太陽の光をいっぱい浴びた苺は甘いらしい。
寒い時期が一番甘いと思っていた僕は、46年間間違って生きてきたんだなぁ。
久能山の急斜面で育てられた苺が美味いのは理にかなってますね。
前日まで晴れが続いた日曜日の苺がBESTだと昨年知った47歳。
天気ばかりは賭けなんだよなぁ。
ツーリングの当日が晴れてくれるかどうかすら分からないのに…
数日前からの天気も気にしなければならない苺の悲しい定め。
本当はいつもの農園さんに行きたかったけど…
数年雨に大崩海岸が大崩れして通行止めとなり、ツーリングコースに大打撃。
いちご狩りだけで帰るのは面白くない。
日本平を走って帰るコースもあるけど、いちご狩りの後だと駐車場が混雑必至。
さらに日本平から帰る頃には、国道150号線は大渋滞。
いろいろな理由で、今年は試しに愛知県内と浜名湖周辺で農園さんを探してみました。
いちご狩りが出来る農園さんをネットで数軒検索。
『要予約』という農園さんではSEVENのツーリングには不向き。
どの農園さんも要予約だったけど、一軒だけ『当日OK』みたいな農園さんがあった。
たまたま仕事関係で浜松に用事があったので、その農園さんを帰りに下見。
こじんまりとした農園さんでしたが、綺麗に舗装された駐車場は80台OK♪
2月15日に20人ぐらいで利用可能か否かを伺ったら、全然OKでした。
その場で即予約!
今回のツーリングは雨天足車で実行だったので延期はないから、迷わず予約可能。
農園さんには雪が降ったら来れない事も伝え、その旨了解を得て業務完了♪
ツーリングの参加表明は受付開始と同時に大勢の仲間から申し込みがありました。
やっぱり1月~3月のツーリングは近場がイイね♪
しかし病気やら仕事やらで、ツーリング前日までに30%ほどがキャンセルとなる事は想定の範囲内。
くらしっくさんのツーリング復活をお祝いする意味も込めて、ツーリングコースを少しアレンジ。
Googleストリートビューを駆使して絶景を探しまくった(^-^)
その結果、素敵な景色と素敵なカフェを発見!
これは喜んでくれるのではないかと… 当日が楽しみで楽しみで待ちきれなかったです。
農園さんのHPによると、2月に入ってから寒さと日照不足で苺の生育が追い付かない状態との事。
2月8日は午前11時前には苺が無くなってしまったとか(@。@);
予約してあったので心配はなかったけど、念には念を入れて前日に確認の電話をしました。
農園さん曰く、「全然大丈夫ですよ~♪」との事で一安心。
天気の心配もないのでグッスリ寝る事ができました(^-^) が…
自分でキャブを弄ったのでエンジンがかかるかどうかが心配で、グッスリとは眠れなかったかな?
まぁよく眠れたほうだったと思う。
@A型
2月15日 午前4時30分起床。
東の空に綺麗な三日月。
そして無風。
キーンと寒い朝だったけど、ここ数日の寒さほどではない。
それでも2月!
朝早くからオープンで走るのは尋常ではないね。
ちゃんとスノボズボンを穿いて、午前5時45分に配達号でチキチ基地に向かいました。
「エンジンかかるかなぁ?」
「途中でまたキャブのバランスが狂ってギクシャクしないかなぁ?」
乗る度にそんな心配をしなくちゃならない1992年製の606号。
チキチ基地から今回もR2-D2と一緒に神社裏まで606号を押して移動。
ここ暫くトレーニングジムに行ってないので、結構キツかった。
神社裏も建売住宅が増えたので、そろそろ別の場所を考えないとマズイなぁ(>。<)
BDRエンジンは一発で始動。
5分ほど暖気をして午前6時に出発。
なんとなくやってみたキャブの同調が上手く揃っているのか… 最近にはない滑らかさ。
近所のセルフGSまでオイルを温めながらゆっくり走って満タン給油。
先週まで129円だったハイオクガソリンが、今朝は136円。
25㍑入ったので2㍑損をした気分だ(>。<)@
GSを出発してバイパスからスピードを上げる。
キャブから異音(>。<) マフラーから火花(>。<)
帰って配達号に乗り換えるか?このまま行くか?その判断を次のICまでに求められた。
しかし4速に入れた途端に異音も火花も解消♪
次のICをパスして、そのまま赤塚PAに向かう事ができました。
赤塚PAに午前6時45分に到着。
一番のりは一番遠くから参加の、さとうとしをさんご夫婦でした。
そのうちにc-doさんとstage7さんご夫婦が到着。
チベット7さんご夫婦は雪の為足車での参加となっちゃいましたが、無理はいけません!
来月には雪の心配はなくなるはずですから♪
午前7時30分に赤塚PAを5台で出発。
向かう方向は快晴! しかしミラーには黒い雲が不気味に映っていた。
途中休憩なしで浜松西ICまでツーリング。
ICから目的地の農園さんまでは僅か10分で到着。
いちご狩りは午前9時から受け付け開始だったので、静岡小隊さんとの集合は午前8時30分にしてありました。
それでも僕らが着いたのは午前8時(>。<)
早く着き過ぎちゃうのがA型の定めだけど… 遅れるよりはイイかな?
集合時間までにkomi△さんご夫婦、くらしっくさん、でぶちんセブンさんご夫婦、shige1710さんご家族が到着。
午前8時半には、いちご狩りのお客さんで受付周辺は大混雑になりました(@。@)
でも予約がしてあるので鼻歌混じりで余裕の構え♪
とりあえず大人数なので農園さんに予約の確認をしに行ったら…
なんと予約されていない! o(>。<)o
「大丈夫です苺は有りますから…。」との事。
これで苺が無かったら今世紀最強のクレーマーと化すところでした。
「苺は有る。」と聞いても、売れ残りみたいな苺になるんじゃないのかな?
そんなこんなで一難去ったところで、いつの間にか整理券なる物が配布されているではないか!
一番最初に来て、一番最初に顔を出したのに、後から来た多国籍軍やカップルが既に整理券をゲットしている。
完璧にブチ切れたけど…
整理券の番号が『7番』だったので「ありがとう♪」と笑顔で受け取った606でした。
一難去ってまた一難去ったところで農園さんから、苺ハウスまで車での移動を促された。
「駐車場が凸凹なので路駐でもイイですか?」と…
もちろん拒否!
移動は受け入れてもSEVENを安心できない所に停めて、のんびり苺と戯れる事なんて無理。
だいたいここまでの流れで僕は十分疲れた。
後からヘラヘラやって来た宇宙人みたいなカップルの後ろに並んでるだけでも腹が立つのに…。
気がつけば整理券番号は40番にまで膨れ上がっているし…
狭い店内は国府宮のはだか祭状態。
9時からという決まりに縛れているから結局は大パニック。
やっと受付を済ませて何処の苺ハウスまで行くか示された地図を渡されて愕然。
一番遠いやん(>。<)@
地図を一枚もらっただけでは、戦々恐々とした駐車場内で仲間に説明もできない。
それでもなんとか指定された苺ハウスまで行けたのは、要所要所に案内看板が有ったからでした。
一難去って、また一難去って、また一難。
移動して来て誘導された駐車場が荒れ地(T。T)
せめてもの救いは前日に雨が降ってなかった事。
ぬかるんでいたら100%無理。
返金求めて向かいに在るフルーツパークに行ってましたわ(^-^)
まぁ砂埃は巻き上がったけど、走れば吹き飛んじゃうもんね♪
ここは一つ良い方向に考えて… 各自ゲートIN!
苺ハウスに入ると小さなゴミ袋と練乳の入った容器を渡されました。
長~いレーンに5人ほど入れてもらえたけど…
左右両方の苺が食べれるので、距離的には5人で100mぐらいの苗から生る苺が食べれる計算。
しかもスッゲーいっぱい生っているから、食べ頃の苺を探す手間が不要。
むしろ食べ頃じゃない苺を探すほうが困難なほどでした。
まずは真っ赤に色着いた大きな苺から実食!
o(T。T)o 甘~い♪
o(T。T)o 美味~い♪
o(@。@)o なんじゃこりゃあ!!
一ヶ月前に食べた試食苺は歯茎から血が出るくらい硬くて酸っぱかったのに…
o(@。@)o なんじゃこりゃあ!!
約30分間に及んだ苺との格闘は、D級グルメの評論以下になるので割愛させていただきます。 m(_ _)m
大満足の苺で8時から9時ちょい過ぎまでのストレスは解消。
苺を食べるまでは大魔神だった606は、笑顔の埴輪に戻りました。
たとえ砂ホコリが舞う駐車場に停めておいたSEVENが流れ雨に打たれていても…
『味』というものは心を豊かにします。
演習場みたいな駐車場で記念撮影をして、足車での参加の方々とは此処でお別れ。
人数が半分になっちゃったけど、ツーリングは此処からが本番。
美味しい苺で心も腹も膀胱も満たされたまま、SEVENだけで浜名湖ぷちツーリングに出発。
6台のSEVENなら先頭は楽勝♪
10台を超える台数だと信号のタイミングにスッゲー注意しながら進まなければならないけど…
助手席側に広がる浜名湖を606号のボンネット越しに眺めながら余裕で走る事ができました。
暫く走って第一絶景ポイントに近づいて来た♪
此処までは普通に浜名湖を眺める事ができる湖畔道路。
大通りから「まさか!」という路地に入り込んで絶景ポイントを目指します。
この道… 途中まではすれ違い可能なのだけど、途中からは100%すれ違い不可能な道幅になる。
対向車が来たら万事休す!
左回りを優先してツーリングコースを決めるので、この道も左回り。
見通しも悪い道なので対向車と正面衝突を避けるとなると、浜名湖にダイブするしかない。
ちょっとドキドキする道なのよ(^-^);
民家がなくなった所から絶景ポイントが始まります。
太陽を反射させる湖面がキラキラと輝いて綺麗だったなぁ。
普通の車から見る景色よりも、SEVENのボンネット越し&ヘッドライト越しに見る景色は何倍も好きっ!
(606号から対向車を確認できる)一番イイ場所で少しだけ停車。
くらしっくさん復活記念に華ならぬ絶景を添えられて幸いでした。
長時間の停車はヤバイので、1分ほど景色を瞼に焼き付けてから元の大通りに戻りました。
第一絶景ポイントから暫くツーリングを楽しんで、浜名湖を一望できるカフェにて休憩。
カフェからの眺めが第二絶景ポイント!
食事がしたかったけど… まだ午前10時を少し回った時間だったので珈琲でも♪という感覚。
それよりもトイレ休憩が優先なのはSEVEN乗りの定め。
カフェの駐車場に車が無かったので「休みかぁ!?」と思ったら、店内に電気が点いていたのでセーフ♪
浜名湖を眺めながら食事ができる4人掛けのテーブル席があったけど…
マスターが15人ぐらいで使えるVIPルームに案内してくださいました。
VIPルームから浜名湖は少々見辛かったけど、SEVENを眺めながら過ごせる空間は最高でしたね。
食事は各自適当に注文。
料理が運ばれて来るまで、いろんな話で盛り上がりました(^-^)
やっぱり1つのテーブルで輪になるほうが面白い♪
カフェでの料理はあまり期待してなかったけど、これが意外に美味しくて、さらにボリューム満点。
久しぶりに素敵なカフェに出会えました(^-^)
でも家からは遠いなぁ(>。<)
お店を出て三ヶ日ICまで、またまたツーリングを楽しみました。
三ヶ日ICで静岡小隊さんの2台とお別れ。
4台で名古屋方面に進みました。
ランチで押し潰された苺汁が、じわじわ濾過されてきた時に新城PAを通過。
新城PAを通過した途端に苺汁が一気に濾過され膀胱ピンチ!
往路の赤塚PA⇒新城PAは近いけど…
復路の新城PA⇒赤塚PAは意外に遠い(>。<)
『赤塚PA 2km』の案内標識を通過する頃には腰が浮いていた606でした。
さとうとしをさん… 動画撮影中だったのかな?
赤塚PAに入る手前で抜いて行っちゃったので、そのままお別れとなっちゃいました。
赤塚PAで大気解放(U。U)♪
スッキリしてstage7さんを見送りながら、c-doさんと音羽蒲郡ICで下りました。
音羽蒲郡ICを出て旧有料道路からバイパスに上がるまでに、結構な渋滞にハマり… 再び尿意が(>。<)
バイパスに上がったら前の車が制限速度の80%前後の速度で走り続けるのでストレスと尿意がMAX(@。@);
これだけ606号のプラグに負担をかけても快調に走れたのは同調が合ってるという事?
キャブやプラグによるストレスが全く無かったのが幸いでした。
c-doさんと西尾市内のICで別れて、午後1時JSTに帰宅。
洗車時に雑巾を絞る手の冷たかった事(T。T)
まだまだ冬だけど… 確実に暖かい春に向かっている陽気にはなってきましたね(^-^)
いちご狩り&浜名湖ぷちツーリングに参加の皆さんお疲れ様でした。
慣れない&段取りが分からない農園でドタバタしましたが、どうかお許しください。
なんとか無事に目的を達成できたので良かったです。
来年のいちご狩りは… 伝家の宝刀『ほんだびれっじ』かぁ??
いちご狩り&浜名湖ぷちツーリングの参加者(参加表明順)
チベット7さんご夫婦
c-doさん
さとうとしをさんご夫婦
くらしっくさん
komi△さんご夫婦
でぶちんセブンさんご夫婦
stage7さんご夫婦
shige1710さんご家族
606夫婦
友情出演 ガンメタ7さん
以上SEVEN6台、足車3台、女子会8名のツーリングでした(^-^)
by606
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