TITLE:秋雨にギター重いよハックション 


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NAME: miyata   
今、レスを拝見しました。
こちらも遅れてすみません…!
情報ありがとうございます。

そうなんですか…。
僕が注文した本はまだ、なんの連絡もないんですよ。
BOOK FIRSTの検索機で調べたら、この本しか登録がなかったんです。
デカい店鋪なのに、たいした事ないですね(笑)。
神保町の三省堂などを探してみようかと思います。

このあいだ、ゲバラの映画を観ました。パンフレットに
「ジーンズを買うより本を買うことを好む国民が暮らす国、
それが彼(ゲバラ)の理想だったんだ。」という話が載っていて。
いい話だなあと思いました。

タレントとして見ているというお話には、僕も少し思うところがあります。
昨日、羅針盤のライブを観に行ったのですが。
後ろの客が、「ベースの女の人綺麗だったよねー。」とか言っていて。
こういう人たちは、自分からは一番遠い人たちなんだろうな
と思わざるを得ません…。
モノを出している人はみんなそれぞれに本気なのでしょうから、
そういうとらわれ方で売れてしまっている人がいるとしたら
少し可哀想にも思ってしまいます。

モノを出す人、受け止める人の双方がいて、そのシーン?
をいい意味でも、悪い意味でも育てて行くんだなあと、今さらながら思います。

んさんのサイト、良く見させて頂いています。
そろそろ、TARGET EARTH RECORDSのリリースが僕らのお店にもと伺っています。
楽しみにしています。頑張って下さい!
[2004/10/25 14:38:40]

NAME: ん   
遅レスですいません。
彼(中上)の著作では「エルヴィスの死んだ日」というのが
いちばん入手しやすいです。
去年か今年かになんとか賞をとったとかで、でかい本屋だったら置いてあるかも

ウチの家族のことも書いてあってそれはちょっと痛いんですが、、、

去年、すこし本屋でも働いたけど、詩の本なんて売れないんだよ。ホントに。
だから、置いてあっても谷川とかねじめとか相田みつをとかそんなのですよ。
それらをちゃんと読んだこともないんでアレですが、
はんぶんタレントのようなもので、タレント本ってかんじに(買う人は)捉えているのでは、と思います。
[2004/10/22 03:09:51]

NAME: miyata   
今日は、久々にスタジオ入り。

松下さんライヴに向けて、練習をする。
せっかく誘って頂いたのだから、
気持ちを込めて、自然〜に行きたい。

昨日、本屋で中上哲夫さんの著作を探す。

見つからず、検索で出て来た「木と水と家族と」という詩集を注文する。
かわりにケルアック「SATORI IN PARIS」という新訳本を買う。
ケルアック自身が、自分のもうひとつのルーツを訪れた10日間についてのお話。
よくやるくせで、訳者あとがきを先に読んでしまう。

時々忘れそうになるけど、
ケルアックはフランス系カナダ人の両親を持ち、
小学校に上がるまで、フランス語しかしゃべれなかったそうだ。
流暢な英語で誰とでも気軽に話をした社交的な父親のレオに対し、
英語が得意ではなかった内向的な母親のガブリエルは、終生フランス語を話したとか。

社交性と内向性というケルアックの矛盾した性格。
行動性と内向性(瞑想性)、アメリカナイズとフランス性の相克。
ケルアック文学の基本構造になっているという事です。

興味深いです。矛盾、おおいに惹かれます。
ケルアック曰く、

〜人と人の交わり以外のいかなる理由のためにも語られる事のない物語。
それは文学のもうひとつの(そして僕の大好きな)定義〜

この秋は改めて、ケルアックにはまります。
[2004/10/09 02:43:03]

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