6/18(日) 菅名岳〜大蔵岳

朝起きて外へ出てみる。深い霧に沈んでいる。麓でさえそうなのだから、山はもちろん見えない。しかし汗をかきたい。景色は無くとも、自然の中に身を置き、娑婆のしがらみで知らず知らずに身につけてしまった要らぬ物を体内から排出させるべく山を歩こう。


てなわけで、蛭との遭遇という不安要素はあるものの、家から近いという手軽さを優先してこの山にむかう。

7:12自宅発。いずみの里近くの駐車場。支度して、7:45駐車場発。ほとんどの人が先ず大蔵岳へと向かうと思われる。しかしそのコース取りだと後半林道歩きとなる。それは好ましくないので、菅名岳からまわることにする。ここは冬に来て途中撤退となることが多い。まともに菅名〜大蔵を歩くのは数年ぶり2回目だ。

30分ほど歩くと林道(三五郎林道)終点となり、沢にそって歩く。どっぱら清水への分岐から高度を上げ、8:55丸山尾根と接続する椿平。湿度が高いためなのか、やたらと汗が出る。それが目的のようなものなので、だらだら流れるに任せる。ちょろいと思っていた菅名岳だが、9:40ようやく山頂着。

                        いなばうあー
Image

 

Image

                     菅名岳山頂から東方向をのぞむ
ほとんど展望の無い山頂にとどまる理由も無く大蔵岳へと足をかける。見通しの効かない尾根、ひと山越すとブナ林、下ると南側の展望が開ける、が、今日はガスガス。錆びて読めなくなっている三五郎山を通過し、10:24大蔵岳。ガスで周りの視界はゼロ。しかし中高年男性2人が休んでいる。

              会えると思っていなかった
                      夫婦ブナ
6合目付近で草刈り作業の人たちが休んでいた。11:55駐車場にもどる。車は満杯になっていた。0:16自宅着。その後数時間を経て、右ふくらはぎ下部が「血だら真っ赤」になっているのに気づいた。犯人(蛭)はもうそこには居なかった。別に痛くも痒くもなかったが、気持ちのいいものではない。この山塊へは入る時期を考えたほうが良さそうである。

6/24 記

玄関にもどる