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秩子の講演記録


 7月8日に私が、中学生とその親御さんにお話したのですが、その感想文をいただきました。それを少しご紹介しますね。中学生は、殆んどの子どもたちが、「こんな大人がいるのか!」という驚きを語っています。一番の反響は、「迷惑をかけあおう」です。迷惑をかけてはいけないといわれ続けてきた子どもたちには、本当に驚いたようでした。それから、子どもを実験に使ったということ。それは、面白そう、という反応でした。それから、学校に行かなくてもいいといったことが反響を呼んで、行かなくてはいけないと言われ続けて無理をしていた子どもたち、ちょっと楽になったそうです。

 親に喧嘩になっても自分の考えをぶつけてね。といったことも多くの子どもが触れていました。これから考えをまとめて、言って見ようと思う、と書いた子もありました。私が自由に生きていると感じた子が多くて、そのほうが楽しいし、人の幸せも喜べるし、自分ももっと自由に生きていきたいと書いている子がたくさんありました。全体として、今まで見たことがない大人に触れて、講演会と言えば眠くなるものと思い込んでいたのに、引き込まれて、きき終わったら、重荷が取れたと感じた子がたくさんあったようなのです。

 大人だと「そうは言っても・・・」と緩衝地帯を設けて聞くので、多くの方は、しばらくすると忘れて終わりになるようですが、子どもたちは、真正面から聞き取ってくれるので、恐ろしいとも、又、話し甲斐があるとも思いました。
 中には深刻な話を書いてくれた子もあって、これから、その子たちにお返事を書こうと思っています。

  講演は<2006,7,8>長野県北御牧中学にて。

  


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