8/28(日) 飯豊山(〜川入.小白布沢より〜)

3:20自宅発 5:18駐車地点着6:11スタート 6:23上の駐車場(790m) 7:21御沢道接続 7:50地蔵小屋跡 8:17剣ヶ峰標柱 8:35三国小屋着8:50発 9:30七森標柱 10:03切合小屋着10:21発 10:49草履塚着11:15発 0:05一王子 0:11本山小屋通過 0:24飯豊山々頂 0:35〜0:59本山小屋 2:15切合小屋通過 2:35種蒔標柱 2:58七森標柱 3:48三国小屋通過 4:02剣ヶ峰標柱 4:43水場 4:58御沢道分岐 6:07上の駐車場 6:19駐車地点着 8:21自宅着

去年の6月に本山詣でした時に会った新発田のパーティーが小白布沢から来た。と言っていたのをいつか確めたいと思いつつ時は経ってしまっていた。

山へ出かける際、目覚まし時計をセットするということはいまだかつて一度もない。起きれてしまうから。この日も3時前にむくっと起きて弁当箱にごはんを詰める。3:20家を出る。

阿賀の郷向かいのコンビニに寄り、東へ。県境を越え奥川方面へ。そばの里、宮古を経由し、いいでの湯を過ぎ飯豊鉱泉横の林道入口には鎖がかけてある。ひょいと外せるので通過した後またかける。広くてフラットな林道だ。群馬ナンバーのクラウンアスリートのまわりでは男女2名ずつ計4名が出発するところだった。曇天模様の空の下、セブンイレブンの「屋台風焼そば」を食べる。GPSによるとすでに標高705mを表示している。

往復21.7km
6:11スタート。1.5車線幅の砂利道を歩くこと10数分で駐車場があった。ナンバープレートを見ると秋田、横浜、浜松、松本。みなさん遠路はるばるいらっしゃっている。ここが800m弱だった。そこを過ぎると小さい沢を5〜6本横切る。ツリフネソウが咲いている。飯豊にしては緩めに上がっていく。所々急登もおりまぜながら、7:21御沢からの道といっしょになる。更に進むと水場経由剣ヶ峰。地蔵小屋跡の分岐だ。先月地蔵小屋跡まで行ったこともあり、遠回りになるが右へ行く。空堀状の道は歩く人も少ないようだ。7:50地蔵小屋跡。三国〜七森〜種蒔の稜線は雲の中。さて、初めて通る剣ヶ峰はいかに。難無く越すことができた。

8:22三国小屋手前
8:35三国小屋。前回来た時は基礎工事中だった。少し食べて休む。歩きだすと強い夏の日差しが降り注いでいた。日焼け止めをぬりぬりする。

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三国小屋から種蒔まではいくつものピークを越えていく。

コゴメグサ 9:09
10:03切合小屋。水場へ向かい、水を汲む。流れは細かったが冷たかった。10:49草履塚で早めの昼食を摂りながら思案する。ここでおりるか、本山へ行くか。南陽から来た単独行としばし話す。わかれ際、時計を見、「ここでやめたほうが良いかもしれませんねぇ。」と言い残し下っていった。しかしハラは決まっていた。姥様へと足は出ていた。

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姥様はまっかっかの帽子とべべを着ていた。赤は色がさめやすい。最近新調したのではと思われる。御秘所は訪れるたびに歩き易くなっているように思う。そして疲れた体をいたぶるかのような高差200mあまりの御前坂。ゆっくり一歩一歩前進。一王子の石積みが近くなる。

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0:05一王子。0:11本山小屋通過。0:24飯豊山々頂。辺りは雲にさえぎられている。そそくさと本山小屋へ。

0:35本山小屋。EHJ(くま)さん(管理人)が昼飯を食べ終えて寛いでいる様子だった。もうひとり、草履塚で抜いていった同年代くらいの女性の単独行も休んでいた。山形市の人で大日杉から入りこれから降りると言う。こちらは持ってきたスーパードライを開ける。ここで買えば野口英世がひとり消えることになる。男の単独行が来て幕営を申し出ていた。

0:59本山小屋発。

1:17終わりかけていたタカネマツムシソウ
 

盛りのハクサントリカブトとバックは御秘所の岩陵 1:31
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草履塚の登りで振り返ると本山が一瞬雲の切れ間から姿を見せる
 

今年はイイデリンドウには会えずじまい
 

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2:15切合小屋。2:35「種蒔」標柱。2:58「七森」標柱。三国岳の手前のピークで残りの食料を食べ休む。3:48三国小屋。4:02「剣ヶ峰」標柱。地蔵山手前で水場への道に進む。水場で水の補給。太くて冷たい。4:58御沢への道を前方に見送り左折。

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薄暗くなっていく林をよいしょよいしょと確実に足をおろす動作をくり返し、6:07車を停めた所に戻る。帰り道は新稲荷峠を経由した。距離は復路の方が短いが、時間は往路の方がかからなくて済む。馬下橋付近で家に電話すると、せっかく夕飯作って待っているのになんなんだと不平をぶつけられる。8:20家着。この後2日、腿の筋肉痛とおつきあいする。本山は日帰りするもんじゃないことの再確認できた山行きだった。


9/1記

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