空は薄曇り、半日で行ってこられるという条件をクリアする所はそう多くない。
とりあえず家へ向けて車を走らせる。五頭方面、菅名方面どちらも似たような空だ。家で支度をすませ、これといった決めてのないまま三川の石戸に向かう。10数分で到着。登山口には誰の車も無い。駐車スペースは石戸川の端に3〜4台ほどしかない。
青空の見える範囲も広くなってきた。ここは去年の秋以来だ。
菱ガ岳登山道南口の標柱脇をゆるく登って行くとすぐにお宮様がある。大山神社だったような?そこを過ぎ進路は左(西)に向き、杉の植林帯の中の道となる。それも長くは続かず落葉樹(木の名前わからない)が混じると斜度もでてくる。
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ときどき、これなんの足跡?というのが道を横切るかっこうでついていた。握りこぶしほどの大きさで、ひづめが2本。偶蹄目って牛の仲間だよなぁ、カモシカこの辺に居んのかなぁ。
ちっちゃいふんも道の中央に転がっていた。
雪の深さはせいぜいくるぶしぐらい。それでも額から汗が流れ落ちる。鳥のさえずりも、沢の音もしない。立ち止まる時に聞こえてくる「ドクンドクンドクン...」おのれの鼓動のみ。
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また改めて来よう。地図読みの勉強にもなりそうだし。