パッと見どこも悪くなさそうな606号ですが一年前から既に満身創痍。
ただ…
毎週乗っていると、悪い箇所を早期発見できると同時に、悪い箇所に慣れてしまうのがメカ音痴の定め。
満身創痍だと分かっていても、「絶好調!」と勘違いしちゃう。
その頂点だったのが昨年9月の別府往復。
既にミッションからの異音は確認できていた。
その異音はヘルメットを被る事で聴こえなくなり… これまた「絶好調♪」と暢気に1900km走り続けた。
24時間以上走り続けて606号を酷く傷めたと同時に、自分の上半身も酷く痛めた50歳。
別府往復以降はツーリングも近所徘徊も騙し騙し乗っていた感は否めませんでしたね。
606号… 皮と骨と足は2001年式だけど内臓は1992年式。
2001年以降チョコチョコと不具合が出たら不具合が出た箇所をチョコチョコ直すだけの修理を繰り返してきました。
それが普通の事だと思っていたし。
2012年~2016年の4年間悩まされ続けたエンジン不調。
無駄なエンジンOH、逆効果となったミッションOH、意味不明なキャブの交換も行われた。
キャブ… DCOE9だったはずなのにDCOE152になっていたのは悲しかったわ。
ミッションのOHは滲む程度の漏れだったのが滴り落ちる漏れに成長していたし…
エンジンのOHは何も計測せずにバラして目視だけで不具合が無いと判断して組み立てられただけ。
そんな修理を繰り返しても改善の糸口さえ掴めるはずもなく、4年間絶不調な606号に乗り続け…
何度手放そうと考えた事か。
ストレス解消で買ったSEVENがストレスになっていた4年間。
その後、しっかりとしたショップで診てもらったら、すぐに普通に走れるようになる。
ちゃんと走れるようになって、やっと心からSEVENを楽しめるようになったなぁ(^^♪
それでも趣味車ゆえ不具合を避けて通れません。
乗りまくっても飾っておくだけでも不具合が起きるのが機械物の定め。
できるだけ自分で直す努力をして、無理な部分はお願いする形で、どうにかこうにか28年間乗り続けてきました。
そして昨日、(今年の2月に予めお願いしてありました)606号リフレッシュ作戦を決行。
そんなワケで今年の夏は606号無しで過ごします(^^♪
606号が戻って来たら、また遊んでやってくださいね。 m(_ _)m
PS : BBS等に『終活』とか『お別れ』とか書いたけど…
『終活』は、606号を死ぬまで乗るための修理の意。
『お別れ』は、ミッションからのオイル漏れとの決別の意。
606号とは腐れ縁なので…。
by606
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