TITLE:ニキ・ド・サンファル展 


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NAME: miyata    URL
今日は、次回のイベントで写真を展示してくれる友人と、
軽く下見とフライヤー渡しへ、フライング・ティーポットへ行って来ました。
洞主(店主)の方が穏やかな方で、居心地の良さは、第二のペンギンハウスという感じでした。

>むっち90号殿、
Xuzhen Ting(除)君のサイト、今改めて見てます。
お世辞抜きで、スゴくクールだね。特に絵本のイラスト。
ちょっと、俺らのストライク・ゾーン突いてないか(笑)?

China Academy of Art(中國美術學院)での上映決定もめでたいね〜。
去年はドイツ。今年は中国!俺らの絵と音がまた国境を越えるんだね。

さて、ライヴだー。
[2006/05/22 23:15:09]

NAME: miyata   
あんまり転載ばっかだとつまんないんで、
なるべく自分の言葉で書いた方がいいよ。
評論家の文章はどこでも読めるからね。

お!中国でもやるの?どんどん行って下さい。

ライヴ終わるまで、感想書く暇はないな。
昨晩、ライヴの出番直前に曲を書いてる夢を見たからなあ(笑)。
ギターも帰って来たし、歌のことだけ考えたいね。
[2006/05/22 12:15:41]

NAME: むっち90    URL
ニキの説明は俺のコメントではないんで、ご了承を。(転載です)
ところで、展示はどうだったのかな?
感想が聞きたいですね。よろしく。

先日、映画祭の友人Xuzhen Ting(除)君からメールがありました。
中国の大学China Academy of Artで、
アニメーション作品ミームが上映されるそうです。作品に関する説明を英語で求められ、
訳しにかなり苦労してしまったよ。
音源はKyonosuke Miyataです。
[2006/05/22 11:42:15]

NAME: miyata   
「自らの芸術に殺された」というよりも。むしろ。
「自らの芸術を糧として生き続けた」という感じがするなあ。

芸術という手段を見つけていなければ、彼女は人生の大半を精神病棟で過ごし、
本物の自分の人生を生きることは叶わなかっただろうと、懐述しているしね。

彼女は、恋人たちでもあった男性たちとも闘い、
自分自身の内面とも闘い続けた。自分自身が内包する葛藤や矛盾
との折り合いをつけ続けるための、必死の創造だったのだと思います。

犠牲者を一人も出さない、孤高のテロリスト。死と再生の女神。
[2006/05/22 01:21:37]

NAME: むっち89    URL
『私はテロリストになる代わりにアーティストになった。』
そんな声が聞こえてきそうな、銃を構えたポスターが有名だ。

現代を代表する女性彫刻家ニキ・ド・サンファーレ。おしどり夫婦で有名だった夫、
スイス人の彫刻家ジャン・ティンゲリーと共作したパリのポンピドゥー・センター広場の
噴水を思い浮かべる人も多いだろう。
 
ニキを世界的に有名にしたのは、1966年ストックホルムの近代美術館で展示した
世界一巨大な娼婦だ。この横たわる巨大な女性像「ホン(彼女)」は長さ27メートル、
6トンもあり、開いた足の間から胎内を巡れるようになっている。
「ホン」の膣のトンネルを10万人の訪問者が通り抜けたという。 
この肥大化した彫刻は女性を第一線から退ける社会への批判でもあった。

ニキの名声を確かにしたものは「ナナ」シリーズだった。
巨大な極彩色の女性像は時として天使だったり、女神だったりするが、
いつも宙を浮いているように見える。この豊満な体は妊娠していた友人を見て思い付いたという。
ナナによって彼女は男達が支配する世界にしなやかに抵抗している
エネルギー溢れる女性像を創造したのだ。
ペーター・シモーニが撮影した彼女のドキュメンタリー『美しい獣(ひと)』(1966年)
でニキは「男性はとても創造的です。工業時代の様々な機械を作りましたが、
世界をどうしたら善くできるかなどといったことは想像できないのです」と語っている。
ニキは自らの芸術に殺されたとも言える。

ポリエステルの像を作る際に出るガスが原因で
患った肺の病気で2002年5月享年71歳で亡くなった。

興味のある方はぜひ。
[2006/05/20 22:25:45]

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