606の息抜き 其の壱百四拾五






7月26日 



免許を取得したのが21歳。

二年弱は車を所有できず… 250ccのバイクが自分の足となっていた。



柵の中から飛び出る直前に所謂『マイカー』なる物を購入。

この時点でどんな車を買うかで人生が大きく変わるものだと今になって思う。

あの時、バイクにのめり込んで250cc⇒400cc⇒1000ccとステップアップしていたら…

「車なんて何でもイイ♪」という感覚だったら…

高級セダンを追い求めていたら…

タラレバで物事を振り返るのは好きじゃないけど、そんなふうに考えたら結構面白い。

柵の中から飛び出る直前に国産スポーティーカーを買っちまったのが、あれからの人生&これからの人生。



車をチューニングする為に鈴鹿の有名ショップに出向いたのも、あれからの人生。

あの時からショップ通いが始まったのは火を見るよりも明らかな事。

SEVENを買い… ショップ通いなるものは加速。

この日も22日に預けた606号を引き取りに袋井市に向かう50歳。

正直『遠い』けど、好きな事だから『苦痛』は微塵も感じない。

ただ、お店をR2-D2に任せて出るのが辛いだけ。

29日の日曜日に引き取りに行く事はできたのだが… 週末は台風直撃(>。<);;;

「敢えて言おう 今夜しかないと…。」



午後6時ちょい過ぎに家を出て、蒲郡バイパスの終点から音羽蒲郡ICまでの渋滞に嵌り…

新城PA付近と三方原PA付近では小雨を喰らったが代車なので平気(^^♪

平日の夜はトラックが多いね。

オウルガレージさんに着いたのは午後8時ちょい前。

月が雲の隙間から時々顔を出すのだが概ね曇天。

日立製の燃料ポンプからニスモ製の燃料ポンプに交換して頂いたけど暗くて見えず。

ボンネットを開けてキャブ周りのフューエルラインを見せてくれた。

耐油ゴム製のフューエルラインだがEARL'Sよりも美しい仕上がり。

キルスイッチをONにして燃料ポンプを始動。

約24年間使い続けた日立製の燃料ポンプが8ビートなら、新しいニスモ製の燃料ポンプの音は16ビート。

また20年は使えるかな?

20年使えるとか言うよりも、暫くは壊れて止る事を恐れずに乗る事ができるのが嬉しい。

早く帰らないと雨が心配だし、明日も朝早くから仕事だから10分そこそこの滞在で帰路につく。



帰りは渋滞も雨も全くなかった上に涼しかったので水温は80℃以下で快適走行。

午後9時30分に帰宅して、軽く雑巾掛けだけしてチキチ基地に格納。

オウルガレージさんはボディを全く汚す事無く整備をしてくれるのが嬉しい。

それにしても今夜は涼しいなぁ♪

明日はキャブを眺めながら、のんびり珈琲でも飲もう(^^♪

これからの人生、まだまだ続くショップ通い…。





by606