さっき、たまたまテレビでニュースを見てたら、
アメリカ軍によるイラク人への虐待というのをやっていた。
テレビにはそのイカれた映像が映し出されていた。
僕が最初思ったのは、驚きや痛み、悲しみといったモノよりも
「ほらな、やっぱり。」
と言った類いのモノでしかなかった。
アメリカという国は本当に、戦争をしなきゃ生きていけない国のようだ。
インディアンに突撃した騎兵隊には神が味方。
南北戦争でも北と南に神が味方。
米西戦争にも神が味方。
第一次大戦は皆、訳も分からずとりあえず神が味方。
二度目はオーブンで6万人焼いたドイツ人がいたから?
全てを敵に回しちまった阿呆な日本人がいたから?
でも、日本人にもしっかり神が味方してたんだよな。
でなきゃ、あんな愚かしい真似は出来ないよ。
で、次が始まったらロシア人を憎んでボタンを押すことになってた。
ベトナムではいいかげん皆、気付き始めた。
おいおい、なんかおかしくないか?
さてさて、じゃあお次は?
いまではもう強引。半分やけっぱち。
中東だ。イラクを潰せって?
気をつけろよアメリカさん。イスラムの神は手強いぜ?
上のお偉いサン方だけでさ、やりあえばいいのにな。
双方、弱い立場の人間ほど、食い物にされてゆく。
勝てば官軍か?
これらのことについて、僕みたいな一般市民は何を言えばいい?
ある程度の事は知っているし、知りようもない事は知りようもない。
いつも嘘をついてる人間と、絶対嘘をつかない人間がいるわけでなし。
悪い政府と善い政府があるわけでなし。
悪い政府ともっと悪い政府があるのは誰もが知っているけれど。
僕個人にしてみれば…。
自分で責任の持てない事には、誠実であることもままなりません。
誠実を目指すのであれば。
やはり責任の持てるモノはしっかり責任を持って。
と、いうのが筋ってもんではないでしょうかね?
正直それ自体、一個人にとってはとても大変な作業であって。
僕自身、到底自信を持って言えるほどの事でもありませんが。
人は大勢になると、気が大きくなってバカをやらかすってよく言いますが。
政治の世界がそんな感じにしか見えてこないのは…。
やはり悲しい感じがします。
[2004/05/05 01:26:25]