箱根・芦ノ湖・仙石原ツーリング




10月7日 あめ



箱根スカイライン・芦ノ湖スカイラインに行くのは久しぶり。

606号一台でなんとなく行ったのは、いつだったかな?

箱根スカイラインの料金所近くに在った『見晴亭』さんが閉鎖されていて、酷く切なくなった記憶がある。



今回は久しぶりに『ツーリング』として、大勢で行く事にしました。

暑い夏が終わる秋の入り口となる9月30日。

参加表明は25台(31名)に膨れ上がったので下見を決行。

女性(助手席)の参加も多くなり… 女性も楽しめる観光スポットをコースに入れてみました。



9月16日に単機で下見を行いました。

降水確率が80%だったので配達号で行ったのだけど… まさかの快晴!

富士山も麓から頂上までしっかり見えたほど。

晴れたら胃が痛い配達号の悲しい定め。

ストレスが溜まる下見だったなぁ。


御殿場IC⇒箱根スカイライン⇒芦ノ湖スカイライン⇒小涌谷(国道1号線)⇒

乙女トンネル(国道138号線)⇒御殿場IC というコースの予定でしたが…

毎度お馴染みのコースでは面白くないので、今回は…

御殿場IC⇒箱根スカイライン⇒芦ノ湖スカイライン⇒国道1号線⇒

仙石原(県道75号線)⇒乙女トンネル(国道138号線)⇒御殿場IC というコースに変更。


後者のコースだと信号が少なく、芦ノ湖の湖岸を走り続けるし…

ススキ草原で有名な仙石原を眺める事ができる。(時季的にちょっと早いけどね)

初めて走る区間もあるので、しっかりと下見をしました。



で…

残念ながら女性も楽しめる観光スポットとして立ち寄る予定だった仙石原の箱根ラスクのお店は…

駐車場が12台が精一杯だったのでOUT。

しかもお店の周りは、こんなに早い時期でも仙石原のススキ草原は大混雑でした。

SEVEN一個小隊を停めれる駐車場を探したけど無い!

残念ながら通過する事にしました。

その代わりに芦ノ湖スカイラインの三国峠展望台に立ち寄る段取り。

下見では通過しちゃったので、三国峠展望台の情報はネットで調べました。

芦ノ湖スカイラインで一番眺めが良い展望台なのですね(^-^)

もっと下調べをしてから下見に行けば良かったなぁ。

いつの日か、下見の下見もやらなければ気が済まなくなるA型の悲しい定め。



肝心のお昼ご飯はレストハウス FUJI VIEWさんを予約。

車好きの店主さんがSEVEN25台を快く受け入れてくださいました。

(T。T) 凄く嬉しかったよーっ!

この瞬間… 『毎年このお店に行こう♪』と決めちゃった(^-^)v



御殿場ICから御殿場ICに戻るまでの区間で路面の悪い箇所はゼロ。

SEVENには適したコースと判断。

あとは… 肝心要の『天気』のみ!!

神様には頼らないし、信じてもないけど… ツーリングが近くなると『神様ヨロシク!』って感じ。




9月29日…

やっぱり神様なんて存在しなかった!

数日前から台風17号が迷走の果てに東海地方に向きを変え、30日は夕方から雨という天気予報。

でも台風が来る直前って天気イイんだよね!

天気予報は『くもり後あめ』になっているけど、ピンポイント予報は『晴れ』なんだもん。

29日の朝のうちに『実行』と判断。

少し胃が楽になった。



ところが天気予報は刻一刻と悪化。

『くもり後あめ』だった天気予報は『暴風雨』にレベルアップ。

胃に悪い天気予報だ。

午後はネットであらゆる天気予報を何時間も確認。

脳がメルトダウン。



午後4時半、1時間ぐらい仮眠をして冷静な頭で『延期』を決意。

ツーリング参加者だけでなく第七小隊全員に『延期』を伝えました。

更にお世話になるレストハウスFUJI VIEWさんに延期の旨を電話。

「こちらは先ほどから霧が出てきたので明日の登頂はどうかな?と思っていたところです。」

と… 延期を快く受け入れてくださいました。

親切丁寧に対応してくださる店主さんに感動。

「来週、どうぞ宜しくお願いします!」と箱根に向かって正座をしながら一礼。


それから晩飯までは電話とメールの対応に追われました。

「来週も行くよ!」

「来週だと残念ながら行けません。」

返事は二分した。



9月30日…

超快晴の朝(T。T)

「台風なんて来ないんじゃない?」

「雨は夜から?」

「もしかしてバリバリ行けた?」

起きた時から小雨でも降っていれば気が楽なのに… 延期にしても天気は気になる。

朝飯を食べて「今日は何をして過ごそうかな?」と考えていたらメールが届いた。

「集合場所に居るのですが、皆さん何処に集まっているのですか?」と… w(@。@)w

やっちまったぁ! (>。<);

初めて参加される、しょうちゃんセブンさんに連絡し忘れた!

幸い集合場所は快晴だったので、しょうちゃんセブンさんは楽しんで帰られましたが…

心からお詫びしました。

「来週も参加します♪」というメールで心救われたけど、海より深く反省。



この日は午前10時半から雨が降ってきました。

静岡方面はもっと早くから降り始めていたそうです。

しかも帰路につく頃(正午)には本降り。

牧の原SAで解散する予定時刻の午後1時には危険な天候になっていた。

もしもあのままツーリングを実行していたら、間違いなく痛い目に遭っていただろう。

実行したかったけど、延期にして正解だった。

まさか台風が直撃しちゃうなんてなぁ(T。T) 「悔しい!」の一言。



翌日の週間天気予報… 10月7日… 雨 (T。T)

延期にしたら必ず翌週は晴れていた20年間。

それなのに日曜日を選んだかの如く雨!

胃が痛い(>。<)

嘘でもイイから晴れマークを与えてくれよーっ!



さらに台風19号が湧いて、これまた日本列島に向かっている。

胃が痛いのを通り過ぎて吐血しそう(@。@);

しかしこの台風は木曜日には離れていくみたい。

そのおかげで天気図が大きく狂った。

晴れマークこそ無いが雨マークは消えた。

先の台風17号が荒天を呼び、台風19号が雨を連れ去るだなんて… 皮肉なものだね。



10月4日…

やはり20年間のジンクスは揺るぎなかった!

曇マークの右側に小さく太陽マークが輝いた。

もし太陽マークではなく、傘マークだったら吐血と下血を繰り返して入院していたかも!?

天気予報のマーク1つで人生が大きく変わる奴も珍しいと思う。

吐血と下血の心配は無くなったが、代わりに興奮して鼻血の心配が…♪



10月6日…

最終的に降水確率10%になったので、正午に『明日は予定通り実行します!』と皆に連絡。

気象予報士が訴える『関東地方は気圧の谷に入るので雲が多め。』という一言が圧し掛かっていたが…


夕方前にチキチ基地からチキチキ通信所に606号を移動させて待機姿勢。

未明に少しだけ雨が降る予報だったので、ボディカバーを用意しておきました。


午後9時、ちょっとだけお酒を飲んで消灯。

明日は雨の心配が無かったので、余裕の笑顔で眠りにつきました。


がっ!


僅か数分で雨音で目覚める。

あまり被せたくないボディカバーを606号に被せて、カバーが飛ばないように角材で固定。

「早めに降り出したから、早めに止んで、早めに路面が乾くのでラッキー♪」

と、数分前よりもイイ笑顔で眠りにつきました。


んがっ!


日付が変わっても雨は止まず…

こうなると雨音が消えるまで安心して眠れなくなるのがA型の悲しい定め。

結局、起床時間の午前3時まで雨音を聞き続けていた僕。




【10月7日】

(ここまで結構長かったね)


午前3時に雨音を聞きながら朝飯。

「これじゃあ路面は乾かないなぁ。」と思い、食欲が少しだけ無くなった。

PCで雨雲の様子を確認。

集合場所に着く頃には雨雲は消えるみたいだ。

身支度を済ませて、606号のボディカバーを剥がしに外に出たら… 雨が止んでる(^-^)♪

昨日は暑かったので、路面も所々乾き始めている。

凹みかけていた心が、一気にテンション上がってきた。

「よっしゃー! 富士山見えるぞ! ヘリコプターに乗れるぞ!」



午前4時に向かいのレストランの駐車場まで606号を押して、エンジン始動。

気持ちよくエンジンがかかり、気持ちよく出発!



所々にある水溜りは、606号のヘッドライトが反射して教えてくれるので、上手く避けて通過。

できるだけ綺麗な状態で集合場所まで辿り着きたい。

そんな願いはバイパスの終点を過ぎて、一般道に出たら轍の水溜りで砕け散った。

「集合場所で拭けばいっかぁ♪」 雨さえ降ってなければOK♪

天気予報どおり箱根に着く頃には晴れていればOK♪



音羽蒲郡ICから東名高速。

赤塚PAに1台SEVENが入って行ったので、「お先に!」とホーンで挨拶。

新城PAでトイレ休憩。

sun7さんと豊田1700さんが休憩中でした。

2台を見送ってから606号出発。

三ケ日JCTから新東名にスイッチして浜松SAにて軽く給油。

komi△さんとさっきまで降っていた雨の話で大笑い。

もう絶対に降らないと信じていた僕に「清水まで雨みたいだね!」と言うkomi△さん。

僕の笑顔はまさかの苦笑い。

でも清水から先が大丈夫なら、途中まで濡れて行こうじゃないかぁ♪ @強気



集合場所の掛川PAには既に大勢集まっていました。

誰もが『此処までの雨』と『此処からの天気』について語り合っています。

僕は概ね曇りを強調。

もう既に轍に溜まった雨水で派手に濡れて来てるから多少の雨は気にしません。

つか、静岡小隊さんのほうが綺麗なのが不思議でした。

だって静岡のほうが激しく降ってると思っていたもん。



出発間際にドクトル彦さんから「仕事の都合で今から出発して追いかけます!」という連絡。

「乙女展望駐車場かレストハウスFUJI VIEWさんで待ってます。」としか伝えられず…

出発5分前に神戸から無事に辿り着いた808さんの到着で定刻出発となりました。



雲行き怪しいなぁ(>。<)

全然雨が止まないし…

電光表示板は青く光る『雨走行注意』がどんなに進んでも消えない。

雨… 少しずつ強くなってる気が… トンネルを抜ける度に弱気になる。



いや! 降水確率は10%だ! もうすぐ雨は止む!

だけどこれ以上雨が強くなったら、SEVENだと危険。

女性の事も考えると、このまま進むのは危険且つ酷だ。



『新清水JCTまで雨』の電光表示板を信じて進んできたけど…

新清水JCTを過ぎてから雨は激しさを増した。

「ダメだ。 これ以上は危険だ。」

次のPAかSAに入って、Uターンする事を伝えてツーリングを終了させねば!

しかしドクトル彦さんにどうやって伝えればいいのだろう?

神戸から来てくれた808さんに申し訳ないなぁ。

東京からoji-ojiさんご夫婦は乙女展望駐車場に向かっているのだろうか?

それに引き返したところで、全機またこの雨の中を走らせる事になる。

とにかく一度PAかSAに入って、一回相談しなきゃいけない。

なにも飲んでないのに、寒さ冷たさで膀胱が破裂寸前だし!

SEVENで走りながら頭をフル回転させたので喉も渇いた。



新清水ICを過ぎたらSAどころかPAすら無い。

ひたすら激しい雨に絶えながら走り続ける。

新東名の地理を全く分かっていない僕は、次はもしかして御殿場ICなのかと口から胃が出そうだったよ。

ふと目に飛び込んできた『駿河湾沼津SAまで3km』の看板。

新東名のSAは絶対に混雑しているから、できればPAのほうが都合がイイのだが…

背に腹は変えられず、駿河湾沼津SAに緊急着陸。

幸いにも雨は小康状態だったけど、やっぱり駐車場は満車状態。

何の為に有るのか分からない滑走路みたいな広い空き地に全機不時着させました。



とりあえず全機ココまで来てる事に一安心。

まだ自分の考えは何一つとして決まっていない。

考える事と決めなければいけない事が多過ぎて、頭の中がパニック状態。

自分のヤバイ膀胱の事すら忘れていた。

「とりあえず小休止。」と伝え歩く。

全員が戻って来て落ち着くまでに段取りを決めよう!

そんな時に僕が小さな声でポロっとこぼした弱音…

「次のICでUターンしたほうが無難かな?」

気持ちは99%その方向で固まっていた。

そんな時…

「せっかく此処まで来たんだから迷わんで行っちゃえ!行っちゃえー!」

右斜め後ろからの声に振り返ると、岡崎7さんの奥さん。

そうだよなぁ!

進むも雨、戻るも雨。

同じ雨なら楽しい雨の方が素敵だ。

帰りには止むはずだし…

どうせ何もかもビショ濡れだし…

このまま帰っても洗車するだけで一日が終わる。

そんなツーリングなんて嫌。

あの言葉一つで考え方が大きく前向きに変化した。

『もしかしたら箱根は雨が止んでいるかも!』

『雲が切れて富士山が見えるかも!』

目的地を目指す決意が60%まで上昇。



もう天気予報なんて信じない!

現地の生きた情報を得るためにFUJI VIEWさんの携帯に電話をしました。

「私はこれから上がるところですが降ってますねぇ。 雲も低いけど上は行ってみないと分からないですよ。」

うん! めちゃめちゃリアルな情報だ!

御殿場の雨は想定内だけど期待はある。

期待は夢に繋がるね! 夢はPOWERに繋がるから不思議♪

目的地を目指す決意が80%まで上昇。

「とりあえず乙女展望駐車場まで行きます! そこからまた電話しますね。」

「気をつけて来てください♪」



そしてR2-D2にSタイヤ装着車がないか確認してもらった。

(今思えば、R2-D2がSタイヤとラジアルタイヤの区別がついたのだろうか?)

結果、100%ラジアルタイヤ… だったらしい。

とりあえず最低限の安全を確保できたので前進する事を決意。

もちろん匍匐前進でだ!!



駿河湾沼津SAに到着して、退却から一転『突撃』を決意するまで僅か5分。

久しぶりに無い頭を使い切った。

ふと思い出した事…

トイレに行かなくっちゃ(@。@);



新東名と旧東名が交わる御殿場JCT。

この辺りは左手に富士山が現れるはずなのに… 雲で何も見えない。

悔しいなぁ!



御殿場ICの料金所を通過して右方向はお約束の大渋滞。

とりあえず全機満タン給油の段取りなので仕方なく渋滞にハマります。

SEVENは走っていれば濡れないけど、止まると濡れるという事を久しぶりに認識。

予め3つのGSに各機配分して、給油時間を短縮できるようにしてあったけど…

1つのGSがバイク集団に占拠されていた。

時間の短縮を図ったのに、結果的に激しい時間のロスを生んでしまったみたい。

来年は無給油で左折だな。



給油を済ませたら各自で乙女展望駐車場まで移動して集合。

GSは狭いので各個に前進というスタイル。

僕は真っ先に給油して、真っ先に乙女展望駐車場に入りました。

此処でoji-ojiさんご夫婦と合流。

oji-ojiさん… ド派手なサングラスしてるし♪ 奥さんは珍しく被り物してないし♪

606号は看板代わりに入り口付近に置いときました。

oji-ojiさんと挨拶もそこそこに交差点までダッシュして右折の誘導。

808さん危うく通過しちゃうところだったね。


案の定、バイクが多かったGSを指定した3台のSEVENがなかなか来ないので、心配して電話しちゃったよ。

でぶちんセブンさんの奥さんと電話が繋がったので安心したけど…

何度も何度も謝られてしまい、大変恐縮しました。

ちゃんと状況は把握してましたので大丈夫ですからね(^-^)v



駿河湾沼津SAと御殿場ICでの給油の時間でドクトル彦さんが追いつくかな?と思ったけど無理でした。

FUJI VIEWさんに電話をしたら、頂上からは下が見えるくらいまで天候が回復してきてるとの事。

バンザイしながらスキップで皆に叫んじゃいました♪



雨はザーザー降りだけど、前途洋々で箱根スカイラインを目指して出発。

ほんの少し走ったら雨が止んで霧に変わった。

またほんの少し走ったら霧が晴れて視界良好に♪

これが山の天気か? はたまた『気圧の谷』ってヤツか??

でも路面は激しく濡れたままだから制限速度で走るのが精一杯。

晴れて路面が乾いていれば素敵な景色と心地いい横Gを楽しみながら走れたのに…

今日は雨を受け入れて『今』を楽しむ事に徹した。

事故と雨水による故障だけはなんとしてでも避けたいもんね。



箱根ツーリングを企画していた頃に「此処で記念写真を撮る!」と決めていた場所…

三国峠展望台。

下見の時は下の画像の奥に富士山がドーンと現れていたけど…








この日は石碑が無ければ茶臼山だか三ヶ根山だか分からない駐車場だね(^-^);

これもまた思い出。

だからメインの記念写真は、この悪天候の中を一緒に駆け抜けた仲間を強調した。

来年の記念写真と比べると面白いかも♪

もっともっと素敵な記念写真を撮るんだぁ! o(^0^)o



記念写真を撮り終えて、10分ぐらい休憩をしていたら再び雨が降り出した。

『タイミング』というモノに感謝しながら一斉離陸でレストハウスFUJI VIEWさんを目指して出発。



こんな天気なのでヤギさんコーナーに走り屋さんの姿は全くなくて…

見られサド不発 w(T。T)w

ヤギさんコーナーの崖側駐車場にオフ会やクラブミーティングの車を停めるのが暗黙のルールとなっています。

がっ!

僕らはオフ会でもクラブミーティングでもない『ツーリング』ですから、別にギャラリー駐車場に停めても問題ないはず。

でも前以ってレストハウスFUJI VIEWさんに予約を入れてあるので、迷わずお店の駐車場にSEVENを並べました。









雨が降ってなければ606号から降りてすぐに挨拶に向かうのですが…

雨降りの駐車はやる事だらけ(>。<)

荷物が濡れないようにしたり、エアクリーナーにカバーをしたり… なにかと面倒。



お店の入り口ではオーナーさんと東邦航空の方が出迎えてくださいました。

車好きのオーナーさんは「SEVENは何度も見てるけど、一度にこの台数は見た事がない。」と驚いてましたよ。

一週間前に25台で来ていたら… もっと驚いていたかも! 残念(>。<)


東邦航空の方は「現在フライトを見合わせています。」と…

ヘリコプターにカバーが被せてあったので、『お休み』という雰囲気は伝わっていました。

後日談ですが、この日は丸一日飛ばなかったみたいです。

三連休、この日の前後(土曜日と月曜祝日)は飛んだという事でして… 無念(>。<)



午前9時半に遅い朝飯or早過ぎる昼飯の両方をFUJI VIEWさんで頂きました。

606お勧めの唐揚げ定食が多かったかな?

各種カレーライスも、普通のカレーライスではないので人気でした。

観光地のレストランで食べる食事は、ほとんど『普通』の味なのですが…

レストランFUJI VIEWさんの料理は拘りがあって美味しくて本格的な料理です。

下見で感動したので、迷わず仲間を連れて来れると確信したほど。

お店の中も車好きにはたまらない雰囲気なので、第七小隊/東基地に(勝手に)決めました(^-^)v

来年は小隊旗をオーナーさんに贈ろう♪



食事も宴たけなわの頃にドクトル彦さん無事到着。

「家から幌を張って出て来たけど、めちゃめちゃ暑くて… 今見たらヒーターがONになってましたわ。」と…

水をガブ飲みしてました。

無事に合流できて良かったです。

携帯電話の着信履歴と発信履歴は、全部ドクトル彦さんの名前になっていたほど掛け合いました。

通じたのは掛川PAでの一報のみでしたが… ね!



雨に打たれる窓のSEVENを眺めながら、美味しく楽しく食事をしました。

秋雨じゃ濡れて帰ろう♪

お支払いを済ませて撤収準備を開始。

FUJI VIEWのオーナーさんご夫婦が写真を撮ってくださり… 翌日、blogで紹介されました。

そしてお店には雨に濡れたSEVENの写真を貼っていただけるみたいで… 見られサド(プチ)炸裂。

お店に貼られていた車の写真は、全部と言っていいほど晴れた日の写真。

違う意味で目立っちゃうかな!?




レストハウスFUJI VIEWさんに行かれた方で、第七小隊の写真を発見されたらBBSに画像を送ってください。

もれなく豪華粗品を送らせていただきます!! (マジで)





午前10時半、レストハウスFUJI VIEWさんを出発。

到着時は視界良好&景色良好だったのに、この時は視界不良&水墨画の景色になっていました。

再び細心の注意を払いながら先導。

芦ノ湖スカイラインの料金所を抜けて国道1号線を芦ノ湖に沿って進みます。

その頃には歩行者が傘を差してないくらいくらいまで小降りになりました。

もうすぐ晴れてきそうな予感。

雨が止んで晴れてくれるのは嬉しいけど… ちょっぴり複雑。



こんな天気でも箱根の関所付近の観光客は多く… 神社付近は毎度お馴染みの観光バスの車庫入れ渋滞。

おかげで頻繁にカメラを向けられました。

「スッゲー!」

「カッコイイ!」

やっとこんな言葉を耳にする事ができた。

なんとなくいつも通りのツーリング感覚♪



国道1号線から県道75号線にスイッチして仙石腹方面に向かいます。

此処からの道も観光名所をたくさん通過するので、さらに大勢の観光客にカメラを向けられました。

時間帯も一番観光客が動く頃だったのかな?



このツーリング最後の見所である仙石原のススキ草原。

ススキは雨に打たれて、ごめんなさい状態になっていた(T。T)

これじゃあ単なる野原だよ(T。T)

ススキ草原を歩いてる人は殆どいませんでしたよ。

下見の時は道路まで人が溢れていたのにね。

今更ながら… 雨の馬鹿!



そして仙石原のT字交差点を左折して国道138号線に戻りました。

すぐ先の乙女トンネルを抜ければ帰路となります。

とりあえず本日のツーリングの目的地は全て通過。

そんな乙女トンネルを抜けた瞬間、眩しいくらいの青空がっ!

o(>。<)o 嫌味かぃ!

帰路についた途端に晴れやがって!

晴れてムカつくのは下見以来。

二度も箱根で空振りしたぞ(>。<)@

ん?

でも今日は空振りじゃない。

皆でツーリングを楽しめたから空振りなんかじゃないよ。

駿河湾沼津SAでUターンした時こそ空振りだ。



青空をプチ恨めしく思いながら御殿場ICに向かいます。

青空は広がっているけど富士山は雲が多くて全く見えません。

少しぐらい顔を見せてくれたってイイのにね。



雨が降りしきっていた乙女展望駐車場を左に眺めながら思った事…

「今から上がったらヘリコプターに乗れるかな?」

相変わらずどんな事にも未練タラタラな僕。

深沢東の交差点を通過して、数々の未練を振り切りました。



御殿場IC付近の渋滞も毎度お馴染み。

真夏だったら間違いなくオーバーヒートしていた。

だから真夏に御殿場ICを利用したくないのです。

来年も9月中旬以降にしなきゃ(>。<)v



ちょっと被り気味で御殿場ICから東名高速道路に上がりました。

反対車線は出口渋滞が本線上2〜3kmと繋がっています。

通称アウトレット渋滞ってやつですかね?

早起きは2〜3kmの徳♪

東京方面のoji-ojiさんは無事に上がれたのかな?



進めば進むほど悪天候になった往路に対して、復路は進めば進むほどイイ天気。

逆だったら良かったのに(>。<)

これもまた人生。

受け入れるべき事は笑顔で受け入れましょう♪

まだまだツーリングは続く。

乾いた路面と乾いた空気を存分に楽しんでの帰り道。



富士川SAで点呼&小休止。

全機無事に戻って来れました。

此処で解散宣言をして、後は流れ解散!という段取りにしたかったけど…

次の牧の原SAまで、もう少しだけツーリングを楽しみたかったので、解散宣言をせずに出発。



帰り道は旧東名高速道路。

空いてますね。

やっぱり新東名の効果は大きいです。

全く渋滞も無く牧の原SAのGSに着陸しました。

此処で各自給油。

雨の心配はなくなったので、幌を張っていた仲間は幌を畳んでオープンに!

僕は蒲郡市内の灼熱を恐れてTシャツ1枚に!

給油が済んでご歓談の後に解散宣言をして、此処から先は各自のペースで帰っていただきました。

606号がずーっと先頭だとストレスが溜まちゃうもんね(^-^)

606号は全機見送ってから、ゆっくり離陸しました。

shige1710さん… 此処まで最後尾をありがとう!



離陸直後、上空に雨雲一個中隊。

まさかの雨!

しかもまとまった雨だ。

でもすぐに止んだので、笑顔は絶やさずに済んだ。

ところがまたしても雨!

さっきより酷い雨だ。

これもまたすぐに止んだけど、笑顔は消えた。

そしてまさかの3段攻撃。

今度はBB弾みたいな雨で、顔の露出してる部分に当たると痛いほど!

耳が一番痛かった(>。<)

さすがに顔は般若に! 心は子泣き爺。

3つ目の雨で606号は綺麗になってました。

ストーンガードに貼りついてミイラになっていた爬虫類は跡形もなく溶けて消えた。



豊田1700さんとsun7さんの後ろを追従して浜名湖SAまで来たけど前方の雨雲に怯んで通過。

前夜ほとんど寝てなかった(眠れなかった)ので眠くて眠くて歯を食いしばりながら自宅を目指しました。



午後4時に脳死状態で帰宅。

わずかに「洗車しなきゃ!」という思考回路だけは働いている。

部屋に上がって横になったら二度と起き上がれなくなると思ったので、速攻でチキチ基地に移動。

最後に喰らった雨のおかげで、洗車は晴れたツーリングと同じだけの時間で片付きました。

30分で済んだよ(^-^)v

また暇な時に磨けばOK!

雨が降っていた往路が海岸線を走る旧東名高速じゃなかったので塩害も防げたしね♪



片付け終わってから飲んだ生ビールが美味しかったのは、あの時Uターンせずに進めたから。

全機無事に帰れたから。

Uターンせずに進んでも、事故や故障が起きていたら飲めたものじゃなかったし…

Uターンしていたらこの報告書も存在しなかっただろう。

『たら&れば』は好きじゃないけど、とにかく笑えれば好し!!



このツーリングに参加された皆さんお疲れ様でした。

何年経っても10月7日の雨を肴にして、笑顔で飲めれば幸いです。




【ツーリング参加者】
(参加表明順)

komi△さん

岡崎7さんご夫婦

くらしっくさん

でぶちんセブンさんご夫婦

豊田1700さん

ROACHさん

shige1710さんご夫婦

しょうちゃんセブンさん

55さん

ドクトル彦さん

808さん

oji-ojiさんご夫婦

to-daさん

sun7さん

606夫婦


以上15台、19名

延期で来れなくなった方々も、来年は一緒に行きましょうね。









by606