前日の夕方から降り出した雨 w(>。<)w
 夜中には本降りに w(T。T)w
 せせらぎリベンジ…既に挫折かーっ? 敵の空爆で何人の隊員が挫けてしまうだろうか? ただでさえ2週連続でのツーリングで参加者は少ないだろうに… 早く雨が止んでほしい。 止んでもこの時間では路面が乾くには到底至らないだろう! 雨音と不安で眠れないツーリング前夜でした。

 『リメンバー7・16』を心に誓って3ヶ月! せせらぎ街道を制覇する事の難しさは、全て天気次第。

 ■10月29日 (日曜日)■
 午前3時半… 起床ラッパで606伍長は整列点呼! 「番号!」 「いち!」 …。 
両拳を両脇に3歩以上は駆け足移動。 急いで身支度を済ませて606号機の待つチキチ基地へ愛車GPZ900を走らせる。 BGMは『愛は吐息のように』で決まり。 (フィクションです)

 チキチ基地の第1格納庫を開けて606号機を押し出す。 満天の星空は嬉しい限りだけど、滑走路は酷く濡れてました。 ピカピカの606号機に少ない荷物を積み込んで… 早朝だったし、前の車から雨水の巻上げをかぶるのが嫌だったので、ヘルメットを被って午前4時過ぎにチキチ基地を出発しました。

 意外にも路面は乾いていたのでヘルメットを脱ごうと思ったけど…安城市内に入った途端、さっきまで降ってたみたいに路面が濡れていました。 シャバダバシャバダバ〜っとフロントタイヤから巻き上げる雨水で視界を妨げられる。 敵の攻撃は前夜から全く手を緩めない! しかしこの攻撃は606号機にとっては無駄でした。 一旦濡れてしまえば無敵状態になる606号機。 

 無敵状態の606号機は名古屋高速で敵部隊のカルディナ爆撃機と遭遇。 スッゲー勢いで追い越し車線からブチ抜かれる。 路面は乾いていたので高辻を越えた左カーブでアウトから抜き返す。 その次の右カーブを越えたら離れて行ったので安心しました。 ところがJR高島屋を過ぎた付近から路面がヘビーに濡れてました。 怖かったのでスピードを落としながら右カーブに差し掛かったら、さっきのカルディナ爆撃機が全開で抜いて行きましたわ。 せせらぎ街道… 否、長良川SA到着前に606号機撃墜。 なにやってんだか?

 爆撃機に撃墜させられた606号機は戦意喪失のまま…片翼だけで飛び続けて長良川SAに到着。 そのままフラフラとGSで燃料補給。 満タンで出発したのに15gも入った。 燃料タンクに一発被弾してないか心配しました。

 すっかり雲も無くなったので… 気を取り直すべく、敵からの攻撃でダメージを受けた箇所を復旧修理(洗車)! タオルで拭いて洗車完了! わずか3分でピカピカ復活。 気分も復活!!
そのうちにセブン7台、GTが3台集まったので、作戦参謀会議を始めました。 進攻方向。 小休止地点。 燃料補給地点を各自口頭にて伝えると出撃準備に入りました。
 こんなに大勢集まると思わなかった僕は、敵陣地の地形図(略して地図)を書いてきませんでした。 これが第七小隊にふりかかる悲劇…じゃなくて、喜劇の始まりになろうとは思ってもいませんでした。

 出発時、セブンに乗り込むと絶対と言っていいほどギャラリーに声をかけられます。 「狭くないんかい?」「寒ないんかい?」などと…。 「狭いのが好き!」「全然寒くないよ♪」と軽く答えておいて『第七小隊せせらぎ攻略班』は出撃しました。 

 出撃したけど…どうも様子が違う。 606号機は中間よりもやや後方を走ってましたが異変には気がつきました。 郡上八幡IC出口近くの橋の上で2番手を走るセブンが緊急停止。 後続も続いて停止しちゃったので、2番手の横で止まって「走れますか? 走れたら… ここでは危険なので料金所を出た所まで移動してください!」と伝えて料金所を抜けた所まで移動させました。

 2番機は道路の繋ぎ目を越える度に回転が落ちるらしい。 道路の継ぎ目程度でエンジンが不調を訴えるようでは、この先には継ぎ目なんて比べものにならないくらいの段差があるから困ったし…心配です。
 「どうにもOUTならホーンを鳴らし続けて教えてください。 安全な場所に停車しますから!」と伝えて、最初の駐屯地である道の駅・パスカル清見を目指しました。

 そんなハプニングもあって、606号機は2番手に位置しての行軍。 郡上八幡ICを出て直ぐに後続が離れてしまう。 けして飛ばして走ってるワケではないのだけど、あまりにもペースが遅い。 先頭を走る#19さんから「止まってるんじゃない?」と言われたので…とりあえず最寄りの道の駅・明宝に緊急着陸。 ところが全車無事だと分かったので、タッチ&ゴーで離陸しました。 ここからパスカル清見までは約17kmなので、なんとか編隊を組んで進みたかったのですが… どうも気が合いません。 
 編隊は組めない。 ペースは遅過ぎる。 ただただ時間だけが過ぎていくツーリングに苛立ちは隠せませんでした。

 早朝の1本道にもかかわらず… バラけてパスカル清見に到着。 『こんなまとまらない第七小隊では、いくら台数が多くても…せせらぎ街道を陥落させる事はできない!』と僕は判断。 ここで少し時間をかけて融和を図る事にしました。 
 
 【作戦其の壱】 全車かためてお喋りタイム!
 これは意外に効果がありました。 初参加の方や、2回目の方、久しぶりに参加の方など…時間が少しづつ和を融かしてくれた感じ。 連れションも融和には効果的でした。

 【作戦其の弐】 絶好のロケーションで記念撮影!
 とりあえず駐車した場所が日陰で淋しい場所だったので… 僕は606号に乗って素敵な背景を探しに行きました。 たいがいの見当はついていたので楽勝♪ すぐに全車移動を開始。 セブンを寄せて上げて参加者全員で記念写真を撮りました。 目で見た背景よりも何故かイマイチな背景でガックリ。 ホテル側で撮った方が正解だったかなぁ? これでもOKだよね! 606は相変わらず馬鹿面&馬面。

 道の駅・パスカル清見からは本日のメインとなる『せせらぎアタック』です。 早朝…午前6時に集合し、遠回りをせずに直接せせらぎ街道に向かったのには訳があります。 それはもちろん空いてるから! ここからはSS(スペシャルステージ)という事で各車マイペースで走っていただく事にしてあります。 もちろんマイカーに迷惑をかけない! 追い越し禁止区間での追い越し禁止! 壊さない! という大義名分を背負ってのSSです。 3ヶ月前に『せせらぎ第七艦隊』の高射砲に全機撃墜されたリベンジの開始です。

 気温8℃ 風力0 日差しバリバリ! 敵迎撃機少なし! 606号機は3番手で右旋回して攻撃開始。

 1番機と2番機が飛び立った後、敵の偵察機が606号機の前を阻む。 戦闘機なら機銃掃射で迎撃態勢に入るけど… 車間距離を開けて追従。 追い越し禁止区間から追い越し可になったところで道を譲っていただいたので、左手を上げて追い越させていただきました。 
 せせらぎ街道は紅葉がとても綺麗で… ついつい立ち止まって眺めたくなる景色が何ヶ所もありました。 「おっ! ここで写真撮りたい!」と思う事もしばしば。 しかし、それでは『せせらぎリベンジ』という目的を達成できない。 いくつかの邪念を振り払い… 撃ち落されない程度に606号機の操縦を楽しみました♪

 不思議な事にキャブもエンジンも絶好調! 三ヶ根山で起こる『油圧ゼロ』という症状も全く出ない。 たぶんそれは、せせらぎ街道が高速コーナーだからだと思いました。 油圧も高い状態で、ゆっくり横Gがかかるからドライサンプも正常に働いてるのだと思う。 それに比べて三ヶ根山は狭い道幅で急に横Gがかかるのでドライサンプが機能できないのかな? どちらにせよ検査入院は避けられない心臓。 それにしても久しぶりに606号を抱きしめたくなるほど… ステアリング&シフトレバーを握る手のひらからアクセル&ブレーキ&クラッチを踏む足の裏まで一体化してる感じ♪ 路面の凸凹もエンジンやミッションやクラッチの振動も全身を揺るがすスパイスになってる。  目の前にはレーシングスクリーン越しに見える紅葉混じりの森林。 ボンネットに映る青空と木々。 そして木霊するエキゾースト! 

                        楽しかったーっ!! せせらぎ街道制覇(^0^)v

 結局、迎撃機は1機も現れず… マイペースで走れました。 せせらぎ街道を下りきって、民家が現れてからはスローダウン。 家がある所ではマナー良く走らなきゃね! 朝早い時間で、まだ寝てる人も多いはずだし… サイドマフラーから発する排気音は玄関直撃だし…。 ちょうど良いクールダウンを606号機に与えながら、プチ熱くなった自分も冷却。 道の駅・パスカル清見で参加者全員に案内した通り、最初の交差点を右折してshellのGSを目指しました。 
 僕は先頭に近かったので、交差点を右折して直ぐの目立つ場所で後続を誘導する為に路肩で停車。 最後尾が通過するのを待ってから燃料補給&小休止地点のGSに向かいました。

 しばらく走ってshellの看板を発見。 燃料補給をしない606号機は様子を伺いながら横を通過して、GSを出た路肩に停車してる列に並びました。 
 全車GSから出てきて一列縦隊に並んで点呼をとったら2台少ない! pero号機とS2000号機が行方不明。 急いでpero号機に連絡をとってみたら… shellのGSを通過して、さらに左折する予定の道を直進してガンガン進んでるらしい。 地図上では上に進むべき道をひたすら右に進んでる感じで…終いには高山陣屋まで来てる状態。 とりあえずUターンを命じて、右にしか曲がれない交差点を右折して来た所で待ってると伝えて待ちました。

 待ってる場所は道幅が狭くて、たくさんのマイカーに迷惑をかけてしまった。 だけど此処でしか待つ所がなくて仕方なく駐車して過ごすこと15分。 ようやく2台が合流。 時間を少しロスして出発しました。 
 僕だって道を間違えるし… 迷子にもなるから仕方ないですね。 ちゃんと地図を書いて配らなかった僕の責任でもあります。 次回からは台数の多い少ないに関係無く地図を配布するようにします。

 せせらぎ街道を制覇し、全車態勢も整って順調に進むと思った矢先… 敵のトラップに遭遇!
なんにも予告が無く…いきなり道路が水浸し!! しかも1番機の前には巨大な工事車両が土砂降りの如く水を撒いてる。 朝の出発時の濡れた路面なんて比べものにならないくらいの水。 超スローペースで進む前方には更なる悲劇が! 
なんとアスファルトが無い! 凸凹の砂利道。 そんな道をも工事車両が水を撒きながらゆっくり進んでるから泥だらけ。 たった数分で第七小隊は多大なダメージを受けた。 『せせらぎ街道のリベンジ』なのかな? 
 酷い泥道を抜け… 踏み切りで電車の通過を待ってる時に、1番機の#19さんが後ろの僕に苦笑いで何か言ってきたけど聞き取れず… だけど何が言いたいかは顔を見れば分かったから、とりあえず右手でOKサインを高く上げて返事しておきました。

 そして暫くややこしい道を走り続けて… 今回の超目玉となる○○峠に突入!! せせらぎ街道も然る事ながら… この道は絶好&絶景♪ 整備された隠された農道という呼び名が相応しい道でした。 所々で見かける民家は昭和の雰囲気があって… 洗濯物も「自分の土地じゃないだろ!」というツッコミを入れたくなるような所に干してある。 白いシーツがシワシワのまま干してある風景は心が和みました。 家の周りには小さな花がたくさん植えられてて凄く癒される感じ。 
 さすがに農道というだけあって交通量は少ないです。 20分以上走り続けて、出会った車はたった1台。 急勾配&急カーブが連続する農道! ステアリング作業が忙しかったです。 先が見えないカーブもあって…ワクワクドキドキの連続でした。 数箇所あった段差でエンジンマウントが折れるかと思ったけど… HOTになっててお構いなし! そして「もう充分♪ もう満足」と弱音を吐きたくなってきた頃に1番機が路肩に停車。 後続も次々に停車しました。

 僕は606号から降りて後ろを振り返ってビックリ w(@。@)w 「スッゲー良い景色!!」と叫んでしまった。
季節は秋真っ盛りなのに… この青い空と緑は夏の景色!  しばらく開いた口が塞がらなかったです。

 一日ぼけ〜っとしてても飽きないような景色に出くわして、急いで写真を撮りまくった。 この場所でBBQなんてできたら、なんて素敵な事だろう! なんて開放的な場所なんだろう! 時間は午前9時半過ぎなのに対向車は皆無。 先ほど出合って道を譲ってくれた車が1台ゆっくり通り過ぎて行くだけの静かにゆっくり時間が過ぎて行く峠だった。 感動を超えた秀樹感激を皆で味わいました。

 誰も来ない草原… 全裸で走り回りたかったのは僕だけじゃなかったはずだ。

 美味しい空気と眩しい景色を堪能して…この場所から離れる事を惜しみながら再び出発しました。 此処から目指す場所は道の駅・朝日村です。 ツーリングに有りがちな時間外の食事をとる為に移動を開始。 するとどうでしょう! 交通量0だった農道がたちまち対向車の嵐。 皆さん僕らが寛いでるのを待っててくれてみたいな感じでした。

 午前10時に道の駅・朝日村に到着。 飛騨牛の串焼きの旨そうな煙が出迎えてくれました。 空腹な僕らには酷な出迎え! 一気に『何か喰わせろ』モードに突入。 食い物の店は『よもぎうどん』の豪華和風な店と、屋台に近い建物で女性3人で営業してる『よもぎだんご&飛騨牛の串焼き』の店だけ。 あとは土産屋さんといった感じの道の駅でした。
 迷わず皆で『うどん屋』さんに入りました。  開店して最初のお客さん状態だったのでレスポンス良かったです。 基本は『よもぎ』でした。 よもぎうどんがメインで… よもぎカレーライスなんて物もありました。 僕は『1日限定30食! よもぎ定食』という自信満々の張り紙に期待して、よもぎ定食を注文しました。 メニューには様々な定食が載ってて迷いました。 もちろん各自好きな物を注文して待つ事10数分で、食事が運ばれてきました。
 『よもぎ定食』… o(^0^)o スッゲー旨いっ♪ よもぎうどん! よもぎ御飯! かぼちゃ等のいろんな葉っぱの天ぷらが3枚! よもぎ豆腐! よもぎアイス! これで1050円は安いぞーっ!!  606的に秀樹感激。 ヘルシーな朝飯と昼飯の間食でしたわぁ♪
 先週は蕎麦! 今週はよもぎうどん! ちょっと前は讃岐うどんだったなぁ〜♪ 日本人に生まれてきて幸せです。

 全隊員、満腹でお店を出て土産売り場に行きました。 がっ! レジのレスポンスが悪くて長蛇の列。 土産は諦めて飛騨牛串焼きの店に行きました。 小さなコンロで焼いてるから、こちらもレスポンスが悪い。 15分ぐらい並んで2本買い… 15秒くらいで食べちゃった。 味付けは塩コショーだけだったけど…塩辛かったです。 ちょっと振り過ぎ。 見ててそう思ったもん! そりゃあビールが飲みたくなるわさぁ! もちろん飲まなかったけどね。

 この道の駅でA型の悲しい定めを背負ってる隊員は洗車大会を開始してました。 僕も本日2度目の洗車大会をしました。 ただ…今回は泥を激しく巻き上げていたので、タオル1枚では役不足でしたね。 おもいっきりホースで水をかけながら洗車したかったぐらいでした。 何度もトイレを往復してタオル1枚で綺麗に洗車しました。  しかし…久しぶりに泥だらけになったなぁ♪

 道の駅・朝日村を出発してからは、先週の開田高原ツーリングで走った道と同じになります。 此処から権現トンネルまでは紅葉の綺麗なルートなので、紅葉を眺めながら走って…またまた日本人に生まれてきて良かったと喜ぶ606なのでした。 朝日村バンザイって感じ!
 先週、葬式の為に村中が休みだったので営業してなかったGSに到着。 今日は営業してました。 先週の喪に服していた雰囲気は全然なかったので、脳天気なセブンに乗ってても引け目を感じませんでしたyo~ ただ…ナチュラルな少年だけは鬱陶しかったけどね。 
 プチアクシデントとしては、pero号機が給油中に燃料を逆噴射した事かな! ガソリン急騰の時代に…なんてバブリーな事してんだか? おかげで後輪のホイールが一瞬でピカピカになりましたね♪ 「ちっ! ○○ばイイのに!」と言ったかどうかは知りません。 セブンだったらバックパネルがピカピカになります。

 もう一つのプチアクシデントは#19号機のヘッドライトステーが2度目の骨折をした事。 これはタイラップと針金での応急処置で完治。 第七小隊はセブンの疲労と操縦手の疲労というアンサンブルオーケストラを奏でながらGSを後にしました。

 ここからも当然、先週と同じ道。
 たった1週間で紅葉の様子はガラっと変ってました。 でも青空は先週と同じ! 暑さも先週と同じ! 606号機は先週よりも好調♪ 景色・セブン・天気が本当に三位一体。  
 先週、燃料補給をしたGSも(珍しく)2週連続で営業してました。 GSの店員さん達は口を揃えて言った事でしょう…「あいつら、また走ってるよ!」ってね。 今回はもちろん通過しました。 先週はお世話になりましたぁ〜♪

 砂や小石の多い鈴蘭高原の道は、落ち葉も多くなっててプチ危険。 適度なペースで走って通過。 個人的には先週と何ら変化の無い道に思えました。
 がっ!!
 『この先100m工事中』の看板を発見。 「休日は工事なんかやってないでしょう!」と安易に考えていたら、『段差注意』の看板で思い知った。 第七小隊は再び敵の地雷原に突入。 長い下りのストレートのアスファルトが…延々と剥がされてました。 ジャリバキビシッバコッ! とフロントタイヤで巻き上げられた小石は遠慮無くリアフェンダーにHITする。 下りだからスピードが出てしまい、ブレーキでスピードを殺して下らなければならなかった。 先週は綺麗な道だったのに… 作業能率上げてアスファルトを剥がしたんだろうな。 酷い道だったyo~

 ずんずん進んで岩屋ダム手前の道の駅・美輝の里にて休憩! と言っても…すぐ横にある喫茶店『きりん』さんで珈琲タイム♪ この時間は誰も彼も睡魔との戦いです。 先週もこの時間&この場所の辺りではウトウト状態だったもん。 眠気覚ましにメニューにはない『スッゲー濃い珈琲』を出してくださいました。 『濃い』と言っても悪戯に苦いだけの珈琲ではなくて、コクのある美味しい珈琲でした。 もちろん眠気はジワジワと消え…元気回復。 30分ぐらい休憩して身も心も…脳までもリフレッシュ! 「もう夕方かな?」と時差ボケにも似た現象を抱きつつ時計を見ると午後1時。 プチ驚きながらもプチ喜べるのは早起きした者の特権。 毎週…日曜日だけは30時間ぐらいあるみたいな生活を過ごしてる自分が笑える♪

 此処から解散場所となる道の駅・平成までは606号機は1番機の任務を引き受けます。 先頭は眠気防止に一役買うし… 最近になってようやく岩屋ダムから道の駅・平成までの道をマスターしたので、余裕ぶっこいて任務遂行です。
 喫茶店を出てから直ぐに岩屋ダム(東仙峡金山湖)湖畔道路になります。 馬瀬川とも言いますが… ずいぶん昔から走り屋のメッカとなってました。 早朝&深夜は熱い走り屋さん達で、サーキットと化す岩屋ダムも… 休日の昼下がりはマイカーのドライブコースと化します。 もちろん先週と同じく、終始マイカー先導でのゆっくりペースでの通過となりました。 今日は眠くないもんね!

 岩屋ダムを抜けてから国道41号線に向かうまでに、道路崩落という事で回り道を強いられる事を喫茶店の方から聞いてました。 「また砂利道かよ!」「凸凹泥だけ道かな?」とスッゲー心配しましたが…ただ単にスッゲー狭い橋を渡って、スッゲー狭い道を走って、再びスッゲー狭い橋を渡って元の道路に戻りました。 ややこしい道だったけど… 崩落現場を見れなくて残念だった。

 そして飛騨金山を通過して、先週『#19さん置き去り事件』が発生した場所から道の駅・平成まで走り抜けました。 道の駅・平成には午後2時過ぎに到着。 △10嫁さんと△10子ちゃまが待っててくれました。 全機無事に到着♪ 名物ソフトクリームを祝杯代わりに皆で食べました。 △10さんは今週も団子に拘ってました。 十勝あんぱん… 先週滑りまくったので買いません! 土産も買いません。 此処までの労を互いに讃え合いながら輪になってソフトクリームを食べました。 輪になって疲労自慢バトルを繰り広げました。

 嬉しい疲れ…
先週よりも何故か疲れてる感じがする。 さすがに2週連続での長距離ツーリングは40歳前後の体にはキツいのだろうか? 『俺達って、なんで毎週こんなに疲れるまで遊んでるんだろうかねぇ?』と、じょなさんさんにポロリと呟いてみたら… 底なしに良い笑顔だけで答えてくれた。 言葉に出さなくても、笑顔だけで『楽しいからだよ!』と…そう聞こえた。 お互いに体もセブンも疲労は蓄積されてる。 それでも笑顔が絶えないのはセブンと素敵な仲間のおかげなんだろうね!

 午後3時頃に道の駅・平成(チキチキ駐車場)にて第七小隊は解散しました。
 僕は先週と同じく、カッ飛び陶芸家さんと、じょなさんさんの3台で美濃加茂ICからマグロードで帰路につきました。 先週は雨がいつ降り出すか分からない状態で… ドキドキ&ヤキモキして走ったけど、今週は雨が降る心配はゼロ! しかもこの時間なら明るいうちにチキチ基地に帰還できる。 これも早起きは16文キックの法則。 先週よりも1時間ぐらい早い時間で同じ道を走ってる。 明るさは先週が20Wなら、今週は60Wぐらいの違い。 それもそのはず…先週は雨雲に囲まれてたもんね。 明るいと気持ちに余裕が生まれるます。

 瀬戸赤津ICでカッ飛び陶芸家さんと今週も大きく手を振って分かれました。 ホーンも鳴らしちゃったもんね♪ 
 その頃から太陽が沈むスピードに加速がついてきました。 名古屋方面に真っ赤な太陽が沈もうとしています。 『ベスト!』とも呼べるタイミングで未だ名も知らない橋と夕陽が重なりました。 夕焼けや朝焼けの写真が大好きな僕は慌ててデジカメを取り出して、ノーファインダーで数枚撮った。 写真撮るのに集中して運転を忘れてしまう始末。 後ろを走ってた、じょなさんさんから後日「フラフラしてたけど寝てたんじゃないの?」というツッコミを頂いちゃった! 確かに危険な運転だったかも! 反省しております。

 豊田南ICは先週と同じように一般料金所は長蛇の列。 今週もETCの恩恵を授かりながらノンストップで通過。 ETC冥利に尽きますわぁ♪ 更に有料道路を走って… 今週も見覚えのあるラ○ホを左に眺めながら知立バイパスに向かいました。 
 知立バイパス… 安城市内は高架化に伴う工事で毎日渋滞してます。 バイパスへの合流は右手を上げながらヘコヘコして入れてもらうのが常になってる。 今回も「ありがとうございます! ありがとうございます!」とブツブツ言いながら割り込ませて頂き…無事に合流。 そ・れ・な・の・にーっ! ポルシェ・カイエンは606号の前に「踏み潰すぞぉ」と言わんばかりに急な割り込みをしくさった。 『ありがとう』の意味だろうハザードランプを2回点灯させた。 「この野朗! あ・り・が・と・う って5回ハザード点灯させろyo~」って思いました。 2回では『バカ』にしか受け取れないと思うのは…A型の悲しい定め。

 チキチ基地に到着したのはジャスト午後5時。 今週も12時間以上フルに遊んだ計算です♪ 雨水・泥水・悪路…散々汚れてるボディを濡れタオルだけで洗車してあげました。 タイヤに付いた泥はさすがに落せない。 またゆっくり洗ってあげよう! とにかくご苦労様606号って感じ。
 まだ暫くは行楽日和が続きそうなので検査入院は先延ばししたい気分。 だけど早く悪い箇所を直して走りたい気分が僕を悩ませる。 とりあえずはゆっくり風呂入って…お好み焼き屋さんでビールを飲も事にしました。 そんな秋の日曜日♪

 もうすぐ道路に塩を撒かれる季節の到来。 うむむむ…トイレが近い季節がやってくるんだなぁ(>。<)

by606
リメンバー 7/16 せせらぎ街道