9/3(日) 扇ノ地紙(梶川尾根往復)
土曜の夜の時点では日曜に山へ行こうなどとは考えていなかった。いつものパターンでちょいと横になるつもりでそのまま就寝。
3時半頃に目が覚め、炊飯器のスイッチを入れ早炊きモードにし、朝風呂、冷蔵庫から適当にみつくろって弁当を詰める。5時20分前頃に家を後にする。この時点での目的地は「大境山」。村杉温泉で薬師の水を補給。五十公野のコンビニへ立ち寄り、明けてゆく空の下快適に北上。関川村へ入ろうかという頃になるとたちまち霧にまかれる。それは小玉川手前まで続く。中田山崎の船山酒店付近でもガスっていたので展望の無い大境山というのもさえないなと考え直進。小玉川小学校の辺りまでくると青空と飯豊の山肌がくっきりと現れる。飯豊山荘へは6時20分着。かなり多めの駐車場。おそらくここから登りはじめているのではと予想していた、置賜の岳友Mさんの愛車を発見、となりに停める。
6:45登山口発。
勝手知ったる梶川尾根に足をかける。時々四つん這いになりながらがまんの急登を30分、ケルンのある楢の木曲りで振り返ると飯豊山荘は300m下。
7:15楢ノ木曲り
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ママコナぐらいしか咲いていない。半月以上のブランクのせいか、はたまた照りつける強い日差しのせいか、早くもばてばてモード。少し進むと傾斜も緩み、さらに行くとヒド状の所で木陰の下をほぼ水平移動で進むことができ、体力回復を実感。登路が南へ向いたらそこはもう湯沢峰の肩。
8:00湯沢峰
上の方は雲に飲み込まれてきたようだ。
8:30滝見場
石転び上部はガスっている。梅花皮大滝も見えず。その後、斜度が出て来てペースも自然と落ちる。男性単独行とスライド。梅花皮小屋泊、きのうはあまりさえない天気だったけど、今朝は素晴らしかったとのこと。その朝の光景を想像して思い切りうらやましがる。この人と会う少し前に上の方で話し声がかすかに聞こえたので、その相手がなんかMさんのような予感がした。しばらく行くとやっぱり的中。Mさんの背中を射程距離にとらえる。あえて声をかけずに近づき追いつく。Mさんは道をゆずろうとして脇によけて「こんにちは」。それに対してこちらは返答せず、、内心「早く(見て)気づけよ」。しかしMさんの頭の中は数多くのクエスチョンマークが浮かんでいるらしい。数秒後ようやく認識してくれた。Mさんは視力が良くないらしい(こちらは両眼1.5)。後で聞いたら、あいさつもしないヘンな人で、 へたしたら刺されるんじゃないかという恐怖のシナリオを思い描いていたらしい。そこから二人でなんやかやと話しながら登った。
9:05〜9:30五郎清水
水はかなり細くなっていて汲むのに時間を要した。
9:53三本カンバ
10:20梶川峰
11:05扇の地紙
定点観測

二ッ峰と二王子と東港を見ながら弁当を食べた。のり巻きを二つもらう。食後色鉛筆でスケッチした。しかし思うように描けない。日差しも強くなってきたので降りることにする。0:18
主稜縦走路北方向をのぞむ(南側はガスっていた)

                    地神山

                     ?

                  池溏と杁差岳

かろうじて残った残った マツムシソウ

               ウメバチソウ

                   青い空と赤い実

1:05 梶川峰
1:22 三本カンバ
                枯松山、大境山、光兎山

1:40 五郎清水

2:15 滝見場
2:40 湯沢峰
3:20 楢ノ木曲り
3:50 登山口
3:53 駐車地点着
「生ビール」ののぼりに吸い寄せられ、飯豊山荘の風呂へ。湯上がりに抹茶アイスを玄関先の足湯につかりながら食べる。帰りに小玉川の藤田酒店で「ぴりっと辛いきのこ」を買い家へ向かった。7時10分前着、夕飯にすべりこみセーフ。
9/8記

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