近くの山でスノーシューイングがやりたかった。はじめは宝珠山石間道でもと考えていたが、上まで行けないこともあるかもしれないと想定した場合、途中の登路の雰囲気がより良い、阿賀野川対岸の大蔵山に決める。
7:07家を出る。朝焼けの白山、その右隣に白く鋭い一本岳。見とれながら車を進める。
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7:25 R290磐越西線の跨線橋からのぞむ白山 |
8:12三五郎橋、スノーシュー装着。
8:18階段コースに入る。スノーシュー外す。ここは去年の元旦以来だ。確か、1合目の看板までがきつかったと記憶している。先回は登山のインターバルがあいていたのでそのためかと思ったが、今回も十二分にきつく感じた。
8:34 1合目。
8:50 スノーシュー着ける。
8:57 2合目。
9:11 3合目。
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9:22 |
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9:32 下界がよく見える 山並みは新津丘陵 |
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9:43 振り返るマイトレース |
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9:49 |
10:24 6合目。この辺りまでくるとブナがいい感じに林立している。そして傾斜もきつくなってくる。潜る深さもより深くなる。リズムも1、2、の3だったのが、1。2ぃ〜のぉ〜。(ためがあって)3。というふうにゆっくりとしたものになる。ストックが有ればもう少し楽できたかもしれない。手ぶらの腕を走る時みたいに脚とシンクロさせて前後に振るといい感じで脚が前へ出てくれた。
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10:44 |
11:07 8合目。もはや「禅」の境地に近い。すなわち何も思考しない。ただただ自分の心肺機能および脚力の許す範囲で上へと歩いていく。
11:28 9合目。いつのまにか青かった空も翳りはじめていた。もう少し暗い空だったならそこから帰っていたかもしれない。9合目で帰る馬鹿もいないだろうとがんばって山頂をめざした。
正午山頂着。みるみる天候が悪化していく。初老の男性単独行が上がってきた。黒っぽいMSRを履いている。地元だという氏はトレースの礼を告げ、そのまま菅名岳方面へと進んでいった。こちらは下りに備え、スノーシューの付け足したテールを外す。
0:10 山頂発。快適に駆け下る。雪山の楽しさがそこにある。
0:36 6合目。ブナ林が美しい。下界もまだよく見える。なんか見覚えのある女性単独行が上がってくる。思った通りFさんだった。彼女曰く、麓からソフトクリームみたいな飯豊が見えたので、たまらず登ってきたそうだ。思いがけないうれしい出会いにしばし足をとめて歓談する。
0:45 5合目。
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0:54 |
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2:00 駐車場着 |