5/3(祝) 倉手山

登り2時間50分 下り1時間半 
玉川をはさんで飯豊連峰と相対する独立峰。山頂からの展望は写真を見たりして、かなりすごそうだということは以前から聞いていた。しかしこの登山口までくると、どうしても飯豊本体に行ってしまい、なかなか登るチャンスがなかった。

ネットでやりとりしている遠方の人と春になったらどこか行きましょうという話しが冬に芽吹いた。こちらとしてはやはり「これが私の愛してやまない飯豊です。」という景観をプレゼンテーションしたかった。倉手山ならばそのリクエストにも応えてくれるだろうと、この山を歩くことになった。

前夜はなかなか寝付けなかった。

この山の西斜面は断崖絶壁で大量の雪はデブリとなって天狗平までのアクセス道路にうずたかく遅くまで残り危険地帯を形成している。登山口までの道路が気になり集合場所でみんなと会う前に下見をしてきた。全く問題はなかった。

集合場所はイベントがあるらしくにぎわっていた。駐車場を低速でぐる〜っとまわってくると手を振るのが見え、初めまして、おひさしぶりですとなった。ほとんど寝ていなかったので、この頃はまだぼ〜っとしていた。1台の車で登山口へ向かった。梅花皮荘は明日の熊まつりの準備がはじまっていた。

高い雪壁
そーです 私がノートおじさんです
取り付いて間もなく
ほとんど飯豊に取り付く尾根と同様の急登だ。

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登りはじめて30分もたったころ、上からグリセードで降りてくる単独行。話しを聞くと地元の観光課の人だった。飯豊のまわりは雲がまとわりついていたけど、(あなたたちが山頂へ)上がるころには晴れますよ、との言葉を信じゆっくり歩く。

ぐいぐい高度をかせぐ 
梅花皮荘を出て約2時間、780mピークに着く。

いいね〜 いいね〜
ゆるく下ってじわじわと詰める。890付近が山頂ぽく感じられるがそこでいったん斜度がゆるみ、最後の急登をがんばると山頂の台地へ出る。そこへ着こうかという時に、あまり目にしたことのない光景が眼前にひろがっていた。詳細は、、、これは公開すべきか、ふせるべきか。このサイトがそっち系にならないように今回はふせることにしよう。ここまでの文でいろいろイマジネーションをふくらませて戴きたい。

うわ〜 おぉ〜
三者三様
クサイグラ尾根をバックに"吉本興業ポーズ"
しかし真ん中の人は普通にしていられないのかね〜
山頂ではひとしきり写真を各自撮り、まったりと昼休みの時を楽しむ。石転びが今までで見たどの場所よりもここが一番急峻に見えた。

何に見える?
色のきれいなカタクリ
太陽さんさんの帰り道を慎重にくだり、集合場所にいったん戻り、ゆ〜むでひとっ風呂浴び、ではまたと別れそれぞれの家路につく。記憶に残る一日にめでたしめでたし。

5/5記

参照1(5/3倉手山)

参照2(2006年山記録>5/3倉手山)

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