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| 梅雨と梅雨明けの間は雷雨＆ドシャ降りが毎年定番！ 週間天気予報も１週間前から微妙な予報を表示してました。 「３０日は雨ぽいから車庫でのんびり６０６号の手入れでもするかなぁ♪」と… 御隠居さんが縁側の盆栽を手入れでもするような、ご気楽モードの週の始まりでした。 ところが週末の天気予報が日増しに良くなり、「どこか走りに行きません？」という６０６号からのお誘い。 このまま晴天モードならプチ遠出したい感じ。 せっかくだからＢＢＳでプチツーリングの企画をアップしたところ結構ウケが良かった。 でも正式に決めたのが金曜日の午後だったので台数は期待してませんでした。 一人で走るのも好きだけど… どうせ遠出するなら一人よりも二人、二人よりも…という気持ちは強かったですね。 ■７月３０日（日曜日）■ 金曜日の夜は名古屋で飲み会♪ 土曜日はチキチ基地の近くでＢＢＱ＆カラオケ♪ 酒浸りの週末で二日酔い＆寝不足で朝を迎えました。 土曜日の夜は２３時ぐらいに寝て… 翌朝起きたのは４時だから都合５時間の睡眠時間。 金曜なんて３時間も寝てない。 僕は毎日８時間は寝たいと思ってるから…２日間で８時間しか寝てない日曜の朝はマジで辛かった！ だけど不思議なものですね。 セブンで遊びに行こうと思ってる朝の天気が良いと、それだけでシャッキとしてしまう。 セブンに乗る前から合法ドラッグは効き始めてる！ ルンルン気分でカメラにフィルムをセットしようと思ったら…バッテリー切れ！ アナログ一眼レフの電池はコンビニでは売っていないから万事休す。 今回はお留守番させる事にしました。 故に三脚も不要。 小さなデジカメ１個と携帯電話を持って出発しました。 今回も竹さんと近所のコンビニで待ち合わせての出発です。 午前５時の待ち合わせだったけど、またまた１５分くらい前にセブンが裏の道を走って行く音が…。 「早ぇ～よ～竹さん！」と思いながら６０６号をチキチ基地から出しました。 若干の雲はあったけど降水確率０％なので「かかって来いやーっ！」と無意味に強気。 エンジン１発始動で再び「かかって来いやーっ！」と更に無意味な気合い。 だけど自然に直っててほしかったエンジンルームからの「ビヤォォォォォ～ン」という音を２８００回転で聴いた時はプチ凹みました。 エンジンルームの異音は２８００回転キープ時のみで発生するので、普通に走ってる時は気になりません。 だけど発進や、のんびり走ってる時は本当に耳障りです。 コンビニで竹さんと缶コーヒー飲んで午前５時に出発！ もう完璧に明るかった。 知立バイパスから名古屋高速を使って小牧南ＩＣで降りてスパガーラ（旧ラッキー健康ランド）のチキチキ駐車場でトラふぐさんと待ち合わせです。 ちょうどperoさん（一人）も到着。 なんとperoさんはマイカーでの参加。 今回は『観光』が目的だけど、道中はセブンのペースで走るつもりだったので…不安と心配でいっぱいでした。 ところが竹さんが同乗ＯＫと言ってくれたので… peroさんは近所の有料駐車場に車を預けて、セブン３台で道の駅・平成に向かいました。 トラふぐ号を押し掛けしてから…ね♪ 道の駅・平成に向かう途中のＧＳで燃料補給。 竹さんは初のセルフ体験でした。 僕は何度も利用してるので天狗状態で説明して給油するまでを導いてあげて… 自分も１０㍑ほど補給しました。 セルフスタンドって気楽で良いよね！ 濡れタオル何枚使っても怒られないから…６０６号全体を拭けちゃう♪ ある意味で洗車だね。 １０㍑補給してレーシト持ってフロントまで行ったら誰も居なかったので…振り返ったら『おつり精算機』と書かれた物体を発見！ 「な～んだここで精算するのか！」 とカッコ悪く戻ってきたら、既に竹さんは済ませていて…プチ笑われた。 悲しいかな…セルフスタンドって何処も一緒じゃないんだよね。 セルフスタンドで盛り上がり… 道の駅・平成を目指しました。 参加表明頂いてる△１０さん御夫婦とここで合流する手はずです。 なんとか集合時間の７時ギリギリに到着。 水車と自販機の前が集合場所なので、入るとすぐに分かるはずだったのに… △１０号は居なかった！ と…思ったら凄～く遠い所に駐車していた。 横長の駐車場の端と端。 点でしか見えなかったyo~ とりあえず僕らのほうがトイレも自販機も近いので移動して頂いて…どうしてあんな遠くに停めたか尋ねたら、観光バスが並んでて人が溢れてたらしい。 セブンが１台だと間違い無く攻撃されるので、『避難』は大正解！ 少し寛いでから、飛騨金山のドライブイン飛山まで各自のペースでの走行としました。 トラふぐさんは制限速度の範囲内でブッ飛ばして行っちゃった。 僕らは晴天を味わいながら、のんびり走りました。 まぁ…先頭の僕があまり道を知らないからペース上げるわけにはいかなかったし！ 今回の目的は『高山観光』だもんね♪ だけど国道４１号線まではスーパーフリー走行。 目にも鮮やかな新緑を眺めながら楽しく走りました。 ６０６号はエンジンルームからの異音が時々気になる以外は絶好調♪ 梅雨明けで湿気もなく、キャブは真冬並みに乾いた吸気音を奏でて…ついついアクセルを煽って楽しんでしまう。 エンジンの排気音とキャブの吸気音が一番美味く（上手く）絡み合う４速４０００回転。 ここに入った時は、キープして魂が遠くなっていくほどの快感を味わってしまう。 今回のオーケストラは四重奏！ トンネルの中では様々な音が混じって楽しい。 ４台のうち２台がヨシムラのマフラーなので…味わいも格別でした。 記憶を辿りながら無事にドライブイン飛山に到着。 ここからは国道４１号線を高山方面に進みます。 ある意味で一直線！ とにかく真っすぐ進むワケですが… 高山市内の入り方と駐車場の場所がよく分からない６０６は先頭を走るのがプチ嫌でした。 不安でした。 観光目的と決まった時から、部屋でゼツリンの地図と睨めっこし続けていたので…それなりに頭には入っていたけど知らない街は自信無いですわ～！ 国道４１号線もドライブイン飛山を越えると信号が全然と言っていいほど無くなり、快適に走れます。 両側を山に囲まれ… 眼下には飛騨川… 目の前にはＪＲ高山本線… そんな中山七里・益田街道・飛騨街道をセブン４台で快適に流しました。 頑張らず… イライラせず… 本当にドライブを楽しむ感じで延々と流しました。 道の駅・平成で、ここから先は気温がグングン上がり…太陽もギラギラで暑くなると思ったからＴシャツを脱いでタンクトップに着替えました。 しかし、道中の気温は２１℃～２３℃で…涼しいというよりプチ寒いくらいだった。 これで曇っていたら間違い無く２０℃以下！ 汗が出ないのでトイレが近くて、途中の道の駅にて休憩しました。 時間にして９時過ぎにもかかわらず…こんな涼しさ！ しかも道路はガラガラに空いていたので快適×２ぐらいのツーリング。 灼熱を予想していただけに半ば肩透かしの晴天でした。 しかぁーし！ 平和なだけのツーリングではチキチキツーリングと呼べない（＾0＾） 国道４１号線のハートブレイクヒルを気持ち良く走って… ゴルフの打ちっぱなし練習場を右手に思い出すのは、２年前の事故渋滞。 ２年前はここから渋滞が始まって６０６号の水温がドンドン上がった記憶が甦る。 時間も同じぐらいだったかな？ 日陰から日なたに出た瞬間に１０８℃を超えた恐怖の場所を今日は笑顔で通過♪ １１５℃で爆発寸前だったＧＳも未だ潰れずに営業していた。 笑顔で通過したけど…正直言うとハートブレイクヒルを越えた辺りからトラウマの如く「また渋滞していたら…どうしよう！」とドキドキしていました。 頑張って地図を頭に叩き込んだけど… さすがに高山市内は『おさらい』が必要でした。 何気なく地図を見たら４１号を右折して直進するコースの他に近道があるのを発見。 そー言えばドライブイン飛山で皆が近道がどーたらこーたら言ってたけど…この道の事だったのかと気がつき、ちょっと『素敵な６０６さん』と呼ばれるかも知れないと思い…国道４１号線から急遽脇道の県道にワープ！ 地図を見ながら「ＧＳを右折。ＧＳを右折」と唱えながら直進！ ゼツリンの地図をステアリングに押し付けながら…キョロキョロしながら直進！ 「高山市内まで結構あるなぁ？」と思いながら直進！ 途中…地図には無かった橋を越えて「あれぇ？」と思ったけどまだまだ直進！ そのうちに現れるはずのない国道４１号線に出てしまった。 （＾0＾）ははははは！ 近道間違っちゃったyo~ と…とっくに高山市内を通過した事にも気がつかずに更に直進。 どんどん直進。 道路案内標識で、さっきまで『高山まで○○km』と出てたのに… いつの間にか『富山まで○○km』になってる！ 高山？ 富山？ まぎわらしーっ！ だぁから漢字は嫌いなんだyo~ あまりにも類似してるよ。 間違えて当たり前です。 渋々、右側のパチンコ屋さんの駐車場でＵターン。 先頭恐怖症に陥った６０６は最後尾に… しかもさっさと３台行っちゃうからパチンコ屋さんから出られずに離れてしまった。 さっきまで５㌢ぐらいあったモノが、２㌢ぐらいに縮んでしまった。 ６０６の運命はいかに…。 △１０さん先頭で高山市内に入りました。 とりあえず市営駐車場があったので全車路肩に停止。 △１０さんに「この駐車場に停めますか？」と聞かれたけど… 上場来最安値の６０６は口を半分開けて、遠い目をしながら「そ… そうですね！ ここの駐車場は僕が考えていた所です！」と…さも知ってるかの如く、最後尾だったのに一番最初にチケットを取ってセブンを駐車しました。 これで少しは株価が上がると思ったけど… 高山の陣屋・上三之町までどえれー遠い駐車場だった w（Ｔ。Ｔ）w 高山に到着したのが１０時過ぎでした。 あまり早く到着しても店が開いてないし… 朝市で買いたい物もないから、ちょうど良い時間だったかな！ まずは道を間違えた事で盛り上がりました。 「地図を見ながら道を間違えるのも珍しい」「高山市内を通過しちゃって…凄い道を走ってから市内に入るのかと思った」などなどツッコミを入れられ… 「だって曲がる交差点があんなに小さな交差点だったとは思わなかったyo~」と、言い訳にならない弁明をしました。 あの交差点には大きく『高山陣屋⇒』という看板があったらしい。 目の悪い６０６はゴーグルしててメガネをかけてないと駄目駄目なんですーっ！ な～んて喋りながら上三之町を目指し、駐車場を後にしました。 僕達が停めた駐車場は大きな休憩所があり、観光案内を兼ねた管理人さんが常時見張っててくれるから安心してセブンを置いて離れる事ができました。 上三之町＆陣屋までの地図を見たら… 倒れるぐらい遠かった（＞。＜） 「団子が美味そうー！ 団子が食いてー！」と騒ぐ△１０嫁さん。 味噌を買わなきゃと焦るトラふぐさん。 ぶ厚い底のサンダルで歩きにくそうなperoさん。 若干疲れてる△１０さん。 竹さんもプチ疲れてたなぁ！ グルリと一通り散策して思った事は… 『駐車場ってこんな近くにもたくさんあるんだぁ！』という嘆き悲しみ。 だけど近い駐車場に入るには凄い人込みを抜けて来なければならず… セブンの爆音は迷惑そのものになりかねなかった。 だから控え目な場所に駐車した事は正解だと思いました。 陣屋前とかを通過する爆音スポーツタイプの車を見たけど…皆が迷惑そうな顔していたよ。 散策しながら陣屋に到着。 朝市はまだやってました。 とりあえず陣屋前で休憩！ まずは当初の目的であった『みたらし団子』を皆で食べました。 軟らかくて美味しかったです。 冷たい飲み物やカキ氷を食べながら座ってのんびり寛ぎました。 ６０６的には目的達成♪ 朝早く起きて、セブンで此処まで走って… ブラブラと高山市内を歩いて… 真っ青な梅雨明けの夏空の下で「ほっ」と寛ぐ。 人生の七分の一はこんな時間が必要だと痛感しました。 エアコンを効かせて、カーナビで迷わずに到着するよりも何倍も感動できるんじゃないかな？ セブンのツーリングはバイクのツーリングと似て非なるものがある。 乗用車とバイクの中間って感じ。 良くも悪くもね♪ 【みたらし団子】 いろんなお店の軒下で売ってました。 １本６０～７０円。 僕は１０年以上前に来た時に買った場所（陣屋前の屋台）の団子が食べたかったので、散策途中で買い食い（懐かしい日本語）しませんでした。 モチモチしてとても美味しい！ 【飛騨牛串焼き】 ２本食べちゃった。 凄く御飯が欲しくなっちゃったけど… 昼はラーメンと決めていたのでプチ我慢。 １本３００円ぐらいだったかな？ 頼んでから焼いてくれるので時間かかったけど… 待つのもまた嬉しい♪ とても良い味付けでした。 【焼きたての煎餅】 これは△１０さんから分けていただきました。 あまり煎餅が好きじゃなかったので、最初は食べる気がしなかったけど… 食べてビックリ！ 見た目よりも軟らかくて、おにぎりみたいな食感。 大きな煎餅…皆で分け合いました。 【冷凍みかん】 正式名称は覚えてません。 小さなミカンを短い割り箸に刺してカチカチに凍らせただけの一品。 味付けは全くなく『純みかん』の味です。 恐ろしいほど硬く凍っているので、噛むとシャーベットみたいになって食べれます。 夏には持ってこいのデザートかな？ １本１００円でした。 【カクテルフローズン】 これは珍しかった！ コーラやメロンソーダのフローズンは何度も食べた事あったけど… カクテルのフローズンは初めて！ カクテルと言っても『日本酒』の味と風味。 上三之町の造り酒屋さんの一角で売ってました。 コップ半分ぐらいの量で２８０円と結構高値でした。 大人のフローズンって感じ♪ …とまぁ、高山のメインストリートである上三之町をワイワイ盛り上がりながら食べ歩きして抜けた時に小さな看板を発見。 『食べ歩き厳禁』 今頃言われても… でも結構キツイ事が書いてあったなぁ～！ それを読んだperoさんは、「っざけんなよ！ こんな小さな看板読めるかってんだ！ 食べ歩きができんのなら二度と来ねー！ 死ねばいいのに。」と言ってました。 食べ物以外の土産も皆さん買ってましたが… 誰一人『さるぼぼ』を買った仲間はいませんでしたね。 一昔前に来た時は『さるぼぼ枕』を買いました。 さるぼぼの形をした枕だったけど…小さくて、毎朝ベットの下に落ちてて使い物にならなかったです。 あの頃は飛んでる形のキーホルダーが流行ってました。 今はあまり見なくなりましたね。 今回発見したのは叶姉妹風のゴージャスな物。 ただ単にゴールドのさるぼぼでしたが… 可愛くなかった。 小腹を苛めた後は甚五郎ラーメンを食べに行きました。 昼前で空いてたのでテーブルも使えたけど、『ラーメン屋さんはカウンターでしょう！』という粋な６０６はテーブルを嫌って６人横一列になって、カウンターでラーメンを食べました。 僕は大盛り＋御飯（無料）を食べて満腹♪ ちぢれ細麺であっさり醤油味。 素朴な感じのラーメンでとても旨かった！ ニンニクも好きなだけ自分でおろして入れれたけど…翌日が配達だった僕は我慢しました。 （Ｔ。Ｔ） ひと欠片入れたかったyo~ どうせ自主トレだけど…。 ラーメン屋さんを出た頃には結構暑くなってた。 「きっとセブンはフライパンの様に焼けてるだろうなぁ！」「シートが熱いだろうなぁ！」と夏の悲しい定めを背負って駐車場に向かいました。 どんどん賑やかさが無くなって淋しい感じもしましたが、静かな雰囲気もまた良いもんです。 ゆっくり買い物できるし… ゆっくり歩けます。 途中、『昭和なつかしの館』に寄りました。 ホンダの『Ｚ』や、古いラジオ、トースター… いろんな昭和の小物が置いてありました。 売ってるワケでもなく、ただ単に置いてあるだけの小さな建物。 そんな中で僕はアルミの弁当箱を見つけて心を打たれました。 中学校ぐらいまでかなぁ？ 遠足や社会見学・運動会で活躍した弁当箱でした。 中学の頃は学校行事で茶摘があったけど、その時にもアルミの弁当箱だった。 ハンカチで箸と一緒に包んでね♪ 蓋の横に小さな箸が格納できるのも持ってました。 どんなにキツくハンカチで包んでも必ず汁だらけになってたね。 なによりも…弁当を作ってる母親の姿をリアルに思い出して涙が出そうになりました。 仕事や家事で忙しいはずなのに…一生懸命作ってくれてたなぁ！ おかずが御飯の倍くらい入ってるのが皆と違ってた。 「ミカンは汁が出るから入れないで！」と何度言っても入ってた。 小さな弁当箱には溢れるぐらいの愛が詰め込まれていた。 お弁当箱って思い出の箱なんだね。 ガッチャマンの弁当箱…まだあるか探してみよっと♪ たくさんの御土産と思い出と夏の悲しい定めを背負って駐車場に向かいました。 途中で川で遊んだりしながら… ブラブラダラダラ歩く感じは小学校の下校時のノリ。 駐車場に辿り着いて僕らの後には１台も入ってない様子。 セブン４台は大人しく並んでました。 （今、チキチキを書きながら此処の駐車場で貰ってきた『ゆくたび感動・飛騨高山ぶらり散策マップ』を見て気がついた事は… 『陣屋から一番遠い駐車場』だった事です。 結構な距離だけど、皆で楽しく遠足気分で歩くとワケないですね！） とりあえず大きな休憩所があったので、これから再びセブンで移動するための鋭気を養うために少し座って休みました。 まだ高山市内に居るのに高山の思い出を話したり… 不思議な時間だった。 休憩所＆駐車場の管理人さんが「自慢のコーヒーを御馳走してあげるね！」と…インスタントではなく本格ドリップコーヒーを出してくれました。 早起きして遊び疲れた僕達は感動♪ とても優しい方でした。 この瞬間にこの駐車場はチキチキ高山駐車場に決定。 全然知らない人に優しくされるのはセブンツーリングの醍醐味でしょうか？ 「ごちそうさまでしたー！」と大声で挨拶して、パワー回復でセブンに乗り込み…帰路につきました。 実際… 今どこなのか分からなかった。 駐車場を出る寸前に僕は６０６号から降りて、管理人さんに国道４１号線に出るにはどうしたら良いか聞きに行きました。 そしたら管理人さん…給湯室で大声で何か歌ってた。 よほど気分が良かったのかな？ 脅かしちゃ悪いと思ったけど…また富山の方に進んでもマズイから、歌をヤメさせて案内していただいた。 おかげで難なく国道４１号線に出れました。 今日は全くの渋滞無し！ 夏休み＆梅雨明けで混むかと思った高山市内は楽勝で抜ける事ができました。 結構暑いのに水温計は８５℃前後で、とっても快適♪ ハーブレイクヒルを今度は逆から登って気分爽快。 セブン冥利に尽きる道だねぇ～！ このまま暫く来た道を戻って、途中で橋を渡り馬瀬村に向かうルート。 国道２５７号線に入る道は頭にインプット済み。 高山に向かう途中で確認済みだったので気楽モード。 ところがインプット＆直接目視で確認済みだったはずの交差点とは違う交差点で後ろの△１０さんが「ここを右折！」というジェスチャーをミラーで確認。 「あれぇ？ もう少し先じゃなかったかな？」と思ったけど… 先頭恐怖症の６０６は迷う事なく右折レーンに移動しました。 結果、どちらの道でも行けるんだけどね。 間違っても僕の責任じゃないから…って毎回、他力本願寺。 国道２５７線に入って直ぐにクネクネして何がなんだか分からなくなったけど… ここから道の駅・パスカル清見までは１本道（だったと思った）。 なにも苦労しなくてもトンネル抜けて左折すれば到着する手はずでした。 気持ち良く走ってた。 頭の中はクリアで走ってた。 そんな素敵なひと時を台無しにするかの如くバイクが２台ゆっくり並走してる。 なにか喋りながら走ってた。 「なんだ～？ 道に迷ってるのかぁ？ 都会人だなぁ！」と思った時に道を譲られた。 「ちんたら走ってんじゃねーyo~」と左手を上げて笑顔で挨拶して追い越しました。 がっ！ 直ぐ後ろを走っていた△１０号が来ない。 後続も来ないから…路肩に止めて待ちました。 全然来る気配もなく、セブンの排気音も聞こえない。 聞こえてくるのは静まりかえった林で響くヒグラシの鳴き声だけ。 バイク２台も来ないから「バイクと絡んだかぁ？」と不安になってＵターンしました。 ずいぶん戻った所で先ほどのバイク２台が「皆こっち（左折して）行ったよ～！」と指差して教えてくれました。 （＞。＜）超はずかしー！ もちろん３台とも左折して直ぐの所で待っててくれました。 一本道だったはずなのに…いつの間にか道が出来てました。 ま…アドリブという事で！ すっかり信用を失った６０６のモノは３㌢ぐらいまで回復していたのが１．５㌢ぐらいにまで退化しました。 それでも先頭を走らせる君達は鬼かぁ♪ 岐阜の山道は覚えられないよ（Ｔ。Ｔ） そんなプチハプニングもありつつ… 無事にパスカル清見に到着しました。 やっぱりスッゲー単車の台数！ セブンは単車乗りから複雑な視線の攻撃。 結構お腹いっぱいだったので軽く何か食べるぐらいする予定でした。 御土産も買ったりバイクを偵察して楽しい時間を過ごしました。 トラふぐさん…清見うどんを食べてたなぁ！ 底なし胃袋で驚いた。 到着した時は日なたバリバリの場所だったのに…数分で日陰になりました。 真向かいに高い山があるので日陰になった途端に凄く涼しくなり、４台並んだセブンを眺めながら寛いだ。 全く雨や渋滞の心配が無かったので、本当に気楽に寛げます。 日差しも弱まり始めた頃にパスカル清見を出発しました。 郡上街道を東海北陸自動車道方面に進み、郡上八幡ＩＣから上がるルート。 途中の電光表示板に『美並付近渋滞２㎞』と表示を発見！ 確か２年前に表示に騙されて国道１５６号線を使って大失敗をしたから…惑わされる事なくＥＴＣゲートを通過。 今回４台中３台がＥＴＣを装着しているので次々と通過してくると思った。 がっ！ またまた後ろ３台が来ない。 また何か僕は間違えたのかと思い…本線合流手前の路肩で停車。 目の前は渋滞してるし…エンジンかけて止まっていたから水温がドンドン上がる。 このまま渋滞い突入したら水温計地獄に陥ること必至だったのでエンジンを止めて待ち続けました。 戻るワケにもいかないからね。 そんな時、ふと近代秘密兵器を持っていた事に気がつき…仲間に電話してみたら、トらふぐ号のＥＴＣが不調で通過できずに何かゴタゴタしていたらしい。 数分後に全車向かってきました。 ハリセンorウエスタンラリアット喰らったのかな？ もう道に迷う事は無い。 あとはワンピースに間に合えば今回のツーリングは大成功（自分の失敗は棚に上げて）。 思ったとおり渋滞は大した事なかった。 途中、△１０さん御夫婦とお別れしました。 このまま気持ち良く走ってスパガーラには５時半着！ 家には６時半着！ と…明るいうちに余裕で帰宅できると確信していた。 がっ！ なんと一宮ＪＣＴで大渋滞（＞。＜） 帰りにあまり使わない道だけに情報と覚悟が無かった。 『渋滞２㎞』とあったけど…ほとんど動かない２kmは、渋滞しつつも流れてる２０kmに匹敵します。 さっきまで水温が７５℃ぐらいだったのに、止まった瞬間８５℃まで一気に上昇！ 「だめだ…このままでは確実にお陀仏だ！」と、高山＝水温計地獄の公式は今回もまた報告書のネタになるのだろうかと思った。 しかし今回はラジエータが頑張ってくれた。 ９５℃以上にならない♪ ダラダラと２km（もっとあったぞ！）を半クラッチのみで走行して名神高速道路に入る事ができました。 そして小牧ICで降りてスパガーラに着いた時間が６時４０分。 サザエさんの２本目が始まってる（T。T） ワンピースには間に合わない（T。T） こうなったらセブンを更に満喫して帰ろうと… トラふぐさんとperoさんと別れて、竹さんと一緒に家路を急ぎました。 名古屋高速から知立バイパスに入る頃に暗くなったのでヘッドライトを点灯。 しかし…不調だった左のヘッドライトが点かない。 右のヘッドライトも何故か真下を照らしてる。 暗くて怖いyo~ しかもカッコ悪いyo~ っていうオチを土産にチキチ基地に帰還。 午後７時４０分。 暗くて洗車できないし、ワンピース終っていたからBBSで『お疲れさま』と書き込む予定が… 朝出掛けに『行ってきます』と書き込んだままPCの電源を切らずに出発。 外気温３５℃で窓を閉め切った部屋でPCつけっぱなし！ 凄い音で内臓されてる扇風機が回ってました。 エアコン効かせて大きな扇風機でPCを冷却したけど…PCイカレちゃってました。 立ち上がるまでにたくさんの儀式を行わないとダメなPCになってしまった。 w（T。T）w あ～ぁ ｂｙ６０６ |
