TITLE:15年間封印されたメロディー。 


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NAME: miyata    URL
リーゼントキメた、ハンブルク巡業時代辺りのビートルズのことかなあ…?
5人時代のビートルズの時期だよね。僕はピート・ベストのことはほとんどよく知らないんだけど。

絵が上手くて、ベースが下手だったって言う、スチュアート・サトクリフは印象に残ってます。
「バック・ビート」って映画を、6、7年くらい前にヒロに借りて観て知ったんだけど。
21歳の若さで脳出血かなんかで死んじゃったんだよね。ちなみに、スチュの恋人だった
アストリット・キルヒヘルは、後に「リヴォルヴァー」や、「アンソロジー」の
ジャケット・デザインを手掛けることになるんだよね。彼女がマッシュルーム・カットに始まる
ファッション・コンセプトの発案者とも言われてるのも有名な話。
そう言えばその映画、ピートの記憶…。ないなあ…?

ビートルズはリヴァプールじゃホンモノの不良だったって説があるね。ケンカっぱやくて。
「ビートルズが出演するクラブは、荒くれ労働者や売春婦のたむろする、
非常に猥雑な場所であった」って話だよ。逆にローリング・ストーンズは、
中流階級出身のおぼっちゃんたちで、メンバーはバンドが成功しなきゃ、
学校卒業して就職する予定だったっていう。
(イギリスはキッチリした階級社会だしね。サッカーか仕事でダメなら、バンド組むしかないっていう。)
それで、その後の彼らの歩みを見ると対照的で面白いんだよね。

不良は良いコに憧れ、おぼっちゃんはワルに憧れるという。
隣りの芝は青いというか…。
ジョン・レノンなんか、晩年はまるで聖人のように純粋だったけど。
ストーンズは、今やワルモテ親父街道まっしぐらだもんね(笑)。

ウチ、BS観れないんで再放送は録画で貸してよ。
今なら素直に、ビートルズにもハマれるかもしれないしね…(笑)。
[2005/08/23 01:15:09]

NAME: むっち75   
「ピート・ベストのライブを見なければ、ビートルズを知っているとは言わない。」

BSで今しがた、ビートルズ誕生のドキュメンタリーが放送されていました。
かなり、知らない事だらけでビックリしたよ。
(もっとも、宮ちゃんなら知っているかもしれないが…)
デビュー前のメンバーとデビュー後のメンバーが何故変わったのか。
ピート・ベストの絶大な人気。
リンゴを投入した大手レコード会社。
メンバーのデビュー前の確執。
髪型と服装の変化。
客と喧嘩し、ステージで唾を吐き捨てるジョージ。

メジャーデビューという華々しい情報の影に隠された真実。
かなりショックでした。
再放送をチェック!
[2005/08/22 21:46:02]

NAME: miyata   
「本物の歌を作りたかったんだ。例えば幸せな時でも悲しい時でも、
心にメロディーが浮かんでくるような。」 1990 L.A.メイヴァース

この発言から15年が経った、2005年。THE LA'Sがあり得ないはずの来日単独公演を実現しました。

本来観れるものではない。と思っていたモノが観れたというのは、嬉しくもありなんだか不思議な気持ちです。
僕が高校生の時にその存在を知った時にはもう、名盤1枚で解散した最強短命型バンドという認識でした。
リーダーであったリー・メイヴァースの足跡は、人から聞く話じゃ、イッちゃって宇宙人と交信してるとか
そんな話ぐらい…。とにかくモノ凄い完璧主義者で、アルバムが全然ダメだったからもうやらないって話で。

なんで15年間も完全沈黙で、今回突然の完全復活なのか全然知らないわけですが。やっぱりそれでも。
「THERE SHE GOES」を生で聴けたのは、とんでもなく良い経験になりました。気持ち昂りました。
この曲は、今まで相当聴いて来たけど、何千回聴いてもずっと好きでいられるんだろうなと僕は思います。
なんなんだろうねこの曲は。音楽に魔法っていうものがあるなら、この曲は本当に魔法の曲だと思う。
たとえ何かの天啓だったのだとしても、こんな曲を書いてしまったら…。もうヤメてしまおうと思うのかな?

ライヴは、もちろん唯一のアルバムから相当数演奏していました。そのアルバム分しか曲がないしね。
リー・メイヴァースは、当時アルバムの出来にかなりムカついていたそうですが、ライヴは
かなり当時のアルバムの音像に忠実であったように感じました。曲間を空けず、メドレーのように畳み掛けて
演奏して行くところもアルバムそっくり。リーのダミ声は、枯れたアコースティック・ギターの音に
絡みついた蔦のようで、流石はリヴァプールの血統を継ぐバンドだと思った。(ジョン・パワーの方が、
明らかに歌もパフォーマンスもこなれているのだけど笑。)リーはとにかく、真面目に演奏していました。

ちなみにオアシスはデビュー当時、ノエル・ギャラガーが「ラーズが始めたことを継続したい」
と公言。(もっと頑張ってほしいなあ。オアシス。僕はあのだらしなくて、性根悪そうな感じが、
小ギレイにインテリ気取ったブラーなんかより、全然ロックな感じがして好きだった。
自分的には今でもオアシスは応援してるのだけど。もっともっとビックになっても、もの凄くいい曲書く
バンドがいたら。それほど痛快なことはない。それこそ、ビートルズみたいに。)
去年、朝霧で観たスタンズも目指す地平が似ている気がするので、ラーズのようなバンドに成長してほしいな。
(でも、リーの場合は、キャプテン・ビーフハートとジェームズ・ブラウンが大好きで、
あんな名曲書いちゃうってトコが、天才たる所以でもあるんだろう。)

アンコールで、「THERE SHE GOES」をもう一回。ラストは彼らのアンセム、「MY GENERATION」。
客層は、サマーソニックのノリを引きずってる感も否めなかったが。やっぱり、新曲が聴きたいなあ!
仮にラーズが今、本気で動き出したら絶対、ブリティッシュ・ロック・バンドは面白くなると思うのだけど。
だってこんなに楽曲の良さが最大の強みってバンドいないじゃないか。本来、バンドってそうあるべきだろ?
いつまにか、みんな違うトコロで必死こいてキャラ付けしてるみたいだけど。俺、別にいいよ。メンバーの
性格がどうとか、誰は誰より発言が知的だとかさ。ロック・バンドは芸能人でも、識者でもないでしょ。
曲が良ければいいよ。でムカつく発言してみたりさ。(逆はあるけど。)スコットランドのバンドみたいに、
イングランドのバンドも曲で勝負出来ないのかね。ビートルズはそれを教えてくれたんじゃないのかなあ?

ラーズを観てたら、なんかそんな気がして来てしまった。自分が古いバンド、SSWを聴いたりして、
最近のロック・バンドでハマれるバンドがなかなかいないっていうのも、その事とも関係がありそうだ。
ラーズは1枚出した時点で絶対、ビートルズとタメはってたと思う。
聴いてると、自分も曲を書いてみたいなあって気持ちにさせてくれるバンド。
やっぱリーさん、あんたが立ち上がらないと!

THE LA'S/TIMELESS MELODY

メロディがいつも自分の中で聞こえてくる
思いついた時に 頭の中の鎖を解き
そのメロディが和ませてくれる 時間の存在をも消してくれる

時間の心の中を覗いてごらん 何が見つかるか分かるかい
さあ、心を開いて…

言葉までが僕を裏切る こんな風になってしまった僕を見てくれ
自分が言いたいことが言えないんだ だから僕の言葉はただの言葉として受け止めてくれ
世の中が本当の僕を見ることができたなら 言葉なんか捨ててしまうのに

自分の目で物を見ることができるなら 何が見えてくるか分かるかい
さあ、心を開いて

THE LA'S/THERE SHE GOES

彼女が通り過ぎていく 再び 僕の頭の中を通っていく

この変わらぬ気持ちは 抑えることなどできない

彼女が現れる 再び現れ 僕の血管の中を走っていく

この変わらぬ気持ちは 抑えることなどできない

彼女が通り過ぎていく、再び
僕の名を呼び、僕の電車を引いていく
他の人では僕の痛みを消すことはできない

この変わらぬ気持ちは 抑えることなどできない

彼女が通り過ぎる 再び 僕の通る道を走っていく

この変わらぬ気持ちは 抑えることなどできない

[2005/08/16 01:27:57]

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