TITLE:ジェリー・ガルシア 


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NAME: miyata   
どうもありがとう。
やってく甲斐があるというものです。
どの回も、どんな話題であれ、僕の中での興味の度合は等価のものです。
日常にありふれているものは全て、とても古くて、新しい。
お前は本当に「これ」を知っているのか?
「これ」がどう言う事なのか、本当に理解しているのか?
本当に「これ」は「これ」なのか?
という自分への問いかけでもあります。
だから、なんでもこれだとはなから決めてかかるような人は信用しない。
信条です。

[2004/06/02 23:43:55]

NAME: むっち17   
純粋な感想ですが、ホントいい詩をえらんでくるなあ。
毎回、楽しみにしてますよ、むッチは。
[2004/06/02 22:28:26]

NAME: miyata   
ジェリー・ガルシアという人は、グレイトフル・デッド
という偉大な唯一無ニのロック・バンドのリーダーでした。

彼は音楽を通して、誰よりも真摯に、自己と他者とのコミュニケーション
という永遠の課題に真っ向から取り組んだ人物です。
彼の著「A SIGNPOST TO NEW SPACE」という読み途中だった本を
最近ひょっこり、本棚の隅から取り出して読破してみました。

なかなか当たり前で、素朴で、素敵な事を言っています。

「ロックについて」
〜ロックが自分にとって何であるかとは、つまり、自分はいったい何なのかという事。
 
「自分の仕事について」
〜僕は自分の仕事を、フル・タイムの仕事だとは思っていない。
 やっていることは確かに自分の仕事ではあるけれど、僕としては、遊んでいるのだ!

「楽器について」
〜人間の声ほどコミュニケートする力が大きいものはないと僕は考えている。
 最後に残る楽器は、人間の声だ。

「否定について」
〜人は簡単にいろんな事を言うんだ。
 あなたのやっていることは間違っているのだよと言ってよこす人が必ずいるけど、
 そんな言葉を真に受けてはいけない。
 自分自身のヴィジョンに忠実に動く事だ。
 自分はいったいどれだけの事をすべきなのかに関し、自分自身がどう判断するかだ。

「コミュニケーションについて」
〜ロックを中心にした世界は排他的だ。排他的であることはコミック・ブックの
 アーティスト達の世界と肩を並べている。本当は誰もがひとつに繋がりうる
 のだけど、1人1人の小さなつまらない差異が全体的なコミュニケーションを
 難しくしている。共同謀議にとって一番大切なのは一種の信頼関係だね。

「出口について」
〜出口を見つける時には、今の自分が知っている事全てから抜け出ていく事が
 大切なんだ。つまり、自分が何かになっていけるのと同じように、 
 何者でもない存在になっていけるということなんだ。
 そこに1つの決意が生まれる。
 よし、とにかくとことんやってみようという決意が。
[2004/06/01 02:06:58]

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