6月2日 梅雨空 |
愛機(SEVEN)を手放すタイミングは十人十色。 僕がSEVENを手放そうと思ったのは過去に2回ある。 プライベートで一度。 3番だけが何故かカブる状態で2年悩んだ時に一度。 前者は泣く泣く諦めモード。 それでも踏ん張って606号を維持したけど… 因果なもので、生活は維持できなかった♪ 後者は悩み疲れた挙句の開き直り。 3番だけ極端に違うジェットが付いていた事が分かってクリア♪ 針で突いたほどの小さな穴が微妙に違うだけで2年間も悩むなんてね! そして今回も最後は心的葛藤の日々となり… 三度目の正直か!?とさえ思った。 事の始まりは18ヶ月前から始まったアイドリングの上昇。 原因は3番4番のキャブのスロットルバルブが全閉しない事は分かっていた。 もちろんアイドリングアジャスタースクリューは下げ幅いっぱい。 補助のバネでスロットルレバーを引っ張り上げたりして騙し騙し乗り続けた。 純正のリターンスプリングでの力不足を感じてアクセルリンケージも投入。 長い事アイドリングの上昇に悩んだ。 同時にミッションオイルの漏れも目立ち始めた。 追い討ちをかけるが如くコンロッドの不具合。 油圧ポンプの不良。 燃料タンクからのガソリン漏れ。 (以上は都度修理済) スターターの初爆無し。 タコメーター死亡。 最後は再びアイドリングが1600回転から下がらなくなり… なぜか2000回転に達する時もあった。 606号の排気音は漁船みたいだったし、上下に激しく振動。 これにはさすがに心折れた。 もう嫌っ!! 梅雨入り寸前の5月26日… SEVEN三度目の挫折。 606号を売ってNSXのATでも買って老後を過ごそう! そんな気にもなったよ。 だけどSEVENが好き。 キャブの吸気音に憧れて買ったキャブ車。 その車をキャブの不具合で手放してイイのだろうか? 後悔はしないだろうか? 大好きなSEVENが財布と時間と心を逼迫している現状… 打開策はキャブ交換に行きついた。 RATさんに通算6基目となるキャブ交換を依頼。 極秘ルートでイギリスからキャブが届いたのが17日後。 キャブが届いたら速攻で作業に入ってくれました。 6月2日 キャブ交換完了。 同時にタコメーターもスターターも完治。 午後3時から試運転♪ アイドリングは安定し、吸気音排気音共に懐かしいBDRサウンド。 当たり前の事に感動。 4速中回転からのキャブの叫びを聴いて、ゴーグルの中は梅雨末期状態。 やっぱコレだよ! こーでなくっちゃ!! 小雨も気にせず、そのまま2時間ドライブを楽しんじゃいました。 少しずつですがSEVEN魂がメラメラと燃えてきてます。 一度着火すれば天高く火柱を上げて燃えるけど… 今はSEVEN以外の悩みが一つ。 コレが6月6日に解消すればリミッター解除! 奇しくも6月6日かよ(>。<); 胸のリミッターが解除されれば、どこまでも笑って走り続ける事ができます。 まだまだ乗るぞーっ!! ここ暫くBBSで愚痴ばかり書いて申し訳ありませんでした。 打たれ弱いA型の悲しい定め。 メーメーと鳴く山羊座ひつじ年の悲しい定め 大勢の方々から叱咤激励を頂きまして感謝です。 ご恩は中山で! @ゴン中山 by606 |