9/9(土) 光明山
「光明山っていつ頃がいいんろっか?」「光明山はやっぱ秋だのぉ〜。」
ホワイトシーズンはテレマーカー、グリーンシーズンはバンブーマンのM氏は答えた。足場の悪いトラバース多し、アップダウンもありのロングコース、しかし深い谷を左右にして登山道は見晴らしが良い。山頂は川内.下田山塊のただ中、周りは山また山。気になっていた山へ行く時が来たのだ。
          往復13.6km 登り4時間 下り4時間

家発3:47。満月。おぼろ月夜。登山口で水が確保できるかわからなないので、大蔵山登山口近くの「吉清水」へ寄る。村松のコンビニで漬け物関係を購入。R290を南下、県道9号経由R289と進み5:10登山口着。約50km。
5:45歩きはじめる。送電線巡視路から「く」の字に曲り、なだらかに進む。ブナや杉の雑木林をあくまでも緩やかに道はつけられている。石が苔むして朝露で濡れて非常に滑りやすい。「さわやか」と「生暖かい」の中間とでも形容したくなる風が吹く。虫がまとわりつくので、首筋と手首(脈打つ所)にハッカ油を吹き付ける。岩場のトラバース、慎重に足を運ぶ。
6:53七曲峠。左に粟ヶ岳などの北側の山々が見えてくる。
          右 烏帽子岳(カシガリ山)、やや左 白根山 その奥 粟

トラバースから解放され尾根に乗る。7:40、5合目の山の神。

万之助山手前に腰掛けるのに丁度良い岩があり、そこで休む。↑そこからの粟ヶ岳、堂ノ窪山。
               萩?

            コゴメグサ?

8:26 万之助山へ立ち寄る。
        フデリンドウ?

8:50 フイゴの縦負い、ちょっとせまい岩の間を通って行く、難所というほどのこともない。そこを過ぎれば中光明。ようやく目指す頂を拝める。それは遠くに感じられた。中光明から道は左下に下っているが、そこを見つけるのに手間取る。
               中光明から奥光明(本峰)をのぞむ

              粟ヶ岳と堂ノ窪山も少し遠ざかる  9:20

山頂直下の急登をじっくりとせめる。そこをやりすごすとなだらかになり少し進んでようやく山頂着。登山口から実に4時間。
             山頂から毛無山

今回の山行のひとつの目標というか動機というかが、「毛無山を見る」だった。しかし光明山から見るそれは魅力的には映らなかった。行ってみたいとは思えなかった。中ノ又山から見たらまた違うのかも知れない。
              矢筈岳?

                    下り 万之助山へむかう

           ツリフネソウ 水場にて

9/11記

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