今日は、アコースティック・ギター1本で
細やかな日々の思いや葛藤を歌い綴られている
ギター・プラス・ミーさんのライヴを見に行って来ました。
この一筋縄では行かない、若さ故の屈折や苦悩をたたえた歌詩。
清逸で流れるようなギターと、優しい歌声の持ち主はどんな人なんだろう?と
内心ドキドキしていたのですが、お会いしてみたら
作風とは裏腹?、気さくで陽気な方だったのでちょっとびっくり。
でも、演奏が始まった途端、あの歌声とギターがそのまま目の前に。
「次の曲は、自分が利用できない人間には
平気で唾を吐きかける人間についての歌です。」
など、1曲1曲説明しながら、歌い進んでいった姿が印象的でした。
なかでも少し小振りのアコースティック・ギターをとても綺麗に弾きこなされていて、
耳も目も釘付けに。御自身は独学とおっしゃっていましたが、
手癖で弾き通すようなありきたりなインディーノリのギターや、フォークのそれとは
また一風変わったギターの弾き方には、個人的に興味深いものがありました。
そして、そんなギター・プラス・ミーさんの所属するワンマン経営自主レーベル
FINE TUNING!/オオクボさんのレーベル経営悲喜こもごものお話も面白かったです。
純粋な意味合いでのインディー・レーベルとしての姿勢を貫きながらも、
かと言ってその形態にこだわりがあるわけでもないというお話も良かった。
最後に。k/mさん、今日はどうもありがとうございました。
イベントの成功目指して、お互いガンバリましょう!
(pc壊れてすぐには見れないとは思いますが…。)
※そんなわけで。
目下、そんな彼らに今秋開催予定、
キャッツ・ベリー・レコーズのイベントへの出演を打診中です。
詳細は決まり次第、追って皆様に御報告申し上げます。お楽しみに…。
GUITAR PLUS ME/LIBRARY
卒業したけれど何の資格も無し、僕は何も学んでこなかった。
夢は満たされない。そして金を稼ぐこともできない。
行く場所なんて思いつかない。図書館以外は。
金を払わなくてもいれる所、幾千もの本と自由と共に。
6 3 3 と 4 か 5 それはほとんど空っぽだった。
自活することも出来ない。
行く場所なんて思いつかない。図書館以外は。
金を払わなくてもいれる所、幾千もの本と自由と共に。
友達は成功して、とても遠くへ離れてしまった。
僕は未だにギターなんか弾いてて、一文にもなりゃしないのさ。
行く場所なんて思いつかない。図書館以外は。
平日の午後、僕はこの曲を書いた。これは行く場所がないという歌。
でもこんなブルースを誰が共有してくれるだろう?君?これは宛ても無い歌。
卒業したけれど何の資格も無し、僕は何も学んでこなかった。夢は満たされない。
僕の出番はいつになるんだろう?
行く場所なんて思いつかない。図書館以外は。
金を払わなくてもいれる所。でもこんなブルースを誰が共有してくれるだろう?
君?これは宛ても無い歌。…でも、何となく広まっている!
[2004/07/04 01:25:12]