TITLE:私たちの青よ。 


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NAME: miyata    URL
今晩は、中村まりさんのライヴを観に行く。

今回二度目も、場所は前回と同じく恵比寿、switch。
マーティンのアコースティック・ギターと、
いくつかのキーのハーモニカ。あの歌声。

いかに、慕う歌い手たちの奏でる音楽により近づつ、同時に引き離すか。
その途上にある脇道に脇目も振らず、真っすぐひたすらに歩き続けるか。
そんな純な気持ちにさせられる、清冽な誇り高い歌の数々。
敢えて英語で歌われるその歌は、様々な意味を内包しながら地平線を眺めやり、
何処までも音楽的に、土煙を拭い去る路上の風のごとく響く。

興味をもたれた方は是非、一度そのライヴに足を運んでみて下さい。
多くを求めて、永遠に何も得られない音楽のそれとは、一線を画する音楽です。

ご本人から、自分が働いている店でCDがたくさん売れていることが
話題になっていた。と、言うお話が聞けたのが嬉しかった。

こういう中身のある音楽が売れる世の中になってほしい。と、切に思います。

次回ライヴは、

7月18日(月、祝) 下北沢440

7月31日(日) FUJI ROCK FESTIVAL’05
苗場スキー場 AVALON FIELD 「GYPSY AVALON」ステージ 

との事です。

MARI NAKAMURA/OUR BLUE

やがて時は経ち 
もう旅立ちの時
誰に言われたわけではないのに 
迷いを連れて行かぬように
鞄の中身を空にしたのかい 
私はどこに居るべきか分からないよ

山を越えて 
雨の上
あなたの飛行機が今その青い空に届く
虹の下 
私の船が行く
その下に私も青い海を感じる

そして今日という日は動き出すだろう
そう遅くはないうちに 
何故なら変わるのはあなただけではないから
一人の友が町を去ったとき
彼女の代わりはいなかった
物事はどうにか移り変わっていく

私たちの青よ
私たちはその青の向こうを覗こうとしている
なんて寂しげな道を行かねばならぬのだろう
ああ、私たちの青よ 
それは私を導いてくれるのか
あの時をもう一度見つけられるところへ

あなたはまた夜を過ごすだろう
言葉少ない夜を 
言うべきことが見つからなければ
何も説明する必要はない
恐れる必要もない
こうなることが自然だったと思うならば
[2005/06/21 01:36:50]

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