11/20(sun) 俎倉山(856.6m)

自宅発11時半頃 駐車場まで41km 約1時間

0:55スタート 山頂2:28 天狗の庭2:38 駐車場4:32

ズタズタのログ
日曜日、昼前、窓の外が天気予報に反して明るくなってきた。そうなるといてもたってもいられず、弁当にごはんと漬け物数種を詰め、家人に「赤谷行ってくる」と告げ、車を東赤谷へと向け走らせる。

上赤谷付近から見下ろす飯豊川
上赤谷から左折して飯豊川左岸の広い道路を進んでいくと、双耳峰の俎倉山。岸壁に雪をべったりつけたその姿に少なからず興奮する。登山口に着き、準備していると雨がぽつぽつ。「またですか。」誰に言うでもなくひとりつぶやく。車内で持ってきた弁当を食べてから歩き始める。

ゲートの脇を通り、舗装された道を少し行くと、案内板があり登山道へと左折する。ほぼ平らな道で、右側に幅50センチほどの側溝のように掘られた水路をさらさらと流れるのを見ながら歩いていく。ストック代わりになる木の枝が落ちていないか探しつつ進むとまた親切に「俎倉山→」と書かれたプラスチック製の指導標。落ち葉を踏んで登って行くと声がして、きょう、この山に入っていると聞いていた筒井さんのパーティーとスライド。

team FitzRoy
「山頂は20センチぐらいだよ」などと話し、再び前へと歩きだす。登路は琴沢のそばからなかなか離れない。へつるところは慎重に進む。対岸に渡るところもあったが石があるので滑らないように気をつければ問題無い。日本平山の金ヶ谷よりもずっとたやすく渡れる。

単純にきれい
なだらかな林の中を落ち葉を踏んでずんずん進む。雪の量も高度が上がるのに比例して多くなる。急登をゆっくり上がっていくと、若い単独行の男の人とスライド。さらに登ると新発田市と阿賀町の境界尾根に出て新谷川流域を囲む山々の展望が開ける。

そこから三角点まではすぐだった。せっかくここまで来たのだからと、もうひとつのピーク天狗の庭へも行ってみることにする。さっきの単独行のトレースをなぞり、鞍部まで下って登り返し、木の枝につかまるようなところもやりすごせば、そこが俎倉山の北峰、天狗の庭だ。

天狗の庭からの俎倉山の三角点のあるピークを臨む。
天狗の庭と三角点の間から、手前の切れているのは棒掛山だと思う
初冬のトレイル
傾いてきた日差しに照らされる
日暮れ間近の赤みがかった光線を受けてさらさらと流れる
山頂をあとにして、写真を撮りながら車の所へもどるころには薄暗くなっていた。

看板と蛍光ピンクのテープがいたるところにつけられていて助けられた。好展望の日に再来したい。

11/23 記

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