■5月6日(土曜日)・平日■
 昨日から12時間以上飲みまくりの喰いまくりの喋りまくりで… 午前4時にプチ喉の痛みとともに起床。 たった2時間しか寝てないから頭が倍くらいデカくなってる感じ。 ボワンボワンしてる。 二日酔いは全然なかったので、酒を後悔するほどの朝ではない。 ローテンションな気分を盛り上げようと「今日はGW! 今日は連休! 好きなだけセブン!」と自分に言い聞かせて気分を高めた。 晴れてるのに、こんなにもローテンションなツーリングの朝も珍しい。 それもこれも本当は明日だった茶臼山を…雨を理由に一日繰り上げた自分のせい。 昨夜の地鶏パーティーも5日に決めたのは僕。 突然のBBQもほどほどにしておかなかった僕が悪い。 
 脳死状態&無気力全開で支度を済ませてチキチ基地に向かいました。 今回は先週の七転八転を学習してたので、直ぐに出発できました。 

 考えてみたら茶臼山に行くのも久しぶり。 それもそのはず、冬場は雪が積もりまくるもんね! そのせいか…茶臼山までのルートを思い出すまでに時間かかりました。 今回は猿投グリーンロード・西広瀬PAで集まってから行くという計画では無く、各自の好きな時間に茶臼山・面ノ木駐車場に集まるという気楽な計画です。 
 なので606は岡崎市内248号線から県道39号線から153号線に合流するルートを選択しました。

 午前5時にチキチ基地を出発。 ジャンパーが必要か否か迷うくらい暖かくなってきてます。 だけど茶臼山は冬である事に間違いないだろうから今回もフライトジャケットが必須。 中はTシャツとパーカーがあれば帰りはジャンパー脱げば完璧だと…長年のオープンカー生活で培ってきた勘。 ある意味では野生の勘でもあります。 この『野生の勘』というものは大したものでして…セブンに乗ってると雨や雪といった自然をも計れるほどの勘を養えますね! (注:雨男とは関係ありません)
 
 248号線・岡崎市内を走り抜け、当初の予定通り県道39号線(通称・足助街道)に入ります。 ここからは一気に交通量が減り、ほとんど対向車も来ません。 1週間前にキャブの同調をとっていただいたのでエンジン絶好調♪ 気持ち良くBDRサウンドを楽しめました。 が… 起きた時からの喉の痛みが増してきたので、通りすがりのコンビニに緊急着陸。 営業時間が午前6時からのコンビニだったので開店早々の状態でした。 ただ…ここのコンビニは少しばかり雰囲気が違った。 なぜか本棚にエ○本が多い。 店を間違えたのだろうかと思ったぐらい。 わざわざセブンに乗ってエ○本買いに来る客もいないだろうから… さっさとインスタントコーヒーと喉飴を買ってレジに向かいました。 と…ところがレジの女性が良い雰囲気。 必要以上に開いた胸元… 厚い唇… 妙に艶ぽい声… これは間違い無くウソップ物語だと自分に言い聞かせて店を出ました。 もう少しで茶臼山に辿り着けなかった! 恐ろしくも嬉しいトラップだった♪ (また行ってみよう)

 のど飴を舐めながらセブンに乗るのも初めて。 少し楽になったので良かったです。 153号線を突き進み、飯田街道に入り、伊勢神トンネルを2速全開吹けきりでアフターファイヤーを楽しみ…道の駅『どんぐりの里いなぶ』にてトイレ休憩。 ここで606の『野生の勘』が腹痛! …じゃなくて『野生の勘』がはらたいら! …でもなくて『野生の勘』が働いた。 それは此処から望む茶臼山方面が暗かったので、もしかしたら山の上は雨なのでは? というマイナスの勘。 悲しい事にプラスの勘というものは滅多に当らないのに、マイナスの勘というものは不思議なくらい的中する。 たぶん茶臼山の集合場所には既に到着してる仲間も居るはずなので電話して聞いてみようと思った。 しかし面ノ木駐車場は携帯電話が圏外地帯! 通信不可能な状態でもあったし… 情報を知って、此処に留まるワケにもいかなかったので… トイレを済ませて気合いを入れながら606号に乗り込み、シートベルトを締めてエンジンを掛ける。 ゴーグルをばっちり決めて帽子を被り… 雨が降ってる事を知りながら突き進もうとする姿は、この時道の駅に居た人達全員が惚れた事だろう! と…自分のカッコ良さに惚れてしまった。 

 結局、嫌々のど飴を舐めながら道の駅を出たんだけどね。

 マイナスの勘は見事に的中! 道の駅を出てトンネルを抜けた直ぐの257号線に向かう交差点を右折した途端…前方に敵(雨雲)の要塞を発見。 進攻方向に味方(青空)の姿は全く無い。 せっかく雨を避けて一日繰り上げた計画が… 小石を投げられる! いや今回は手榴弾投げられてもいいくらい気持ちが凹みました。 「いっそオイラを爆破してくれ!」と叫びたかった。  

 進攻方向に現れた敵の要塞は一個師団並み! 「ちょっとここら辺で停まっていようかな?」と弱気になったりもしたが… 606号に課せられた任務は『突撃』。 いざ茶臼山! レーシングスクリーンとゴーグルには目くらましとも思える霧の攻撃。 雨ではない! だから路面も乾いている。 霧は現れたり消えたりを繰り返し… 難なく茶臼山入り口まで来た。 「登れば登るほど霧は濃くなるんだろうな!」「登れば霧から雨に変るかも知れない。」とイチモツの不安を抱きながらスローペースで登りました。

 不思議な事です♪ どれだけ登っても僕の頭より下に霧はかからない! 後ろからフォグランプを煌煌と照らしたプジョーが接近してきた。 これならスピードダウンする必要は無いと判断して、先週復活したキャブの恩恵を授かりカッ飛んでみました。 プジョー君は見えなくなったので再びマイペースで料金所付近のトンネルを抜ける…抜けた途端…視界ゼロ! 何も見えない。 とりあえず後方から接近中のプジョーに追突されては悲しいのでハザードランプを点灯させて左端に止める。 どこまでが左限界かすらも分からない。 プジョーを先行させたら料金所が見えた。 「こんな霧の中でセブンを止めてたらビショ濡れになっちゃうよ」と…せっかくいつもの何倍も時間をかけて磨いた606だったのにと、激しく凹みました。

 料金所通過は午前7時。 8時までに通過すれば無料なのでノンストップで通過。 この先も視界ゼロ! ゆっくりゆっくり面ノ木駐車場を目指します。 街灯はもちろん看板すら無いので慎重に走って辿り着きました。 
 既に1496さんと、じょなさんさんが到着してて…二人共悲しみを乗り越えた時の笑顔で出迎えてくださいました。 そのうちにJPE大好き少年パパさんとperoさん到着。 △10さんは面ノ木駐車場手前まで来て…道を間違えたと勘違いしてUターンしちゃった。 そのうちにHage73さん到着。 そして△10さんは何処かで気がついて再びUターンして到着♪ Z4さんも濃霧の中をフルオープンで到着。 

 三ヶ根セットで湯を沸かし、のんびりコーヒー飲んで落ち着くと同時に喉の渇きを潤し…またプチ寒かったので暖をとる事もできました。 peroさんが鈴鹿に引き続き、おにぎりを持って来てくださったので餓えも癒されました。 不思議な事に、おにぎりが温かかった。 そしてZ4さんが持って来てくださったコナ(ハワイアン)コーヒーはバニラの香りがするコーヒーで驚きました。 味はしっかり珈琲なのに… 香りはバニラ! 鼻が壊れる606だけど、良い香りでした。 霧の中での〜んびり和気あいあいと過ごしました。 途中で1496さんがお帰りになり、おじゃさんが合流されました。

 2時間ぐらいしてようやく霧が晴れ… 茶臼山の高速ワインディングを楽しみながら、茶臼山高原道路のほぼ真ん中の折元ICで降りて岐阜方面に向かいます。 折元ICから伊那街道⇒飯田街道と…606が一番好きなのんびりコースで帰路に着きます。 あれほどの霧の中に放置していたセブンやGTは不思議と濡れてなかった。 『乾いた霧』と言うのが正解なのか… 人間にはマイナスイオンいっぱいで癒し効果抜群! 寒かったのは正直。

 伊那街道&飯田街道は信号も無ければ渋滞も無い! またいつか、伊那街道から三州街道へ進んで冶部坂峠の方へも行ってみたいなぁ♪

 ずんずん153号線を名古屋方面に進み、猿投グリーンロードを上がって直ぐの西広瀬PAにて解散となりました。
 僕は万博跡地を見たかったけど… そこから先は東名高速・名古屋ICから帰る術しかなかったので、GWの渋滞に巻き込まれたくなくてマイナーな道で、おじゃさんと一緒に帰りました。 全然知らない道で…ちょっと心配だったです。

 帰り道は暑かったけど、△10さんから頂いたフェイスマスクをしたままでした。 なぜなら、朝から痛かった喉の痛みが増し続けていたので、直接酸素吸うよりは喉の為に良いと思ってフェイスマスクを被り続けました。 とても楽だったと思うけど…暑かったわ〜! 鼻水垂れ流しでも気にならなかったしーっ!
 帰宅してからは2日間とも午後6時から午前6時までの12時間睡眠で風邪をひかずに済みました。 やっぱり睡眠は大事だね。


 今回はチキチキ史上初の日程繰上げで皆様に御迷惑をおかけしました m(_ _)m
通常ならば5月7日の予定でしたが…完璧に雨みたいだったので、どうせ中止なら繰上げてもOKだと判断しました。 連休ならではの変更でした。 年内にもう一度くらいは茶臼山に集まりたいと思ってます。 
 この報告書… あまりに仕事が忙しくて『単なる報告』で終ってしまった(>。<)  21日のセブンデイの報告書はもっと頑張るから許してね。
 画像の606は…電池切れの顔 w(T。T)w

by606
2006 茶臼山ミーティング