TITLE:冬に向かって歩き出そう。 


書き込み欄へ  ヘルプ
NAME: miyata   
今日は盟友むち氏と、新宿某所でキャッツ青空作戦会議。
次回イベントとそのフライヤーのデザイン、ドイツの映画祭、彼の個展等の打ち合わせ諸々…。
彼はいつも僕の話を真摯に受け止めてくれて、こちらの想像以上のモノを実際、形にしてくれる。
いつも余裕がなさそうにしているのに、確実に結果を残す彼はホントウの努力家だと思う。
僕はいつもそのたびに内心歓声を上げてしまう。僕も見習わなくては。冬へ向けていろいろすることが出てきた。

だから景気づけに2篇。

AZTEC CAMERA / WALK OUT TO WINTER

ぼくらは夏に出会い 秋になるまで一緒に歩いた
ぼくらは息がつまるまで話した 言葉の問題だけどね
奴等が何と言おうと そんなのは「若さ」じゃない
ぼくらは真実を見つけた

ジョー・ストラマーのポスターが壁からはがれ落ち
そこには もう何も貼られていない
甘さと苦さ ぼくらはその両方を味わった
それを飲み干して

冬に向かって歩き出そう ぼくはそうする
君は寒さで目覚めるだろう 高原の乾いた空気の中
不思議に思うかもしれないけど
冬に歩き出そう ぼくはそうする
チャンスは 眩しい雪の下に埋まっているんだ

君は食料配給を待つ列の中 ボロボロになって
身を焼くような思いで並んでいる
だから冬に向かって歩き出すんだ 遅れることはない
彼女はいつも待っていてくれる
この時代に 彼等は壁に向かって行進している
だけどぼくは怒っちゃいない 荷物をまとめて
ここから出て行くんだ そして

冬に向かって歩き出そう ぼくはそうする
君は寒さで目覚めるだろう 高原の乾いた空気の中
不思議に思うかもしれないけど
冬に歩き出そう ぼくはそうする
チャンスは 眩しい雪の下に埋まっているんだ


友部正人 / ぼくは君を探しに来たんだ

終電車の町へやってきた スポーツ新聞の町へやってきた
忙しい町へやってきた しなびたみかんみたいな町
それでも値段はとても高い 大きな町へやってきたけど
ぼくの行くところはたったひとつさ ぼくは君を探しに来たんだ
ぼくは海を離れ山を越えてやって来た 話し上手の君にも会いたかったし
ぼくのいない町で暮らしたかったから

子供たちは大通りでとびはねる こじきはいつもの曲がり角に眠る
いつものように横断歩道で数をかぞえ 黄色いスバルは信号無視さ
ぼくは内緒で話しかけてみる ぼくのいない町は自由な気分
だけど答えは返ってこないのさ ぼくは君を探しに来たんだ
ぼくは海を離れ山を越えてやって来た 話し上手の君にも会いたかったし
ぼくのいない町で暮らしたかったから

ある時はとてもいやな気持ち ぼくの景色は自由を失う
君の足は立ち止まりはしない 電話はいつも通じないみたい
ぼくは君にすがりたい気持ち でも笑いかけるのはちょっと待っておくれ
ぼくは今夕暮れの景色に酔っているのだから ぼくは君を探しに来たんだ
ぼくは海を離れ山を越えてやって来た 話し上手の君にも会いたかったし
ぼくのいない町で暮らしたかったから

ぼくは今思い出したのさ 去年のあの素晴らしい夏
ぼくは今思い出したのさ あの素晴らしい夏のパレードを
友達は今も走りつづける 友達は今も眠りつづける
ポケットの中は今もカラッポ ぼくは君を探しにやって来た
でも君はまだ何も答えてはくれない ぼくは君を探しに来たんだ
ぼくは海を離れ山を越えてやって来た 話し上手の君にも会いたかったし
ぼくのいない町で暮らしたかったから ぼくは君を探しに来たんだ
ぼくは海を離れ山を越えてやって来た 話し上手の君にも会いたかったし
ぼくのいない町で暮らしたかったから

[2005/10/12 20:43:31]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る