10/15(日)本名御神楽・御神楽岳
登り  3時間20分    下り3時間40分   共に休憩含む
御神楽岳は旧上川村の室谷と蝉ガ平に登山口があり、いずれのコースも往復している。会津側にも登山口があり本名御神楽を経て本峰へ登山道が整備されている。下田、川内の山々に立った時、東に存在感の際立つ山が見える。それがこの「会越の谷川岳」と称される御神楽岳だ。本名御神楽へのこの道は秋に歩いたみたいコースのひとつだった。登山口まで100km越えるのが少し気にかかったが行ってみることにした。
3時半過ぎに家を出る。R49を東進。1時間ちょっとでR252と坂下ICとの交差点。右折して只見川沿いのR252へ。道の駅「三島」でトイレ休憩、5時半前に本名ダムから林道へ進む。水たまりが多い、ゆっくり進む。御神楽岳の看板があり、その先の広場でいわきナンバーのワンボックスがテントを張って2〜3人寛いでいる。登山口だと思い込み準備して歩きはじめると登山口はもう少し先だと教えてもらう。登山靴のまま荒れた林道を草木をすりながら進む。すぐ終点となり茨城ナンバーのエスティマと山梨ナンバーのアベニールが停まっている。ここは4台ほどしかスペースが無い。

今回のコース
6:51歩きはじめる。雑木林の水平道。八乙女滝と思われる滝が見える。近づいて何枚か写す。この滝を「著名のわりに見栄えのしない」と藤島玄は著しているが、なかなかどうして美しいと思った。太い鎖をつかんでのアップダウン。
鎖が無いと怖いかも

澄んだ水

丈高い笹かヨシかアシか、そんな植物が生える平地をそれらをかきわけ進む。八丁洗板の看板。水深10cmほどの平らな沢だ。地形図に水線が引かれている鞍掛沢は浅く石の上を歩いて靴も濡れずに済む。知らぬ間に沢から離れじわじわ登りはじめる。何回か電光形に向きを変え、650mほどで尾根に乗る。木の根がはびこる急登。しかし高差300mにすぎないのでストライドを小さくじっくり20数分足を前に出し続ける。杉山ヶ崎の看板で急登も終わり登路は左に向く。ほぼ水平と感じる道を軽やかに進む。じわり斜度が出てきて「熊打ち場」の看板。立ちはだかるように大きな岩。鎖が下げられているがそれには頼らず四つん這いで登る。新しい虎ロープもある。左に避難小屋を見て、そこからの緩登がやけに脚に堪えた。やがて本名御神楽の標柱も目視できるようになり9:25本名御神楽。東にのびる県境尾根には登山道並みの道が続いているように見えた。少し戻りまだ見えてこない本峰目指して鞍部へと下る。かなり先へ進んでいるグループ(おそらく茨城のパーティー)の声がよく聞こえる。

振り返る本名御神楽北面

北西に向きを変えるとやっと御神楽岳を視界にとらえることができた。5〜6人が憩う御神楽岳山頂10:10着。ふたつの頭を並べる矢筈岳。全体的にもやっとしている。腰を下ろし弁当を食べる。
水晶尾根

10:40山頂をあとにする。11:08本名御神楽。11:20避難小屋。水場へと探索。枯れ沢があるのみ、小屋へと登り返す。へたりこんでしばらく休む。
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11:51小屋をあとにする。

熊打ち場への急降は鎖を頼りに後ろ向きで下る。緩やかに松葉の積もる尾根を行き12:32杉山ヶ崎の看板。ずんずん下ると涼しい風。尾根をはずれジグザグに高度を下げる。1:25鞍掛沢。すぐ八丁洗板の看板、沢に下りて何枚か写すが思った物は撮れずじまい。

ぼうぼうの草がうるさい

八乙女滝

ぬかるんだ道。板が敷いてある。少し暗い杉の混じる林を通り、2:20駐車地点着。252沿いの温泉に寄りたかったが適当なところを見つけられず、いつもの清川高原へどぼん。5:32自宅着。
10/20記

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