今日はまた、外で演りました。凄くいい天気でしたよね。
今回はMOSKAMAという、3ピース・ロックバンドのVo./g、
ウチダくんと一緒に行って来ました。いつもはエレキでガンガンやる彼ですが、
今日は、アコースティック・ギター/アンプラグドで演ってもらいました。
場所は新宿中央公園。都庁の真下なのに人通りも程よく。穴場です。
演奏者は日溜まりで三味線を弾いていたおじさんが1人だけ…。
中央の広場ではダンスや太極拳?の練習をする団体がいくつかありました。
ウチダくんはバンドで月2、3回ペースでよくライヴをやっていますが、
持ち歌の大半が、バンド・サウンドでエレキを掻きむしるように歌われる
作りになっているようで、アコギでの彼はちょっとぎこちない感じでした。
それでも、曲本来のメロディや声の良さ(彼はいい声をしている。)が
表に出て来る感じが、聞いていて新鮮でした。
SUMMER TIME BLUES(EDDIE COCHRAN)なんか演り出して、意外だった。
興味を持って立ち止まってくれたのは、お母さん自転車のあとを追っていた
小さい自転車の小さい男の子と、ジャージ姿の女子高校生の一群くらい(笑)。
彼女たちの前で「祈り」を歌うのはなんか気恥ずかしかったので、イントロで
止めてしまった(笑)。ダメだな〜。ホント外で演るのは、気持ちを試されますね。
あと、演奏してるのに話かけて来たキリスト教徒のおばさん(笑)。
「地下鉄の音楽」を「おかまいなしの人たちは〜」って3番目まで歌ってたら、
それこそおかまいなしに、「これから教会に行くところなんです。
良かったら一緒にどうですか?洗礼も受けられますよ?
お祈りしたらきっとたくさんの人が聞いてくれるようになりますよ!」って(笑)。
無視して歌おうと思ったが、フェード・アウト。最初苦情だと思った。
そんな言われ方したら悪い気はしなかったけど、もちろん断った(笑)。
中〜高校生くらいの女の子は、けっこう興味を示してくれてたけど、
たぶん自分らとはまた違った感覚で、そういうのが好きな年頃なんだろうね。
と二人で話していた。恋とスポーツ、お勉強に明け暮れる年頃だものねえ。
それにしても、今はまだまだ到底、無条件に開かれた屋外で演奏する
ということに慣れて行くための練習と言った段階です。
屋外でギターをいじくっているようなものです。
でも、自分の声やギターが外の空気の中に融けていく感じは
気持ちが良かった。終いにはぶらぶらうろつきながら歌ってました。
マイクなしで大きい声で歌うのは、なんだか子供の頃のようで楽しかった。
呑気なもんです。
この路上経験が、自分のバンド活動にもいい影響を与えてくれそうだ
と帰り道にウチダくんが言っていました。彼は音楽を演るという事に対しては
真直ぐで情熱的な人です。パッと見分かりませんが(笑)。
そうでなければ、こんなにライヴをやらないと思う。しんどい事だものな。
なんだか、お互い習慣化して行こうという話になって来ています。
彼とはこの後ボーリングに行くというので別れました。
僕は明日、鎌倉ドライヴが控えているので帰宅。今こうして今回の報告を。
さて。明日久々に運転手なんだけど。大丈夫かなあー?
[2005/03/21 22:06:00]