8/28 二王子岳+二本木山

台風が九州の南方沖でゆっくり北上している。だしの風も普段よりもパワフルだ。睡眠不足だった前日は今日の行き先を決めあぐねていたが、山に対するやる気は珍しく高まっていたものの、遠くへは行きたくないと思い、4/11以来の二王子に決めた。

職場に忘れ物をしたので水原経由。R460中浦より右に折れR290松岡を過ぎ八幡を通って天ノ原の信号直進で加治川を右岸に渡る。南俣を過ぎ神社を目指し車を進めていたら突如「!」

赤レンジャーあらわる!
おそらく、おちゃめなお百姓さんが、ウケねらいで立てたであろうかかしだった。

6:35神社着。車はすでに5〜6台は停められていた。朝食を食べたり、用をたしたり、水をくんだり、歯を磨いたり、UVプロテクトローションを顔や腕になすりつけたり、5本指ソックスを履いたりしているうちに、後続の人々が次々と出発していった。

二王子神社の百日紅(さるすべり)
7:37登山届けを記入し歩き出す。

朝日の射す杉木立に導かれ
今回は電池のいらないタイプの高度計を試用。7:56 1合目。8:10神子石。8:13 2合目の水場で数人休んでいる。8:25 一王子。小屋の中も見学。思ったよりこぎれいだった。

8:35 振り返って下界を俯瞰
8:49 イワオトギリ(岩弟切)
9:03 5合目 9:31 6合目

9:40 ミヤマアキノキリンソウ?
9:48 7合目

9:49 はてな?
10:08 8合目。腰をおろしてマルチエネルギーをちゅーちゅーしていたら、上から女の人が駆け降りて来た。「飯豊見えましたか?」「ええ、滝雲みたいなのが向こう側から流れてきていてきれいでした。」一刻も早くそれが見たくなりピッチをあげる。

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涼しい風が頬をなでていく

10:23 奥ノ院跡。

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10:28〜11:08 二王子岳山頂。真っ昼間なので目の前の飯豊連峰はいまひとつ冴えない。夕方だとまた印象が変わるかもしれない。この時に井上さんが大縦走していたと思うと、すごいなぁと思うのと、この青空を共有できたのがうれしい。凍らせて更に保温カバーに入れたビールを開けたら、まだシャーベット状態だった。それでもたっぷりと汗かいたあとだもの、じゅうぶんうまかった。

なにかものたりないのでオプショナルツアーとして二本木山によることにする。

11:08二王子岳山頂発 。距離1kmアップダウン数回で11:32 二本木山。ま、時間と体力が余っていたらよってみたらいかが。とりたててアピールするポイントも乏しいけど。

12:00 9合目、雨量観測施設。Wストックはザックにしまっておりていく。油こぼし先6合目から登路上の土のうは新しい。12:58〜1:15 5合目、独標でおにぎりを食べ休む。

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1:36 一王子。

ミヤマヨメナ:[都忘れ]はこの栽培品種。なるほど葉が似てる
1:48 2合目。潤沢な水が流れている。が、特に冷たいということもない
神子石
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明るい杉林
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2:35 神社着。出湯の華報寺によってしばし極楽浄土の人となる。4:09帰宅。高度計は十分使える精度だと感じた。3合目より上に雪のあった4月とはずいぶんと印象が違った。←あたりまえ。二王子の旬は残雪期と思う。

9/1 追記修正