5/21(土)蒜場山

5:30起床 5:50自宅発 6:41遮断機(俎倉山登山口,40.5km)7:16発、自転車で移動 7:43加治川治水ダム左岸登山口8:00発 8:47独標 9:23岩岳 10:10烏帽子岩 10:55山伏峰 11:08蒜場山々頂 0:00下山開始 0:14山伏峰 0:50烏帽子岩 1:44岩岳 2:10独標 2:52登山口 3:07遮断機3:16発 4:01自宅着

往復17.9km, 移動平均時速4.1km
'99 5/2以来2回目の蒜場山、当時は年間山行きも片手もあれば足りるぐらいしか行っていなかった。山と渓谷で紹介されているのを見て行った。目の前の飯豊を認識しておらず、まさかそこを歩くとは考えもつかなかった。山頂では飯豊パノラマよりも、きれいな女(ひと)が旦那らしき人といてそっちに関心がいったのを憶えている。くだりで半泣きになり降りてきた。


前夜は寝付きが悪く朝5:30頃気が付き、少し2度寝の誘惑にかられたがなんとか家を出た。もうすっかり高くなってしまった太陽は夏を感じさせていた。五十公野でパンと牛乳を買い、もぐもぐ食べながら東赤谷へ。俎倉山駐車場で遮断機がおりている。すでに10数台の車。毎朝の生理現象を人目のつかないところで済ませ、ダム目指しペダルをこいで進んで行った。120m余り高度を稼ぎ登山口325m。

南南東に延びる尾根に取り付く。やや急登の階段状の道。華やかさに欠けるイワウチワがあたりまえに咲く。力強い日差しをさえぎってくれる新緑がありがたい。

松葉の積もった道を過ぎ尾根がやせてくると高度感もでて見晴しもよくなってくる。翠のダム湖、焼峰山と眺める。少し残雪を踏んで一段高く登ればp738の独標。岩岳から進路を東に取りちょっと下れば右にブナ林がリラクゼーションエリアのようにひろがる。小さなアップダウンを越える。

ムシカリ(オオカメノキ)と背景は赤津山方面と思われる
烏帽子岩に取り付く
直射日光もろ浴びではっか油の効果も弱まり羽虫がまとわりつくようになる。ひらひらとギフチョウが舞い足もとに羽を広げてとまってくれた。撮らえようと構えるがシャッターを切ろうとするとひらりとかわされる。まるでこちらをあざわらうかのように。そんなことが3〜4回あった。

キジムシロ?
やや長めの雪堤で4〜5人をちぎり急登と緩登をくり返し山伏峰へ。ここまであがれば、山頂も射程距離。ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、カタクリの彩りの中を稜線漫歩していると見覚えのある人が降りてくる。声をかけると思った通り去年の秋御西小屋で一緒になった新津の人だった。またどこかでとわかれてぽんと山頂に到着。

パノラマビュー

えっ こんなにすんげ眺めだったっけ?梅花皮小屋もはっきり見える〜
こんなに条件の良い日はまれであろうと思える長めがひろがっていた。ザックをおろしとりあえずビールを雪にもぐしうちで詰めてきた弁当を鮪の缶詰をおかずにして食べる。山頂に到着した2人を見て、あれ?と思い確かめると思った通り2週前に銀太郎で会った見附に人とその方の元同僚で今は三重県に住んでいる人だ。先回はJRで来たらしいが今回は5時間のドライブで来たらしい。2人の連れも来ていろいろ話した。

ちょうど正午に山頂を後にする。

山伏峰から 何の芽か?
 

西側から臨む烏帽子岩
 

Image

 

EE KETSU SHITORUNO〜
岩岳近くのブナ林
水場の無いこの山、今がベストシーズンかもしれない。俎倉山登山口の遮断機がおりているからか、ダム近くの湯の平へ続く林道入口のゲートは開放されていた。飯豊主稜線は石転びからと考えているが来週は天狗平までの道が開くのを期待。未踏区間である十文字鞍部と御西小屋の間を歩きたい。

5/22 記