606の息抜き 其の九拾九




8月12日 



『宿題は涼しいうちに!』と小学校の夏休み期間中、親に何回言われた事か…。

涼しいうちは遊びたくなるのが男の子の定め。

暑くても遊びたくなる義務教育期間中の定め。

宿題は雨が降った時にやればイイ♪

40年前も現在もあまり変わらない連休の過ごし方をしている馬鹿息子兼馬鹿亭主。



今日はそんな連休の初日。

三日前に606号に乗ったので、テンションはイマイチ低かったけど… 天気が良ければテンションも上がる。

だが行く当てがない。

海岸線を気持ち良く走りたくても海水浴客のマイカーで渋滞必死。

山はバイクが多そうだし…

じゃあ山の手前でUターンをして暑くなる前に帰れば問題ないだろう。

R2-D2と協議の末に決まった行き先が『香嵐渓』でした。



午前6時にチキチ基地を出発。

三日前と同じルートで東海環状道/豊田松平ICで下りて、足助街道をの~んびり走る。

やまびこロード並に涼しい!

木陰になるともっと涼しい!

今年は猛暑日続きだったけど、606号に乗って酷暑・猛暑を味わった事が無い。

修理様様だったのかな?



香嵐渓には一時間弱で到着。

駐車場は開いていたけど係員が居なかったので、黙って料金所を通過して駐車。

超広い駐車場は一台も車が停まっていない。

暇か?

とりあえず巴川まで歩くが誰も居ない。

たくさんある店は一軒も営業していない。

ないない尽くしで、香嵐渓は全く機能していない状態でした。

キャンプ&BBQは結構な人数で粛々と行われていました。

まぁなんたって午前7時ですから仕方ないですね。

香嵐渓貸切状態。

嬉しいやら淋しいやら…。

紅葉のシーズンにこれくらい空いてたら毎年来るのになぁ!

二人で緑葉を満喫しながら散策。



車で一時間足らずで来れる香嵐渓ですが、僕は生まれて初めて来ました。

出発前にGoogleストリートビューで予習していたので、三州足助屋敷と吊り橋を目指しました。

んがっ!

w(@。@)w 三州足助屋敷はまだ閉まっている。

w(>。<)w 吊り橋まで歩いたら汗びっしょり。

景色は新鮮だったけど、紅葉がないから近所のウォーキングコースと何ら変わらず。



だらだら駐車場まで戻って、一軒だけ開いてたお土産屋さんに入った。

特別欲しいモノは無かったけど… その場の重い雰囲気で鮎の甘露煮を一袋だけ買う。

小腹が空いていたので保温庫に入っていた、みたらし団子を2つ注文。

保温庫の中から出すと思いきや、冷蔵庫から出してレンジでチン!

保温庫の中の団子と五平餅は食品サンプルだったというオチ。

昔、近所に在った駄菓子屋のオバちゃんより不愛想な対応だったのが懐かしくもムカついた。

嫌々営業するなら店を閉めりゃあいいのに… と、ミジンコみたいなHPでつぶやく。



一時間ほど緑の香嵐渓を満喫。

「二度と来るもんか!」 と中指立てて606号に戻る。

レーシングスクリーンの裏に606号のナンバーが書かれた封筒が置いてあった。

この封筒に駐車料金を入れて料金所のポストに入れといて~という仕組み。

紅葉シーズンは一日1000円の駐車料金だが、シーズンオフは500円。

握り潰して帰ろうかと思ったけど、ナンバーを控えられては後々で面倒。

しかもちゃんと見られていて、自転車で集金に来られた。

「上手い具合にできとるね~!」とツッコミだけ入れながら500円支払いました。

『二度と来るもんか!』



帰りは来た道を引き返したけど、香嵐渓付近の反対車線は渋滞。

やっぱり皆さん茶臼山を目指しているのですね。

紅葉シーズンじゃなくても9時近くになれば渋滞するんだなぁ。



またしても伊勢湾岸道/豊田南ICで下りてからが暑い(>。<)

香嵐渓で「カキ氷が食べたい!」と叫び続けていたR2-D2のリクエストに応えて、近所の喫茶店に寄りました。

だって香嵐渓の店は10時半からしかやってないんだもん。

歩道を越える時に606号の腹を少し擦った(T。T)

カキ氷を食べ終わる頃には体の芯まで冷え切って悪寒がしたほど。

お店を出て『暖かい♪』と喜ぶSEVEN乗り。

606号に乗ってお店の駐車場を出るまでに『やっぱり暑い!』と嘆くSEVEN乗り。

また今日も夏と冬を繰り返し味わった一日でした。



香嵐渓はちっとも面白くなかったけど、往復の道中は気持ち良く走れたのでOK♪

連休初日から素敵な息抜きになりました。

昨日、仕事を頑張った甲斐があったなぁ。



今夜は結婚記念日(少し前)なので、近所のpizza屋さんでディナーを予約してあります。

義理と義務だけは欠いたらあかんでね。

生ビールで再び息抜きします。





by606