9/4(日) 守門岳(袴岳)

6:52スタート 7:15エデシ 7:53見晴台着8:26発 9:07田小屋分岐 9:47山頂着10:22発 1:03駐車地点着

7.99km
くもりの予報ではあるが守門へ向かった。この道中、なぜかいつも、とちお道の駅290の前辺りに来ると便意をもよおすのだが今回は終点まですんなりと車を進めることができた。

地図で放牧場と書いてある630m弱の所が登山口。家から1時間47分。89.3km。細か〜い霧雨が降っている。しばし様子見。シートを倒し休む。車が上がってくる。人を下ろし、その車は下りていった。単独行が登っていったようである。ゆっくり支度をし登山届けを記入し歩きはじめる。

朽ちかけた木道の上には水がさらさらと流れていて少し滑り易くなっている。放牧地のような所を過ぎると林の中へと入っていく。急登の混じる樹林帯を30分弱こなすと尾根に乗り視界が開ける。約840mのエデシと呼ばれる所のようだ。しばらく進むと布引ノ滝への道が右に分かれる。エデシから40分で見晴台に着く。ここで朝食とする。夕べの残りのカレーをタッパに詰めてきた。鍋に移し火にかける。はふはふ食べる。谷間からはガスが立ち上り景色は臨めない。すぐ前方にはダケカンバが登路にアクセントを付けている。晴れていたなら大雲沢と守門岳から袴腰のスカイラインが眺められるのだろうか。

見晴台から先へ進むとロープの下げられた急登も出てくる。しばらくしてようやく道はなだらかになり、上がった心拍数をクールダウンできる。左にカーブして進むと沢へと降りるかっこうになる。持ってきた地図のコピーがちょうどこの辺りで切れている。地図読みもろくにせず来たのだが、ずっと尾根通しのコースではなかったのかと不安になる。これは水場への道で本来の道はどこかで分かれていたのでは。そう考え来た道をもどる。しかし、もどれども道は一本道でそれらしき分岐は現れない。仕方なくまた同じ道を歩く。沢に降りると、上祝沢源頭部と書かれた小さい看板。そのまま空沢の上を進む。普通の登山道らしくなったと思ったら田小屋からの道が左から合わさる。(9:07)

9:10 三の芝付近のニッコウキスゲとコバイケイソウ
思いがけずニッコウキスゲを見ることができ何か得したような気分で近づく山頂へと歩を進める。ぽんと山頂に着く。9:47 左には大岳への道。三角点をなでる。きれいな石でできた方位盤。それによれば、展望が効けばそんな山まで見えるのかと、悔しいような反面、次はこの目でとの思いも湧いてくる。誰もいない1537.2m。鳥のさえずりも聞こえない。ただハエが寄ってくるのみ。30分強休んで下りの一歩を踏みだす。

10:26
 

10:46 ママコナ?
11:39 急降下
11:45 見晴台より
布引の滝への道を進んでみる。ぐんぐん下る。腰を落として慎重に。しかし、いいかげん帰りの登り返しのことを考え途中で引き返す。小休止をはさみながら鉄砲登りを続け分岐点にもどる。往復30分ほどいいトレーニングをさせてもらった。

0:52麓のブナ
1:01
1時過ぎに車のところへもどる。誰もいないことをいいことに、真っ裸になって着替える。気分爽快。

予定していた蕎麦屋にはのぼりが立っておらず残念。ならば立ち寄り湯の開拓をと寿和温泉。建物がいくつもあり、料金もいささか複雑。内湯600円、露天風呂500円。当然露天を選択。入ってみれば普通の内湯に露天が付いているもので、シャワーもシャンプーもちゃんとあった。さっぱりしたその後はざるそばと天ぷらの盛り合わせを食べる。ごくごく普通の味だった。中越地震の爪痕残るR290を走り4時半過ぎに帰宅する。