
第6号
タカさんのランニング道場も6回目は、ランニングの際の呼吸法です。いつもは、気にしていない方が多いことかと…。私も実はその1人でした。しかし、今回のタカさん道場を機に呼吸法をしっかり身につけて、より強いランナーになりたいと思う次第です。さぁ、今日も暑さにめげずにス〜パッパ♪(スモーキングブギ)じゃなくて、"スッ、スッ、ハッ、ハッ"を意識して頑張るぞっ! |
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ちくしのRCの皆さんこんにちは、高宗です。ランニング道場6回目です。今回は、ランニング時の『呼吸法』について説明します。走りのリズムと呼吸のリズムが合っている時は、とても気分良く走れるものです。身体が取り入れる酸素の量はその人の運動量によります。呼吸のリズムが合って快適に走れるというのは、酸素の需要と供給のバランスが取れているということなのです。
●自分の呼吸のリズムを作る
ランニングの呼吸で最も大切なのがリズムです。
足の運びにあわせ、一定のテンポを守って呼吸することが、
長距離を走るために必要なのです。
基本は足の動きと一緒に2回吸って、2回吐く『スッ、スッ、ハッ、ハッ』の
リズムですが、自分が最も楽に走れる呼吸法が他にあれば、あまり
こだわる必要はありません。
呼吸法の例:
@『スッ、スッ、ハッ、ハッ』→足の運びや腕の振りでリズムを取って呼吸
A『スッ、スッ、ハーッ』→自分が楽な呼吸法がベストだが、リズムを崩さず
一定に保つのが大事。
●呼吸はペースコントロールのバロメーター
リズミカルな呼吸ができている時は、酸素の需要と供給のバランスが取れて
良いペースの状態になっていますが、苦しくなってきたときは、需給バランスが
崩れかけているということになります。
つまり、オーバーペースになっていて、短距離なら走れても、長い距離を
走りきることはできないというシグナルを発しているのです。
自分なりの呼吸法を身につけたら、リズミカルな呼吸ができているかどうかを
ペースコントロールに活用しましょう。
以下参考ですが、走りの『余裕度』別呼吸方です。
@かなり余裕のあるペース
『スッ、スッ、スッ、スッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ』のように、4歩ずつの
リズムで呼吸が続けられる。
A余裕のあるペース
『スッ、スッ、スッ、ハッ、ハッ、ハッ』のように、3歩ずつのリズムで
呼吸が続けられる。
B通常のペース
『スッ、スッ、ハッ、ハッ』のように、2歩ずつのリズムで呼吸が
続けられる。
Cきついペース
『スッ、スッ、ハッ、スッ、ハッ、スッ』のように、少しでも多く空気を
吸おうとして、リズミカルな呼吸が保てなくなる。
以上、ランニングでは、脚の運びもそうですが、呼吸の仕方も一定のリズムを
保つことが大事ということになります。
引用文献「スポ-ツグラフィック マラソン 監修:高岡邦夫」
それでは、次回まで”Enjoy your running!”by タカ |
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