはりだめだった。帰りは全てのファンが出待ちしてるので駐車場の入り口はすごい状態。誰かひかれるんじゃないかと心配したぐらい。それにしてもこういう時にどうして主催者側は規制や警備をしないんでしょうね。怖かった!

阿倫&克勤、ジェニーなどの車は目の前で見たんだけど、お目当てのクリスに会うことはなかった。あ〜残念。プレゼントは渡せなかったので、友人にお願いして、次回クリスに会う機会があった時に渡してもらうようにした。私はホテルに帰るだけなので、何時に帰ろうと関係ないけど、友だちはやはり電車があるうちに帰りたいということで12時ぐらいには解散。

授賞式は楽しめたけど、クリスはステージに上がらないし、華仔は海外ツアーで衛星中継だったので、どこか不完全燃焼。一番良かったのはデビッド・タオが張國榮のために歌った♪American Pieと林振強の追悼コーナーで数人のゲストが彼の作品を歌ったこと。
そういえばFM横浜の中継が入っていた。来年から香港電台と共同で番組をやるから、その宣伝のようです。日本語が聞こえてきてびっくりしたわ。日本語のわかる香港電台のDJ、小白(ロビン・パク)が通訳をしてました。


<12月20日(土)>
今回の映画は何と言っても「無間道3」。朝はなかなか起きられず、やっと起きて朝食を済ませ、又一城へ。映画のあとは旺角で買物。
そのあとクリスが住んでいると言われる青衣に行ってみました。駅ビルの青衣城には映画館、レストランなどがあり、外には海が広がりとても静かでいい町でした。実際にどのあたりに住んでるのかは知りませんが、彼が子供の頃も住んでいたという青衣はとても環境の良さそうな町でした。
ついでに青衣で「地下鐵」も見て来ました。

夜は呉鎮宇主演のテレビドラマ「衝上雲霄」の最終回があるので、食事をしながら見ようと、叉焼飯とスープを買って帰りました。最終回しか見なかったけど、何となく全体のストーリーがわかってしまいました。

友人の都合により10時すぎにホテルのロビーに集合して、夜遅くまでやってるというちょっと風変わりなカフェに行きました。遅れてきた友人を待つ間に、クリスが今日コンベンションセンターで企業のパーティに出席していたという情報が入る。でもすでに時間は遅く、クリスがまだ会場にいるかどうか不明だったので敢えて行くことはしなかった。内心ちょっとがっかりはしましたが、無駄足を踏んでも仕方ない。どうやら今回の旅ではクリスに会う機会はないようです。

みんなで集まってお茶してる時は本当に楽しかった。基本的にはクリスの話しをしてることが多いけど、時々はジョークを言ったり、「Michiyoのためにももっとゆっくり話そう」とわざととてもゆっくり話しをするので、その様子だけでもかなり面白かった。みんな気を使ってくれるのは嬉しいけど、知らない単語はどんなにゆっくり話してもわからないんですよ。本当は他にも来る予定だった友人がいたけど、ちょうど冬至の時だったので、家で冬至をしてるので来られないと連絡がありました。冬至の時は家族水入らずで自宅で食事をするものなのだそうです。結局2時すぎ(閉店時間)まで過ごして解散。私はホテルまで歩いて帰れるからいいけど、みんなはどうやって帰ったんでしょうか、ちょっと心配。


<12月21日(日)>
この日、クリスは天水圍でチャリティイベントに出席をすることになっているけど、残念ながら私は帰国するため見に行かれません。後ろ髪を引かれる思いで帰国。次に香港に来るのは来年4月に予定されてる演唱會です♪みんなにも「じゃあ、4月にね!」と言いまくって来ました。
在四月見!