
第3号
タカさんのランニング道場も、3回目となりました。今回は、お待ちかね"インターバルトレーニング"の練習パターンを、これまたタカさんの豊富な経験と科学的分析に基づいた、とても濃い内容になっております。夏は、暑かけん、"あたしゃぁ よかばい!"等と、とっつぁんみたいなこと言わないで、しっかり読んで、実行あるのみよ〜ん。余計な一言:Plan Do Check Action、これを絶えず回していくことが大切なんです。何?!仕事じゃないのよ〜ってかぁ。すんましぇ〜ん! |
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ちくしのRCの皆さん こんにちは、高宗です。3回目は「インタバルトレ−ニング」について、説明したいと思います。これは、スピ-ド強化及び心肺機能を強化する為の最も一般的なトレ−ニングですが、そのバリエーションは多岐にわたります。ここでは、いくつかのパタ-ンとその方法について紹介しますが、自分にあったパタ-ンに焼き直すなど工夫をすることも大事です。
★インタバルトレ−ニングの練習パタ−ン
●実施場所:距離を正しく計測できる場所
(例)400Mトラックのある競技場距離表示のある公園ロ-ドでも予め距離
を計測していれば可
●パタ-ン:@ショ-ト系(例)200Mx10〜20本(150〜200mジョッグ)
設定ペ-スは、本数にもよりますが全本数消化できるペ-スがベタ−
(全力の80%くらい)。例えば、全力走で200Mを35秒なら40秒目安。
20本を実施する場合は、10本消化後、400〜500mジョッグの中休みを
入れる。1本毎のペ-スのバラツキがないように配慮する。
Aミドル系 (例)400Mx10〜20本(200〜250mジョッグ)
設定ペ-スは、@と同様に全力の80%目安。400Mを全力で、
75秒なら設定は85秒。200mと同様に、20本の場合は10本
消化後500mの中休みを入れる。同時に水分補給を。
Bロング系 (例)1000Mx5〜10本(200〜300mジョッグ)
設定ペ-スは、1000Mを全力で3分30秒の場合は、3分50秒前後
を目安。10本を実施する場合は、5本を消化後に800mジョッグの
中休み及びストレッチを入れる。ただし、1000Mx10は、長時間に
わたり負荷もかなり高いため身体的にも精神的にも整っている
状態で実施する事が大事。
Cミックス系 (例) 1000+400+200 x 2セット(200ジョッグ、セット間は
800mジョッグ )
設定ペ-スは、@〜Bのペ-スより、やや早めに設定する。セット間では、
ストレッチも入れて筋肉をほぐす。
●練習頻度:最低2週間に1回、できれば毎週1回
この他にも、1500x3、3000x2、5000x2(ロング系)や400M競技場の直線100Mを利用する100x30〜40(ショ-ト系)等などバリエ-ションは実に多岐に渡ります。インタバルトレ-ニングは負荷が高いため、精神的、体調的にある程度整っている事が重要で、気があまり乗らない時にやったり、体調が不十分な時に無理して実施すると故障する場合があります。また、インタバルを実施した時は、練習後にアイシング(水道水でもOK)をしたり、入念なストレッチを心掛け、アミノバイタルを飲んで、痛んだ筋肉の修復に努めるなどの配慮が肝要です。それでは、次回まで”Enjoy your running!” by タカ |
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