12月25日(日曜日)
 今年の忘年会&]'masパーティーは11月下旬からほぼ毎週くらいあった。 一週間に2回の時もありました。 そんな年末の『反省会』と称した普通(以上)の飲み会… 昨日で一応の幕を閉じました。 ほとんどの宴会でプチ幹事をやったので面倒な時もあったけど、終ってみると自分なりに楽しかったと思う。 皆の協力もあったし、混じりっ気無しで気のあった仲間同士だからこそ盛り上がる事ができたんじゃないかな? 来年の新年会は1発のみ! ドカンと盛り上げたいと思います。

 12月は(毎年の事だけど)そんな宴会続きでツーリングがなかなかできなかった。 特別寒かったし… 皆忙しいもんね! 今日は走り納めと自分に言い聞かして海岸線を軽く流してきました。 熱くならずに、なんとな〜く流す時に使う幡豆&西浦の海岸線。 家から1周約90分。 今日は朝から風も無くてメチャメチャ良い天気だったので、なんとなく伊良湖岬の大浅利屋さんまで足をのばしたい気分だった。 だけど年賀状も書かなければならなかったし、仕事も少し残っていたので…プチドライブで締め括りました。

 毎週必ずエンジンを掛けてきた606号だけど、ここのところの厳しい寒さでなかなか乗れず… エンジン掛けるのは2週間ぶりとなる。 久しぶりに606号のボディカバーをめくり全てのセキュリティーシステムを解除する。 気のせいか重く感じる606号をガレージから押し出して、しばし眺める。 おかげ様でフェンダー類にネズミがかじった痕跡は見当たらない。 レーシングスクリーンもクリア。 ホイールも洗って格納したので黒々してる。  ただ、氷点下5℃・6℃といった日が続いただけにバッテリーが弱ってないか心配でした。 キルスイッチを捻り、燃料ポンプが正常に仕事をしてくれた。 あとはスターターボタンを押してエンジンを掛けるだけ。 「お願いだからグズらずに掛かって!」と願いを込めてプッシュ。 願いは通じて1発着火! エンジン掛けるだけでハラハラドキドキ&感動しちゃえるセブンがやっぱり好きだなぁ♪ だけど、これでエンジン掛からなかったら…プチ嫌になるのが本音。 国産のオルタネーター&バッテリーを積んでるから、昔ほどハラハラドキドキ感は薄くなったかな? 

 久しぶりにエンジン掛けたので、水温が完璧に上がるまで優しく待ってあげた。 マフラーからはブアッブアッと蒸気が出る。 その蒸気を自分の口で真似てブアッブアッと退屈紛れにやって遊んでました。 意味は違うだろうけど人車一体という感じ。 冬場は『待つ』という時間があるから、面倒ながらも有意義にこの時間を使いたい。 606号をグルリ一回りして、各部の点検や手入れができる。 ほどほど水温が上がったらのんびりレーシングシューズに履き替えて乗り込み、ゴーグル・帽子・グローブをしてシートベルトを締める。 そしてゆっくり公道にでて海岸を目指しました。

 久しぶりに聴いたBDRサウンド。 空気は乾きまくってるから凄く澄んだ音色。 もっと強烈なBDRサウンドを聴きたかったので少し遠回りしてバイパスを目指しました。 今日はまったく時間に縛られずにセブンを楽しめるからこそ出来る技。 好きなだけ606号を味わえる! 天気も味方してくれて雲一つ無い! バイパスの合流で2速7000回転まで試す。 恐ろしいほどスムースに回る。 ちょくちょく乗るよりも2週間ぐらい置いてから乗ったほうが調子良いのかな? 人間と同じ? 恋愛と同じ? 『久しぶり』の方がドライバーも車も悦ぶのかな! 
 
 バイパスの合流は2速から3速にシフトアップして直ぐに終る。 合流と同時にブレーキを踏む事になるのは時間帯のせいもある。 なんだかんだと家でやってたから、チキチ基地を出発したのは10時だった。 これは仕方ない。 ここからは『年末のんびり安全モード』に入り、戦闘モードを解除しました。 短い戦闘モードでしたが…満足♪ 

 山道に入ると万年日陰には先日降った雪がまだ残ってる。 大きな雪だるまも力強く立ってました。 そして右手に三ヶ根山スカイラインを見送り… 左手に三河湾スカイラインを見送り… 一路『海』を目指しました。 
 海岸線と言っても海を眺めながら走り続けれる道路ではありません。 行こうと思えば好きな海岸に行ける程度で、極普通の道です。 今回目指してる場所は小高い丘から三河湾を眺めれる所。 自動販売機もトイレも無い、606が深呼吸をするだけのつまらない場所です。 一年に一度は行くかな? 誰も来ない狭い道を少し入った所。 深呼吸をして報告書に添える画像を一枚撮っただけでその場所を後にしました。

 ふぅ〜っと体中の酸素を入れ替えて帰宅しました。
 これで明日から仕事に集中できる。 正月休み目指して頑張れる! 短い時間だったけどリフレッシュできました。

 『息抜き』って本当に大切だと思います。 ギャンギャン峠を攻めたり、サーキットを楽しむのが『息抜き』になる人もいると思うけど… 僕は磨いたり眺めたり、なんとなく走ってくるのが『息抜き』かな? これまでの『606の息抜き』は全てそんな感じ。 
 大きな息抜きがツーリングなのかも知れない。 来年も皆が息抜きができるようなツーリングをたくさんやりたい。 そう考えてます♪

by606 
606の息抜き 其の七