やはりこの時期、旬な山域として思い浮かぶのは川内だ。去年の秋に行った日本平山、金ヶ谷の徒渉が不安ではあるが行ってみることにした。
「日本平山(1081m)は、一等三角点本点の山である。海側へ45キロの線を引くと多宝山と松ガ崎がある。山側へ引くと飯豊山と博士山がそこにある。早出川水系を囲む川内の山々の外輪山的に、日本平山、矢筈岳、粟ヶ岳をなしながら、地誌類には案外その実際が見られない。国道の往来から遠く離れていたのと、平頂のため目立つ独聳がないからだが、日本平山という素晴らしい山名を独占できたのをもって瞑ずべしてある。」以上、藤島玄著”越後の山旅”より
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8:52山の神 |
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色の濃いイワカガミ |
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はっけ〜! |
準備して虎ロープをたよりに登っていった。湖面が見る見る低くなっていく。そしてぽんと駒の神に着く。10:21
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ひと息入れる、ぜんまい採りの人々 (駒の神にて) |
美しいブナの新緑。ここでハンモックをつるして昼寝したら、、そんなことばかり考えてしまう。雪の残っている所も表れはじめる。ガンガへの登りは休み休み上がって行った。その手前で3人の30代ぐらいの男のグループとスライド。ガンガで引き返すらしい。もったいないと思いつつそれには触れずに少し話す。風が強い。少し下って最後の詰めである。わくわくする時でもある。
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山頂からの眺め (拡大します) |
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飯豊連峰 |
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山頂直下からガンガを臨む |