3月7日 



愛機の『調子が良いのか?悪いのか?』

そう感じるって事は調子が悪いって事(^^♪

キャブが新しくなっても何か変。

『絶不調』を誰よりも知っている僕が思うに、『不調』である事に違いない。



ツーリング当日までに606号のプラグの番手を下げて試運転をしてツーリングに臨む考えでした。

だけど、もしそれでも改善しなかったら… 間違いなくツーリング中に心がへし折れる。



金曜日の夜、『困った時のキャブの神様頼み』的に電話で相談。

「なんでエンジンOHしてキャブも新品なのに調子が悪いの!?」

「1年以上前からずーっと調子悪いじゃん!」

「本多君、弄り過ぎじゃないの?」と、petit叱られた(>。<);;;

弄り過ぎた感はNothingにもあらずだが的を得た返事に対して、まともな返事ができなかった自分。

「明日… 診てあげるから… ガレージにおいで♪」

午後6時30分にガレージに行く約束を交わしました。



土曜日の午後6時、R2-D2にお店番と閉店を任せて606号で出発。

チキチ基地を出た時は薄明るかったけど、キャブの神様のガレージに着いた午後6時20分は真っ暗。

他に何も疑う事無く、すぐに油面を調べる。

適正値29mmのところ1番2番のキャブが24mm 3番4番のキャブが25mmとな。

(油面の適正値は諸説あるけどね。)

「油面がこんなに高かったらまともに走るワケないよ!」と… 同感。

僕はミクスチャーだけのキャブ調で直ると(簡単に)思っていた。

燃料ホースとキャブのヘッドを外してフロート位置を調整。

何度もフロートを微調整して、何度も燃料ホースを外したり取り付けたり…

何度もヘッドを組んでは油面を計り、また外しての繰り返し。



前後のキャブの油面を29mmぴったりに調整が済んだ時間が午後9時過ぎ。

3番4番の油面は早く調整できたけど、1番2番のキャブはとてつもなく不良品で時間がかかりました。



それから試運転を2回済ませてミクスチャーを微調整して終了。

この時点で午後10時。

15分ぐらい駄弁って帰路につきました。



午後11時少し前に帰宅。

不具合箇所の発見・修理・調整・完了で精神的には穏やかなのですが、全然眠れない。

0時を過ぎた頃から記憶がNothing(^^♪





【当日】

午前5時起床。

ナポレオンよりは長く寝たかな?

昨夜はツーリング前夜なのに全く天気予報を気にしてなかった。

今朝の西尾市上空は青空。

向かう静岡方面は曇天。

昨日の昼に確認した天気予報は晴れマークがあったのに、午前5時の時点で曇りマークオンリー。



朝飯と身支度を済ませて午前7時にエンジン始動。

気持ち良く一発着火&即アイドリング安定。

と… ここまでは普段通り。

問題はクラッチを繋いで走り出してから。

もしも…

もしもまたキャブが『カシュ!カシュ!クシュ!クシュ!』発したら配達号に乗り換えて行くつもりでした。

3分程暖機運転をして出発。

昨夜のまんまの気持ち良い発進と快適な巡航。

問題Nothingだっ(^^♪



赤塚PAでトイレ休憩をして、出発間際に敵の長距離榴弾砲(流れ雨)を喰らう。

走っていれば乾いちゃうほどの霧雨。

気にはならなかったけど、この先の天気はPetit気になりました。



霧雨は静岡県に入って止みました(^^♪

stage7さんご夫婦と途中で一緒になって、集合場所の小笠PAに午前8時45分に到着。

B7さんご夫婦、yasuさんご夫婦、サトシ君が先着。

くらしっくさん、shigeちゃん、スパッセ35号ノブさんがすぐに合流。

9時15分の出発15分前に全機全員集合完了(^^♪

あけましておめでとうございます!みたいな(^^♪

外は寒かったので暖房が効いてるトイレの建物の中で出発までの時間を過ごした第七小隊。



午前9時15分、小笠PAを予定通り出発。

天候は概ね曇り。

雨は降りそうにNothing(^^♪



菊川ICから東遠広域農道を走って御前崎を目指す初めてのコースです。

∴超不安。

だって… 前日にGoogle地図で予習できなかったもん(>。<)

『ひたすら直進』なので自分を信じて右左折しないように走り続けた53歳。



時々信号交差点は在りましたが隊列が途切れる事無く&ペースカーNothingで東遠広域農道を満喫。

適度なアップ&ダウンと気持ちの良い横Gを味わえて本当に走り易い道でした。



国道150号線を越えて目に飛び込んできた道路交通情報の看板…

『越波注意』 w(@。@)w

僕はコレを恐れていたんだyo~!

でも国道150号線に来るまで風はほとんど無かったし… 満潮MAXの時間帯でも小潮。

「大丈夫でしょう! 波をかぶる事はないでしょう♪」

606号の調子が良かったので鼻歌混じりで進む。

御前崎が一望できる高台の道で見た景色… ノルマンディー上陸作戦の映画そのもの(@。@);;;

海は荒れていた。

ヤバイかな?

道路が濡れていたらUターンして国道150号線を迂回して即帰路につく悪巧み。

雨に濡れるのは問題Nothingだけど、潮水を被るのは残念極まりない事。

なんとか無事に御前崎灯台下の駐車場に到着。

駐車スペースを心配してたけど、駐車率10%ほどで停めたい放題(^^♪



606号から降りたらスッゲー寒いっ! o(>。<)o

一難去ってまた一難!

しかも強烈な潮風!

どうりで空いてるワケだ。

此処で30分くらい灯台や海辺を散策する予定でしたが、とんでもない話です。

トイレを済ませて記念写真を撮ったら即撤収。

御前崎というよりも真冬の知床岬(行った事ないけど)でしたわ。



知床岬御前崎を出発してすぐに路面が潮水で濡れていました。

運良く反対車線側だけだったのセーフ!

逆から来てたらヤバかったなぁ。

寒さと強烈な潮風は1分も走ればNothing。

平和なツーリングに戻りました。

なんだったの?御前崎っ!



金谷御前崎連絡道路で一気に相良牧之原ICに進んで下りの小笠PAで小休止。

此処で解散宣言をした後、流れ解散となりました。

この時点で空腹絶倒状態だった僕… 浜名湖SAの屋台まで我慢して走行。

くらしっくさんとサトシ君とは磐田ICでお別れして、残った6台10名で浜名湖SAの屋台でランチ。

ランチ後は現地解散適時出発。



音羽蒲郡ICからは蒲郡バイパス入り口の渋滞を避けて国道1号線から幸田町を抜けるコースを選択。

ちょっと遠回りだけど、これからはこの道で帰ろう(^^♪

暑い季節の渋滞は606号の心臓と、自分の胃に悪いからね。

R2-D2は何食わぬ顔で寝てるだけだし(^^♪



キャブの神様のおかげで久しぶりに問題Nothingでツーリングを楽しめました。

キャブの神様のおかげで久しぶりに帰宅後のビールが美味くて飲み過ぎました。

今まで燻っていたプラグ同様、僕の心も燻っていましたが、今は良い焼け具合!

これからもいっぱい走ります(^^♪

ツーリングもいっぱい企画します(^^♪





by606










































東遠広域農道 御前崎ツーリング