TITLE:歌を歌うんだ。僕は僕だから。 


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NAME: miyata   
今日はウィリー・メイソンを観に行った。

彼はまだ、弱冠19歳のシンガー・ソングライター。
ブライト・アイズのコナー・オバーストが惚れ込んだんだそうだ。

ステージに出てきたところは、
なんだか学校上がりに速攻ギターだけ部屋に取りにいって駆けつけたような、
気取らない雰囲気だった。
弟のドラマーと一緒に。

でも出てきた音楽は、たっぷりロックしてた。
ピックアップ取り付けたアコギでガンガン歌ってた。
伸び伸びと。こちらの気持ちを促す、確かな存在感。歌に。

「ミュージシャンが自分達のために演奏していて、
それをとても幸せそうに感じているような音が好き」
ってライナーに彼の言葉が載っていたけど、確かにそういうライヴだった。

歌を歌うんだ。僕は僕だから。
何かに囚われて生きて行くなんて、まっぴら御免だ。

彼の歌を聞いてると、僕はそんな言葉を僕の裏っ側から聞いた。

WILLY MASON/GOTTA KEEP MOVING

走り続けるんだ
走り続けるんだ
走り続けるんだ
心に問題を抱えていても

僕が遠くに行くと君は僕を呼ぶ
僕が遠くに行くと君は僕を呼ぶ
僕が遠くに行くと君は僕を呼ぶ
だから今はここにいさせてくれ

こんなに冷たいベットじゃ眠れないんだ
こんなに冷たいベットじゃ眠れないんだ
こんなに冷たいベットじゃ眠れないんだ
君は瞳を閉じて頭を向こうに向ける

一発の銃声がストリートに響き渡る
一発の銃声がストリートに響き渡る
一発の銃声がストリートに響き渡る
そして僕たちはここで食事をするんだ

走り続けるんだ
走り続けるんだ
走り続けるんだ
心に問題を抱えていても

今夜僕はここから去っていくよ
今夜僕はここから去っていくよ
今夜僕はここから去っていくよ
思い出が君のかわいいかわいい顔を彩る

〜帰りに、職場のバイトの人が辞めるというんで、
誘われてその飲みに行ってみた。
薄っぺらい話しかした事のなかったその人は、
実はヘンリー・ミラーやケルアックやポール・オースターが好きで、
アイヌや日本神話の土地を旅したりもしていたそうだ。
やっぱり、人は話してみないと分からないものだなあ。
[2004/11/30 01:46:33]

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