2/12(土)竹ノ倉山はるか手前

天気予報がまずまずだったので、明日は出かけようと思いながら寝たのだけれど、思っていた時間には布団から抜け出すことは出来なかった。時計はすでに8時半をまわっている。向かった先は上川の室谷の手前、名古津。大方山をもくろんでいた。しかしそれはこの時期に行くべき山ではなかった。精神的および肉体的疲労感に包まれる雪道ドライブ。空からはチラチラとぼそぼその中間くらいの雪が降っている。2度ほど除雪車をパスして辿り着いた名古津、どこから取り付くのかも確認できぬままとんぼ帰り。

このままうちに帰ってもなぁ。津川のセブンイレブンで思案する。空も少し明るくなりつつあった。竹ノ倉山だったらなんとか..そういうわけで水沢へと向かう。

水沢集落最奥に駐車し歩きはじめたのが正午。林道は5cmぐらいしか雪はなかった。どこから取り付こうか右の斜面を見ながら進む。作業小屋を少し過ぎたところから入ることにする。スノーシューを着けて杉林へと入る。

竹ノ倉山は遠かった..
はじめはふくらはぎあたりまでもぐるくらいだったが、それでもちょっと進んでは休みといったペースだったのに、斜度も出てくると腰までもぐるようになってくる。まさに雪ん中こざいてます状態。

進まぬ割に消耗する体力。おぉもうけぇーろぜ。ほら上の方に青空見える、もうちといごでば。葛藤しながらも進む。290m付近で小ピークに達する。

兎ヶ倉山、アンテナ(鉄塔)が見えたのでわかった
まだまだ遠くて高い竹ノ倉山
もう少し竹ノ倉に近づこうと試みるもその遠さと高さにあえなく敗退。あとはおのれのトレースを拾いながら下りていった。登りの苦労を微塵も感じさせぬくだりの楽なことよ。もう林道だ。

かなこおり=つららが目を引いたので
ほんのいっときのぞいた青空
水沢川を見下ろす
かなこおりpart2
2/12記