皆々様、こんばんは。
改めまして…、皆様の御訪問、書き込みに厚く御礼申し上げます。
…何を今さら他人行儀なって感じではありますが。
こうして、皆様の御訪問、書き込みに、僕は偽りもなく励まされている次第であり。
BBS。いつの間にやらこれだけの言葉が実り、本当に嬉しい限りです。
皆様それぞれが、それぞれの思いで書き留めて下さったこのBBS。
これからも、自身の創作や生活の滋養とさせて頂きます。今後とも御愛顧の程を。
そして皆様の日々の生活や心持ちにも、ちょっとした彩りを加えて頂けたなら。
このBBS、冥利に尽きる次第です。
で、今晩はいったい何だい?って話になりますが、今晩の御題はズバリ「喝!」です。
入れないとな!喝。たまには。惰性でやってくわけには行かないんでね。このページ。
で、登場して頂きますは、僕の心のタフガイ。チャールズ・ブコウスキー翁です。
彼が晩年、就寝前等にマッキントッシュに殴り書いた「死をポケットに入れて」から。
最近、僕の中で響いた彼の日記の一節を。
(正直、彼の文章はどれもこれも響くんだけどね!)
自分自身でやめようとしない限り、人に書く事をやめさせるものはない。
本当に書きたいと望んでいる者がいるとすれば、彼はそうするだろう。
拒絶や嘲笑は彼を逞しくするだけだ。
そしてその人間が自らを押しとどめている期間が長くなればなるほど、
ますます強くなっていく。
ちょうどダムに堰止められる水のようなものだ。
書く事によって失うものは何もない。
書く事で、眠っている時にも気力が充実するようになるだろう。
虎のような足取りで歩くようになるだろう。
瞳を熱く燃え上がらせ、死に面と向き合うようになるだろう。
闘う人間として死ぬことになり、地獄で称えられる事になるだろう。
言葉の巡り合わせ。
それでどんどん進めていくがいい。
暗闇の道化役者になるのだ。
こいつは面白い。
こいつは可笑しい。
新しい行がまたひとつ…。
Charles Bukowski/91/09/26/12:16 AM
私は誰と競い合っているわけでもないし、
不朽の名声に思いを巡らすような事もまったくない。
そんなものはくそくらえだ。
生きている間に『何をするか』が問題なのだ。
太陽の光が燦々と降り注ぐ中、ゲートがぱっと開かれ、馬たちが光の中を疾走し、
所属の厩舎の派手な色の服と帽子を纏った小さくて勇敢な悪魔たち、則ち騎手たちは、
誰もが勝利を目指し、見事に自分のものにする。
行動と挑戦の中にこそ栄光はあるのだ。
死などどうだっていい。
大切なのは今日、今日、今日なのだ。
まさに然り。
Charles Bukowski/91/11/22/12:26 AM
私たちは紙切れのように薄っぺらい存在だ。
私たちは何割かの確率で訪れる運に頼って一時的に生きているに過ぎない。
このかりそめだという要素こそ、
最良の部分でもあり、最悪の部分でもある。
山の頂上に座って何十年も瞑想に耽ることは出来ても、
それで何かが変わる事にはならない。
全てを受け入れられるように自分を変える事も出来るが、
それも間違ったことなのかもしれない。
たぶん私たちはあれこれと考えすぎている。
もっと考えないようにして、もっと感じるのだ。
哲学者たちにとって一番大切な問題は、自分たちの言葉に人間性を与え、
より理解しやすくしなければならないということだ。
そうすることで、思想は輝きを増し、さらに興味深いものとなる。
彼らはこの事を学んで来たのだろう。
簡潔さこそが鍵なのだ。
Charles Bukowski/91/12/09/01:18 AM
[2004/04/18 21:55:22]